『苫米地博士の「知の教室」』という本を読んだのですが、「時間は未来から流れている」とのこと。
「スピリチュアル的なあれね」とスルーしそうになったのですが、よーっく考えてみれば、「たしかに、そうかもしれないなあ」と思えてきました。
「昨日これだけ勉強したから東大に受かった」という過去の事実が未来に繋がるのは、なんだか時間が断絶された印象を受けます。なんというか、時間がワープしてしまったような不自然さを感じます。
一方で、もし時間が未来から流れているのだとしたら、「東大に受かる未来から、1年後はあれをやって、半年後はあれをやって、明日はあれをやる」という流れになるはず。こっちのほうが、よっぽど自然です。
そして、ここで重要なことが、「未来のことが分からなくても、どこかの未来からは時間が流れている」ということ。
どこかの未来から流れてきた明日を迎えるわけですが、「その未来がどこから流れてきているのか知らないのはやばくね?」と痛烈に感じた次第です。
「あわよくば、理想の未来にたどりつけるんじゃね?」といわけで、私が行きつきたい未来をきっちりかっちり言語化しておきます。
(これで心置きなく明日が迎えられるわ)
『苫米地博士の「知の教室」』はKindle Unlimited |
未来の自分の姿を丸一日かけて真剣に考えてみた
というわけで、脳内お花畑状態で40歳の自分の姿を想像したいと思います。
10数年後のおれは…
1. 午前中のみ働いている
週5日フルタイムでの働き方をやめて、頭がよくまわる午前中の時間だけ働いている。
週7日労働でもいいし、朝は4時や5時起きの超早型でも問題ない。とにかく、1日の労働時間を圧縮して働いている。
仕事が終わったら昼ごはんを食べる。
ひとりで食事はしない。奥さん・友達・仕事仲間、だれでもいいからゆっくりと会話を楽しみながら食事をする。お店で食べてもいいし、自分たちで料理してもいい。
午後からは小説読んだり、アニメを見たりと娯楽を楽しんでもいいし、お金にはならないけど誰かの役に立つことをしてもいい。働き方や生き方といったことを、若い世代に伝えるメンター的なことをできるとなおいい。
夜は自分たちで料理を作って、家族の「今日の1日」の話を聞きながらワインを飲む。そして、眠たくなったら寝る。
2. 好きな場所で働いている
決められた場所で働くことをやめて、自宅やカフェなど好きな場所で働いている。
誰かに自分の住む場所を決められるようなことはない。
働く場所に縛られず、飽きたら住む場所を変えられるのが理想。賃貸のほうが都合がいいかもしれないが、お金があるなら都会にひとつ拠点を持って、あっちいったり、こっちいったりできると最強。
3. 都会に住んでいる
歩いて行ける距離になんでも揃っている場所に住んでいる。つまり都会。
日本、海外どっちもでいい。
ただ、利便性が高く、おしゃれな本屋や雑貨屋があり、若い人が多く活気のある街に住んでいる。電車に乗って1時間くらいできれいな海がある場所だとなおいいい。
4. 友人と近くに住んでいる
自分の友人の家族、奥さんの友人の家族など、いくつかの家族単位でリアル世界の小さなコミュニティを形成する。
そのためには、どこかの都市部で同じマンションに住んでもいいし、歩いて10分くらいの場所に住んでもいい。
それぞれが時間に縛られない働き方をしていて、お昼ご飯を一緒に食べたり、平日の昼間に集まってBBQをしたりする。子どもたち同士も仲がよく、家族単位で出かけたりもする。
5. ムキムキのおっさんをしている
「ダンディなおっさんですね」と初対面な人に褒められるカラダでいる。
代謝がよく、冬でもTシャツ1枚でいられるようなマッチョだ。
徒歩10分以内にマッチョが多い活気のあるジムがあり、毎日~2日に1度の頻度で通ってウエイトトレーニングをする。友達と合トレができる環境であればなおいい。
6. 結婚して子供を育てている
30代のうちに結婚をして、子どもがいる。
奥さんは自分とは正反対の性格の人で、人当たりがよく、誰とでもすぐに打ち解けてしまうような人だといい。働くことが好きで、活動的な人だとなおいい。
子どもは女の子と男の子が一人づつ。お姉ちゃん、弟の順番だと完璧。元気があって、人の痛みが分かる人に育ってくれたらいい。
最後に
未来の自分の姿を丸一日かけて真剣に考えてみました。
ニヤニヤしながらキーボードを叩いたのは、このブログを立ち上げてから初めての経験だったかもしれません。
「時間は未来から過去にむかって流れている」
これは事実だと思います。
そして、自分の人生を自分が納得して生きるためには、この事実を自分の中で腹落ちさせることが大切なのでは?
そういう意味でも、「頭の中で考える」だけではなくて、自分の言葉で「文字に起こす」ということはやってよかったなと思います。
苫米地氏の多くの本はKindle Unlimitedで読み放題対象になっているので、何冊か読んでみるといいですよ。読書体験の面白いところは、本を通じて他人の思考が自分に流れ込んでくることです。
これまで自分にはなかった視点や思考を持てるかもしれません。
『苫米地博士の「知の教室」』はKindle Unlimited |
以上
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