「今の現状に満足できない。自分を変えたい。」
自分がもっと自分らしくあるためには、今の環境を変えることが絶対に必要になると思います。
しかし、脳は変化を嫌うものなので、なにか新しいことを始めようとしたり、未知の環境に飛び出すことにブレーキを踏むように指示を送るようにできています。
よって、環境を変えることは怖いものなのです。
ですが、やっぱり自分を変えるには環境を変えるしか方法はないと思っています。
私自身、これまでの人生で迷ったときはいつも、慣れた環境を手放して、新しい環境に身を置くことを優先してきました。大学時代に1年間休学をして海外放浪をしたり、社会人4年目で未経験職種への転職を経験したり、です。
他の人からみたら大したことではないかもしれませんが、私にとってはとても大きな選択で、怖くて怖くて決断するまでに吐きそうな夜を何度も過ごしました。
ですが、そんな環境を変えることにビビりまくった時、いつも考えるようにしていた「ひとつのこと」があります。
「環境を変えるのが怖い」と感じた時に私がいつも考えること
慣れた環境を捨てるのが怖いと感じるとき、私はいつもこう考えるようにしています。
「お前が今しがみつこうとしている環境は、また戻ってきたいと思える場所か?」
ということです。
今の環境を捨てて、新しい環境に身を置こうとするとき、「失敗するのが怖いし、別に今のままでいいかな」と妥協してしまいそうになるものです。
人間なんてそんなもんだと思います。
ですが、もし、その環境を手放すことができたとして、もう一度同じ場所に戻ってきたいと思えるか、ということを考えるようにしています。
もしも、もう一度戻りたいと思えるような環境であれば、その環境は手放すべきではないと思います。一度、手放したものは基本的にはもう二度と取り戻すことはできないからです。
ですが、「環境を変えたい!」と思った人であれば、もう同じ場所に戻りたいとは思わないはずです。「もう戻りたいと思わない場所に、これからもしがみついて生きていくつもりか?」と自分に問いかけます。
すると、自ずと答えはひとつしかなくて、ビビりながらも環境を変えることを選ぶことができました。
人は月日ととも変わっていく生き物だと思います。
今の環境に飽きてしまったり、もう嫌だと感じるものです。そのため、今の環境がもう一度戻ってきたい思えない場所なら、新しい環境にどんどん移り変わっていくほうが、よっぽどいいと思えてきませんかね。
いつでも環境を変えられるように少ないモノで身軽に暮らすといい
とはいえ、慣れ親しんだ環境を捨てて、新しい環境に身に置くには、精神的な問題以外にも、物理的な問題もつきまとうと思います。
分かりやすいのが、転職です。
もし、会社を変えたいと思った時、会社を変えるという精神的な不安以外にも、住む場所を変えるという物理的な負担がかかります。
そんなとき、いざ環境を変えるようとしても、自分の両手ではとても持ちきれないほどのたくさんのモノに囲まれて生活していたら、どうしても動きは鈍くなってしまいます。
そのため、いつでも環境を変えられるように、不要なものは断捨離して、少ないモノで身軽に暮らすといいです。
引っ越しの手間が大幅に少なくなるために、住む場所を変えることにそこまでの抵抗感を覚えません。このように、物理的なハードルが低くなるだけでも、「環境を変えるのは怖いけど、いっちょやってみっか!」と、踏ん切りがついたりするものです。
モノで溢れた暮らしをしている人は、知らず知らずのうちに自分で自分の首を絞めてしまっているかもしれません。少ないモノで生きていくことで、ずっと精神的にも、物理的にも、もっと身軽に気軽に生きていけるかもしれません。
関連記事:身軽に暮らすための断捨離のコツとは? |
最後に
「環境を変えるのが怖い」と感じるときに私がいつも考えることを紹介しました。
当記事をまとめます。
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環境を変えたからといって成功するとは限りません。
ですが、環境を変えないと選択をして、失うものもあることを認識するべきです。
それは、未来の自分の可能性です。
「環境を変えたい」と強く思ったときというのは、自分が次のステージに進もうとしているサインだと思うので、ビビらずに前に進む決断をしたほうが、自分のことを好きになれると思います。
以上
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