「部屋を片付けたいのに、物が捨てられない」
物を捨てられない人は、以下の3つのことを考えてしまうことがほとんどです。
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ですが、どれもものを持ち続ける理由にもなりません。
当記事では、全97点の持ち物で暮らすミニマリストである私が、断捨離するための3つの思考法を紹介します。
物を捨てられない人が知りたい断捨離するための3つの思考法
思考法1. 「もったいない」は「もったいなくない」
日本人の深い部分に根付いている「もったいない」という価値観。
「まだ使えるのだから、捨てるのはもったいない」
ですが、この「もったいない」という価値観は、モノの値段がいまよりもずっと高かった時代に根付いた価値観です。大量生産の時代すら通り過ぎ、モノが飽和している現代において、程度のいいモノでもかなり安く手に入ります。
クローゼットに眠っている首元がびよびよに伸びたTシャツをまだ使えるからと取っていいても、ユニクロに行けば新品のTシャツが500円で買える時代です。
そのため、「捨てるのがもったいないなあ」と感じるモノは、簡単に代替えできるかを考えるといいです。
簡単に代替えできるものならすぐに捨ててしまえばいいし、逆に値段がつけられないようなものなら捨てずに残したほうがいいかもしれません。
思考法2. 「いつか使うかもしれない」の「いつか」は訪れない
モノを捨てようとしたとき、「いつか使うかもしれないから」という考えが頭をよぎります。
- 2年前に着ていた服
- 資格をとるために買った参考書
- 衝動買いした家電製品
まだまだ使えるもので、いつか出番がくるかもしれないと思うと、なかなか捨てられないものです。
ですが、しばらく着ていない服をこの先着ることはないし、以前に勉強して挫折した資格の参考書をもう一度開く日は絶対にきません。
これは、断言できます。
一度、離れた気持ちはそう簡単には戻らないものです。
もし、「やっぱり必要だった!」と気がつくのは、それはモノを手放したときです。
つまり、一度モノを手放すことでしか、本当に必要なものかどうかは分からないモノです。
そして、大概のモノはなくても困るものではありません。
そのため、「いつか使うかもしれない」の「いつか」が訪れることはないので、躊躇せずに捨てていいです。
もしかしたら、また必要になるときがくるかもしれませんが、そのときに改めて買い直せばいいだけです。
例えば、2年前にTOEICの勉強のために参考書をたくさん買ったけど、途中で諦めて参考書が眠っている。2年後に、また英語を勉強をする気になったけど、2年前の参考書ではやる気は出ませんよね。情報だって古い可能性が大いにあります。
つまり、使っていないモノはどんどん捨てて、また必要になったときに買い直すほうがずっと合理的ということです。
思考法3. 「高かったから」は所有する理由にならない
高い買い物だったがゆえに、手放せないことがあります。
ですが、値段の高さがものを所有する理由にはならないと思います。
どれだけ値段が高いものでも、好きになれなかったり、使いこなせなかったりするものはあるものです。
そのため、モノの価値を「値段」の尺度だけではかるのではなく、「自分が好きかどうか」で判断するのがいいと思います。
好きならいつまでも大切にすればいいし、好きじゃないなら、値段に関係なく処分したらいいだけです。
とはいえ、値段が高いモノは、あなたにとっては価値がなかっただけで、市場では価値のあるモノである可能性は高いです。そのため、捨ててしまうのではなく、売ることをおすすめします。
最も高値で売れる可能性が高いのは「メルカリ」だと思うので、値段の高いものの断捨離には一度試してみるといいです。
関連記事:メルカリでお金を稼ぎながら断捨離する具体的な手順【まとめ】 |
最後に
物を捨てられない人に向けて、ミニマリストが実践する断捨離するための思考法を紹介しました。
当記事をまとめます。
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断捨離がうまくいかないのは、「テクニック」の部分よりも、「考え方」の部分が大きいと思っています。
「ものを捨てることはもったいない」という思考のフィルターを外して、少ないモノで暮らすことのメリットを知ることが、断捨離で成功するカギになると思います。
関連記事:ミニマリストになる意味って?モノを持たない暮らしのメリット。 |
以上
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