本多静六という人物を知っているだろうか。
林学博士でもあり、造園家でもあり、株式投資家でもあり、倹約家でもあった人物です。林学博士でありながら、株式投資で大富豪となった方ですが、その本質は質素な堅実な暮らしぶりです。
私の人生のロールモデルです。
本多静六から学ぶサラリーマン人生の歩み方
給料の4分1貯蓄法の実践
本多静六氏が提唱している「給料の4分1貯蓄法」。
言葉の意味のままで、年収が低いサラリーマンでも給料所得の4分の1をただひたすらに貯蓄する方法です。臨時収入 (現代で言うボーナス) も全額貯蓄します。
こうやって貯蓄を継続して行なうことで資産を築くことができ、生活が安定したところで、株投資をはじめます。そうすると運用利回りがお金が生まれるようになり、車輪がまわりはじめます。
■サラリーマンの株投資は米国高配当株ETE【VYM】がおすすめな理由
手取り40万円のひとであれば、30万円で生活することができますが、手取り15万円の人は10万円での生活になります。年収が低くなればなるほど辛いですが、年収が低いのであればなおさら貯蓄はするべきです。
質素に暮らす
本多静六氏は、林学博士でもあることから山の投資によって、莫大なお金を稼ぎ大富豪となりました。(最後にはほとんどを寄付していますが)
一見、平凡な人には縁のない話のようにも思えますが、その本質は倹約生活にあります。
質素に暮らすことで、給料の4分の1貯蓄法を実践することができ、株投資でお金を増やして、最後にはお金持ちになっています。
稼けば稼いだだけ支出するのではくて、身の丈にあった場所に暮らし、見のためにあった衣類を身につけ、身の丈に合った食事をする。
そんな質素で、平凡な暮らしこそ、サラリーマンが目指すべき姿だと思っています。
副業をする
本業に支障がない程度で本業の収入の助けとなるアルバイトをすることを推奨しています。
本多静六氏でいえば、それは書籍でした。どんなに忙しくても、毎日1ページを書き続けて、生涯で何百冊もの本を世の中に出しています。
現代でいえば、アルバイトというよりもサラリーマンとの兼業で副業を始めるべきです。
お金を稼いで、倹約につとめて、貯蓄をして、投資にまわす。このサイクルを回していくことで、はじめは小さな丸ですが、次第に丸はどんどん大きくなっていきます。
サラリーマンとしての労働に満足するのではなくて、ひまな時間があるのなら、是非自分の力でお金を稼ぐ経験をしてみるといいと思います。
お金を得ること以外にも、学べること・感じることはあるはずです。
よく歩く
本多静六氏は、「人間は頭だけ鍛えても、身体だけ鍛えてもだめで、両方を鍛えることが大切だ」言っています。
カラダを自然に鍛えるためには、毎日毎日ただただ歩くことがいいです。脳を鍛えるには運動しかない、という本を読むのもおすすめ。
■サラリーマンは徒歩通勤で幸せになれる理由【通勤時間よりも手段が大事】
電車通勤、飲み会までのタクシー移動、デスクワークなどが重なり、現代のサラリーマンのほとんどは歩きません。
人生計画をたてる
本多静六氏は、65歳までを働く期間としていて人生計画を立てることを推奨しています。そして、「老いるから働かなくなるのではなく、働かないから老いるのだ」とも言います。
私としては、サラリーマンとしての労働は、35歳までには終えたいと思っています。
- 住む場所に縛られず
- 働く時間に縛られず
- 責任とリターンを自分で負うことができ
- 働くことに努力ができる
そんな働き方をしたいと思っています。ただ、そのためにはサラリーマンでは不可能なため、副業として事業を育てながら、圧倒的な貯蓄を繰り返しています。
■20代が「圧倒的な貯金の持つ力」を真っ先に知るべきたった1つの理由
お金は人を幸せにするものと知る
本多静六氏曰く、「お金は人を幸せにしてくれるもの」だそうです。
わたしたちは昔からお金は大切なもので、生きていくためにはなくてはならないものだと教わって生きてきました。そのため、お金は自分を縛り付ける一種の鎖のようなものにさえ思えてきます。
ですが、その本質は、幸せとの交換キップです。
お金とは本来、私たちを幸せにしてくれるものです。望むもの・望むことを手にするためにお金はあって、お金は私たちを不幸にするものではありません。
ですが、サラリーマンとしてフルタイムで働き。会社という理不尽で非効率な社会で生きているとストレスがたまります。ストレスを発散するために、お金を使って、またお金に追われる生活になります。
お金に追われないためにも、倹約につとめて、給料の4分の1を最低でも貯蓄していく習慣をつけることで、お金は人を幸せにするものであると、感じられるようになるかもしれません。
本多静六のおすすめ著書
「私の生活流儀」という本が私は大好きです。この本で私の人生は大きく変化しました。
以上
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