こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
突然ですが、あなたはいまの人生に満足していますか?
「満足していない」ですよね。
こんなタイトルの記事をクリックしてしまっているくらいなので。
ただの20代後半サラリーマンである私にあまり偉そうなことはいえませんが、よりよい人生を実現するためにあれこれと考え、数年にわたって副業、節約、資産運用などの行動を続けてきました。
そのおかげで、「どのような能力を鍛えることが、よりよい人生に繋がるのか」が、やっとわかってきました。
- 生活に困ってはいないけど、毎日の暮らしに疑問を抱えている人
- 自分の人生をどうにかしたいけど、なにをすればいいかわからない人
- 今の自分のやっていることが、意味のあることなのか知りたい人
当記事は、そんな方たちの参考になると思います。
よりよい人生を送るために磨くべき8つの能力と鍛え方

よりよい人生を送るには、以下の8つの能力が重要だと感じています。
- 自己対話力
- 自走力
- ビジネス力
- 倹約力
- 節税力
- 時間制御力
- 読書力
- 資産運用力
自己対話力
まず真っ先に優先すべきこと。
それは、自己対話する力です。
なぜならば、自分を知ることこそが、よりよい人生そのものだからです。
人によって、”よりよい状態” というのは異なります。
お金をたくさん稼いで贅沢な暮らしをよりよいと考える人もいれば、贅沢はたまにできれば十分だから低ストレスの暮らしがよりよいと考える人もいます。
つまり、世間一般論や親の教えに従うのではなく、自分だけに当てはまる理想の人生のゴールを見つける必要があるということです。
また、理想のゴールは年齢や経験値とともに変化していきます。
そのため、自己対話は一度きりの作業ではありません。
そのときそのときで自分と対話し、自分を理解し、舵取りをしていかなければなりません。
それゆえに、自己対話する力は、生涯をかけて鍛え続けることが重要というわけです。
自己対話力の鍛え方
自分にとっての理想の状態を紙に書き出すこと。
自己対話をするには、必ず紙に書き出すようにしましょう。
どれだけ頭の中でぼんやりと考えていても、その考えが熟成されることありません。
浮かんでは消えて、浮かんでは消えてを繰り返すだけです。
理想の状態を自分の言葉で言語化し、目に見える形でアウトプットする。
この作業が重要です。
とはいえ、いきなり、「あなたの理想はなんですか?」と聞かれても、なかなかスパッとは思い浮かばないですよね。
そこでおすすめの方法は、まずは好きな単語をバーッと紙に書き出してみる。次に、それらの単語をつなげて文章にするという方法です。
いきなり文章で考えるよりもずっと簡単で、本質に迫った言語化ができます。
また、一度で完璧にやる必要はありません。
というか、一度で完璧には絶対できません。
自己対話力は鍛えていくものなので、何度も何度も繰り返すうちに、精度の高い理想が出来あがってきます。
自走力
自走力とは、自分で問題を定義し、自分で問題解決する力のことです。
情報社会の現代においては、「情報検索力」とも言い換えられると思います。
なぜならば、世の中の表面化している困りごとのほとんどは、もう答えが出ているからです。
問題は、ゴミ情報やフェイス情報を掻き分け、正しい答えにたどり着けるかどうか。
ここが重要になります。
- 適切な場所で、適切に検索をする
- 情報と情報とを比較する
- 階層の高い情報源にアクセスする
など、訓練をすることで、精度の高い情報にたどり着けるようになります。
正しい答えにたどり着けさえすれば、あとは実践するだけです。
自走力の鍛え方
気になったことはすぐに調べるクセを作ること。
自走力 (情報検索力) は、訓練で身につけることができます。
訓練方法は、気になったことはすぐに調べること。
情報検索で大事なことは、「プラットフォームの選択」と「検索キーワード」です。
プラットフォームの選択とは、グーグルで検索するのか、Instagramで検索するのか、Youtubeの中で検索するのかといった、検索する海を決めることです。
それぞれの海はゆるやかには繋がっていますが、適切な海で検索すると、より精度の高い情報にたどり着けます。
また、検索の目的は、困りごとの概念を知りたいのか、メリット・デメリットを知りたいのか、具体的な解決策などを知りたいのかなどによって異なります。
「〇〇とは」、「〇〇 メリット」、「〇〇 方法」など、目的に合った検索キーワードの選定が重要です。
プラットフォームの選択と検索キーワードは慣れるしかないので、気になったことがあれば、すぐにインターネットで検索するクセをつけることをおすすめします。
ビジネス力
この世界のほぼすべては、ビジネスで回っています。
視界に入る99%はビジネスによって生まれ、維持されているといえます。
いまあなたがいる部屋は建築ビジネスで生まれ、寝転がっているベッドは寝具ビジネスで生まれ、触っているスマホはスマホビジネスで生まれ、Youtubeはインターネットビジネスと広告ビジネスで生まれています。
つまり、ビジネスを知ることは、この世界を知ることと同義です。
私自身、ビジネスを語るほどの実績はありませんが、この本質の部分は理解しているつもりです。
ビジネスを知れば世界がどのように動いているかがわかるし、どのようにお金が生まれ、巡っているかが見えてくるようになります。
お金の源泉と流れが見えるようになれば、自分でお金を稼ぐことだってきっとできるようになります。
ビジネス力の鍛え方
次世代起業家セミナー (無料) を見ること。
コテコテのアフィリエイト案件っぽくてあれなのですが、おすすめのオンラインセミナーがあります。
ビジネスなので有料コンテンツもありますが、本質の大部分は完全無料で閲覧ができます。
そのオンラインセミナーとは、加藤将太さんの「次世代起業家セミナー」です。
次世代起業家セミナーは、ビジネスを論理だてて言語化し、机上の理論ではなく、実践で使えるフレームワークに落とし込んでいる点が圧倒的。
「将来的に起業したい!」、「副業で成功したい!」と思っている人は、まずはやってみるよりも、こちらのセミナー動画を1年かけて何度も見返して勉強するのは大いにあります。
むしろ、そうしたほうがいいと思います。
無料公開されている動画だけで、20時間はあるので相当なボリュームです。
見るだけでもかなり大変ですが、間違いなく学びがあります。
倹約力
倹約力とは、少ないお金でも楽しく暮らす能力のこと。
決して、我慢して支出を減らすことはではありません。
生活するための必要最低限を知り、主体的にお金を使わない生活を送ることで、お金がなくても楽しく暮らせるようになります。
実際のところ、文化的で豊かな暮らしをするためにお金はほとんど必要ありません。
具体的には、月10万円もあれば間違いなく豊かに暮らせます。
私の場合、月5~8万円の生活費で一人暮らしができています。
私の倹約力はレベルMAXに近い自負がありますが、生活コストを圧倒的に下げることで、人生の不安が大きく和らぐことを実感しています。
たくさんのお金を稼ぐ必要がなくなるし、貯金のスピードも爆速化するからです。
そのため、金銭的な不安を抱えている人は、まずは倹約力を磨くことをおすすめします。
倹約力の鍛え方
ものを捨てる断捨離を実践する。
倹約力のベースにあるのは、「ミニマリズム」です。
つまりは、必要最低限を実体験として知ること。
まずは物質的なものを手放すことから始めるのがおすすめ。
ものを手放す過程で、「いかに自分がものに支配されていたか」、「生きるためにほとんどのものは必要ない」ということを知ることになるでしょう。
この気づきこそが、少ないお金でも楽しく暮らすための “核” になります。
「本当は必要だと思うけど節約だから…」と思うのと、「これは必要ないからいらない」と思うのでは、同じことでも全く意味合いが違ってきます。
節税力
サラリーマンの方であれば、約30%は税金として徴収されます。
生涯で2億円稼いだとしても、手元に残るのは約1.4億円ほどになってしまうということ。
源泉徴収という優れた仕組みにより痛みを感じていないだけで、税金はマイホームや自動車なんかよりもよっぽどお金がかかっていることを知るべきです。
節税力を鍛える意義は、稼いだお金が同じでも、人によって支払う税金が変わってくるからです。
税金の仕組みをよく知っている人は税金を減らすことができ、反対に、知らない人はガンガンむしり取られます。
それが税金です。
強い言い方をすれば、”国はバカのおかげで成り立っている” ともいえるでしょう。
また、税金の厄介なところは、節税方法は誰も教えてくれないということ。
税務署も、学校も、誰も教えてくれません。
だから自分で学び、学び続ける必要があります。
節税力の鍛え方
節税に関する本を10冊読むこと。
節税の知識を得るには、本を読むのが一番です。
なぜならば、節税は知っているか知らないかが重要なポイントになるからです。
逆をいえば、知ってさえいれば節税を使いこなせるようにもなります。
「節税 おすすめ本」とでも検索して、出てきた本を片っ端から読むのもいいですが、最初の1冊には橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」がおすすめです。
合法的な最強の節税方法を知ることができます。
要するに、「1人社長のスモールビジネスを作ろう」ということなのですが、この方法を実現できるかどうかで、生涯で支払う税金は大きく変わってきます。
まずは自分にできるできないを気にせず、知ることから始めましょう。
時間制御力
人生の良し悪しは、時間の使い方がすべてといっても過言ではありません。
時間を上手に使えれば理想の人生に近づく可能性がグッと高まるし、上手に使えなければ不満ともやもやを抱えながら生きていくことになるでしょう。
大事なことは、主体的に時間を使えているかどうかです。
時間の使い方に主体的でないと、時間を奪われてしまいます。
たとえば、「疲れているからゆっくりと体を休めたい」というのなら、テレビを見たりスマホを触ったりしないで、ゆっくりとお風呂に入り、早めにベッドで横になるべきです。
ついついテレビやスマホを眺めてしまうのは、企業に時間を奪われている証拠。
主体的に時間を使えるようになれば、きっと人生はよりよい方向に転がり始めます。
時間制御力の鍛え方
まずは時間を奪うものから解放されること。
1日は24時間しかありません。
どれだけ努力しても、時間を増やすことはできません。
つまり、無駄な時間をいかになくせるかが重要になります。
なにか意味のあることをやりたいのなら、まずは意味のないことを時間をなくすこと。
泥水がいっぱいに入ったバケツの中に、新しい水を入れることはできません。
まずはバケツの中の泥水を捨てて、新しいきれいな水が入るスペースを確保すること。
具体的には、以下のような対策があります。
- 意味のない残業をなくす
- 仕事終わりの飲み会を断る
- テレビを捨てる
- 家ではスマホを触らない
- 早く寝て早く起きる
- 便利な時短家電を導入する
考えれば、できることはたくさんあることに気が付きます。
たとえ1日10分の家事でも時間を減らすことができれば、その積み重ねで時間のゆとりは生まれるようになります。
読書力
人間は、自分の知っていることからしか思考ができません。
つまり、「知らないということは、知らないということに気が付くことすらできない」ということです。
これって怖いですよね。
そのため、知識量を増やすことが重要です。
知識量が増えれば思考の幅は広がり、人生をより豊かにしてくれます。
知識量を増やすためには本を読むこと。
本を読むという行為は、自分よりもはるかに経験値を持ってる人に教えを乞うことと同じです。
「すごい人に会うなんて自分にはできない」
という人でも、本の中でなら100%出会えます。
交通費も、アポイントも、必要ありません。
1,500円程度のお金を支払うだけでいいのです。
読書力の鍛え方
Kindle Paperwhiteを購入して、電子書籍を読むこと。
本読むことを難しく考える必要はありません。
メモをとったり、読了後に要約をしたりといったことはしなくてもOK。
まずやるべきは、とにかくたくさんの本を読むことです。
たくさんの本を読めば、本の選び方、本の読み方、本の活かし方なども自然とわかるようになってくるものです。
本をたくさん買うお金がないという人には、「Kindle Unlimited」というサービスもあります。
月額980円で対象本が読み放題になるAmazonのサービスです。
名著と呼ばれる本や比較的新しいビジネス本、小説なども読み放題の対象になっているのでおすすめです。
資産運用力
資産運用、もっといえば株式投資は、資本主義というゲームの必勝法でもあります。
なぜならば、資本主義におけるお金の流れの終着点は、投資家だからです。
「サラリーマンの給料は下がり続けているが、企業の配当金は増え続けている」
この事実が揺るぎない証拠です。
労働者から資本家へのシフトを地道にでも続けていれば、その恩恵は資産運用額1,000万円を超えたあたりから実感するようになります。
たとえば、利回り5%で1,000円を運用すれば、年間50万円が寝てても増えるということ。2,000万円になれば年間100万円、3,000万円になれば年間150万円。
大きなインパクトであることがわかるはずです。
また、株式投資は、元本が保証されていないリスクのある投資である一方、20年や30年といった長期軸で、全世界の企業に分散投資すれば、限りなく負けないことも研究でわかっています。
資産運用するもしないも個人の選択次第ですが、こういったことを学んだ上で判断することが重要になります。
食わず嫌いで目を背けるには、人生に与えるインパクトがあまりにも大きいのが資産運用です。
資産運用力の鍛え方
まずはつみたてNISAから始めてみること。
資産運用で大事なことは、「自分なりの投資哲学を持つこと」です。
投資の世界に絶対はありません。
全世界や米国市場への長期のインデックス投資は負けないといわれていますが、あくまで過去の実績ベースであり、絶対負けないわけではありません。
それゆえに、自分で投資を学び、自分が納得していることが重要になります。
とはいえ、自分なりの投資哲学を太くしていくためには実践するしかありません。
どれだけ本を読んで理屈を学んだとしても、実際に自分のお金が大きく目減りしてもどのくらいまでなら平常心を保てるかなどは経験しないとわかりません。
そこでおすすめなのが、つみたてNISAから始めること。
つみたてNISAとは、年間40万円を上限に20年間にわたって、利益にかかる税金 (約20%) がかからない制度です。
税優遇されており、少額から始めるにはもってこいの制度。
本やネットなどで資産運用を簡単に勉強したら、とにかくまずは始めてみましょう。
始めてみれば、自分にどのような知識が不足しているかなどがわかるはずです。
最後に
よりよい人生を送るために鍛えるべき8つの能力について紹介しました。
当記事をまとめます
- 自分の理想の状態を知るための自己対話力
- 問題解決に直結する自走力 (情報検索力)
- 自分の力でお金を稼ぐためのビジネス力
- 少ないお金でも楽しく生きられる倹約力
- 最大の支出である税金を減らす節税力
- よりよい人生を実現するための時間制御力
- 知識を得て思考の幅を広げるための読書力
- 資本主義を攻略するための資産運用力
いずれも育てていきたい能力ですが、まずは自己対話から始めることをおすすめします。
自己対話とはすなわち、自分の人生のゴール (こんな暮らしができたらいいなあという状態) だからです。
ゴールが明確になってこそ、まずはビジネスを学ぶのか、支出をまずは下げるのか、時間をどう使うのか、どのような本を読むのか、といったことが見えてきます。
まずは、休日にカフェにノートを持っていき、自己対話をしてみましょう。
めんどくさいし、痛みも伴いますが、きっとなにか発見はあるはずです。
▼「自分の人生でなにが一番大切か」の答えは、あなたしか見つけられません。理想の人生を考え続けることから、目を背けてはいけません。
以上