人生の幸福度の90%くらいは人間関係によるものではないでしょうか。
- 職場の人間関係がよければ仕事も楽しい
- 人間関係がよければ仕事もうまくいく
- いくつになってもバカできる友達がいる
- 一緒にいるだけで心が安らぐ恋人がいる
仕事も、プライベートも、恋愛も、いい人間関係があってこそ楽しくなるものです。
一方で、人間関係は人生の90%くらいの悩みの種でもあると思います。
つまり、周囲といい人間関係を築けるかどうかは人生の幸福度に大きく影響するというわけです。
そのため、人との関り方のポイントを知っておくことはとても重要だと思います。
当記事では、友達3人と1年間のルームシェアを通じて学んだいい人間関係を築くポイントについて紹介します。
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いい人間関係を築く3つのポイント
どれだけ仲のいい友達同士であったとしても、他人同士がひとつ屋根の下で暮らすことは相当ストレスが溜まるものです。
育った環境、価値観の違いによって、ひとつひとつの事象に対する捉え方が人それぞれ全然違っています。
「ルームシェアをすると友達を失う」とよく言われることにも頷けます。
それでも私たちが1年間のルームシェアで一度も喧嘩することなく、解散後もずっと仲がいいのには、価値観の異なる3人共が同じポイントを学んだからだと思っています。
そのポイントを整理すると3つあります。
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どれも些細なことですが、意外とこれらが自然とできる能力が備わっている人は多くないと思います。
1. 小さな気遣いをすること
まず一番大切だと思うこと。
それは、小さな気遣いをすることです。
気遣いが自然にできるようになると、価値観の異なる人との隔たりを埋めることができます。
「でも、そもそも気遣いってなに?」という話になりますが、私は以下のように定義しています。
気遣いとは、他人の気持ちを想像することです。
「これをやったら喜んでくれるかな」
「これをやったら不快な思いをするかな」
自分の価値判断基準ではなく、「相手がどう思うかを想像すること」が大切。
人間誰だって、自分のことを大切に思ってくれる人のそばにいたいものです。
また、気遣いとは誰も見ていないところで自ら進んで行うことでもあると思います。
私とあなたという関係のためだけでなく、「こうすればもっと気持ちよく過ごせるだろうな」というように、誰のためでもないけどきっと誰かのためになることをする。
職場であれば落ちているゴミを拾ったり、家庭であればトイレ掃除をしたり。
誰も見ていないかもしれないけど、これも他人を大切にすることと同じです。
▼「ANAの気づかい」という本は、気遣いについて知るために最適
2.感謝を言葉にすること
感謝ってやっぱり大切です。
そして、大事なことは、「言葉にして相手に伝えること」です。
どれだけ心の中で「ありがとう」と思っていても、それを相手に伝わる手段を用いて伝えなければ意味がないんですよ。
誰かのために料理を作ったことがある人なら経験があると思うのですが、一番うまくできたものを食べさせたいと思うはずです。自分は丸焦げのハンバーグでいいから、上手に焼けたハンバーグを食べさせたい、みたいな。
でもそれを無言で食べられることは、やっぱり少し悲しいです。
たった一言、「おいしいね」と伝えるだけで、どれだけ相手を喜ばすことができるか。
仕事でも同じです。
上司、先輩、同僚、後輩、立場や年齢が違っていても相手の気持ちを想像して、自分のためになにかをしてくれたら感謝を口にする。
「年下だからしてくれて当然だ」なんて思ったら終わりですよ。
好意を感じたら感謝を口にする。
たったこれだけで、周囲はあなたのことを好きにはならなくても嫌いになることはないでしょう。
3. 協力的であること
みんな自分のことが一番かわいいです。
それ自体は全くなにも悪いことではありません。
やっぱりこの世界で一番大切なのは自分です。
自分を大切にできない人は、他人も大切にできないと思います。
ですが、自分の利ばかりを最優先する人間は好かれません。
自分を第一に考えながら、他者を敬い、協力的であること。
- 誰かが大変そうに見えたら、自分の時間や労力を使っても声をかけてみる
- 自分のために何かをしようとしてくれる人がいたら手伝えないか申しでてみる
「他人に奉仕せよ」とかそういうことではなくて、他者を大切に思えば自然と協力的になるものです。
自分を愛し、他者を愛す。
そういうことです。
いい人間関係は確実に私たちを幸せにする
人との繋がりは時に重荷に感じたり、めんどくさいとすら感じるときがあります。
実際私は、組織の中にいると窒息しそうになるし、誰かと遊びに出かけるよりも家でひとりでいたいと思う人間です。
ですが、やっぱり人との繋がりは素晴らしい。
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ひとりでは到底感じられない幸福感を、いい関係を築けた人となら感じられます。
人はひとりで生きているようで、相互依存の関係にあります。
今いる家だって誰かが建ててくれた家だし、今使っているスマートフォンも誰かが作ってくれている。おいしい料理の食材だってどこかの農家が育てた野菜だ。
だからやっぱり人間は一人では生きられません。
他人を敬い、他人に感謝し、他人に協力的である。
社会に生きる1人の人間として、他人を大切にできる人間として日々を過ごす。
そうすれば、周囲との関係はきっとよくなるし、それは自分を幸福にすることにも繋がります。
最後に
いい人間関係を築く3つのポイントについて紹介しました。
当記事をまとめます。
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時には自分のことで頭がいっぱいで、周りを見ている余裕なんてないことだってあります。
でもそんなときは、「他人のフィルターを通して自分を見た時にどう感じるかを想像する」といいと思います。
すごく自分が嫌な奴だと思えたら少しは冷静になれます。
▼他人の気持ちを想像できるようになるには小説を読むことがおすすめ
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以上