「ついコンビニでお菓子を買ってしまう」
「街に出たら服を買わずにはいられない」
「最新の家電を見ると欲しくなる」
物が飽和している現代において、企業は生き残るために必死です。
私たちが無意識のうちに物を買いたくなるように企業が仕向けていることを知らなければいけません。
そうでないと、どれだけ働いても、どれだけ稼いでも、金銭的に豊かになることはできないからです。
当記事では、物欲を我慢するのではなく、物欲を抑えてコントロールできるようになるための根本的な解決方法を紹介します。
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物欲を抑えるための根本的な解決方法
「どうすれば物欲は抑えられるようになるのか、コントロールできるようになるのか」
私が実践して効果を実感していることは4つあります。
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1. テレビを手放すこと
最も効果があって、最も簡単にできること。
それが、テレビを手放すことです。
なぜテレビを手放すと物欲が抑えられるようになるのかというと、テレビは物欲を刺激するように作られているからです。
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テレビという媒介を落として、私たちは無意識のうちに、「モテるにはおしゃれをしたほうがいい」、「こんな場所に旅行に行ったほうがいい」と情報を刷り込まれています。
だからテレビは手放したほうがいい。
物欲を刺激された状態で物欲を自力でコントロールすることはたぶんできないので、物欲を刺激されるような因子を生活から根本的に取り除くことが大切なのです。
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少ないもので暮らすこと
テレビを捨てることに近いですが、「少ないもので暮らすこと」。
これも物欲を抑えるために大きな効果があります。
なぜならば、少ないもので暮らすことで、なくても困らない物を判断できるようになり、余分な買い物をしなくなるからです。
物を買ってしまう人の思考回路ってこんな感じだと思います。
「これはあると便利そうだろうなあ」 「これは多めに持っておいたほうがいいな」 「念のためあったほうが安心だなあ」 |
本当はいらないものなのに「便利」とか「安心」という魔法の言葉につられて買ってしまいます。
でも、少ないもので暮らすことを体験すれば、「必要ないものは必要ない」と自分で判断できるようになります。
お金を使わなければお金は減りません。
当たり前すぎて意外と見失ってしまうことですが、お金は使わなければお金は貯まります。
関連記事:お金を使わない生活ってどんな感じ?ミニマリストの1日の過ごし方。 |
歩く習慣を作ること
ものを買ってしまう理由に、ストレスが原因であること考えられます。
仕事で抱えたストレスを発散するために、服を買ったり、飲みに行ったり、お菓子を買ったり。
それなら根本的にストレスをため込まない脳を作ることが重要になります。
そこで手軽で抜群に効果が高いことが、「歩く習慣を作ること」。
なぜならば、有酸素運動には不安な気持ちやうつを抑制する力があるからです。
つまり、歩くことで脳を鍛えることができ、ポジティブでいられる時間が増えます。
「脳を鍛えるには運動しかない」では、研究結果に基づいた実例をいくつも紹介しながら有酸素運動の効果を詳しく解説しています。
具体的には、1週間で360分歩くといいとのこと。
「1日1時間」が目安になります。
実際私は会社まで片道50分かけて毎日歩いており、通勤以外でも片道1時間以内なら歩くことをルールにしています。
歩くことが習慣になってから、ストレスに強くなり、本当にポジティブになりました。
関連記事:いい習慣とは?「歩くこと」が最強の習慣である5つの理由 |
創作活動をすること
消費しなければ楽しくないというのは思い込みです。
世の中には消費以上に楽しいことがあります。
それが自分でなにかを創ること。
あなたもこんなことを感じたことがありませんか?
映画を見ても、服を買っても、旅行に行っても、なんとなく楽しめない。
これは大人になるまでにたくさんのことを経験したことで、消費した先にどんな気持ちになるかを予想できてしまうことが原因だと思うのです。
でも、ほとんどの人は自分でなにかを創った経験がない。
だから自分でなにかを創ることの楽しさを知らないんですよね。
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どんなことでもいいから自分が興味のある創作活動をやってみるといいですよ。
ものを買うではなく、自分で作ることがどれだけ楽しいかを体感することができます。
関連記事:何をやっても楽しくない人に試してほしい対処法【副業推奨】 |
物欲をコントロールできれば身軽に生きていける
「物欲を抑えても、それってつまらないよ」
そんなふうに感じるかもしれません。
ですが、物欲を自分でコントロールできるようになれば、もっとずっと身軽に生きていけると思っています。
なぜならば、少ないお金で生きていけるから。
もっと自由に、もっとに気軽に生きていことするときに絶対にぶつかる壁が「お金」です。
資本主義社会においては、お金を持っている人のほうが自由であることは間違いありません。
お金のために働かなくてもいい、お金にならない慈善活動だってできる、自分が好きなことだけできる、自分の好きな場所に住める。
しかし、金銭的に自由になるほどお金を稼ぐことが難しいのも事実。
だから、凡人がやるべきは、生活コストを抑えて少ないお金で暮らすこと。
これができるようになれば、たくさんお金を稼がなくても、金銭的に自由な状態になれます。
物欲を抑えてコントロールできるようになれば、生活するためのお金はずっと減ります。すると、生きていくためにお金がどれだけ必要かが見えてくるようになります。
それにお金を使えば楽しいし幸せってある意味で幻想だと思うのです。
お金をたくさん使わなくても幸せを感じる人はたくさんいますよ。
つまならい日常でも工夫次第でいくらでも楽しくなります。
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▼脳科学者であるジル・ボルト・テイラーが自らが脳卒中になったことで体験したエピソードは、世界がいかに美しいかを教えてくれます
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最後に
物欲を抑えるための根本的な解決方法を紹介しました。
当記事をまとめます。
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お金の無駄遣いにこそ人生の楽しさがあるのは間違いありません。
ですが、そればかりではいつまで経っても私たちはお金の奴隷です。
お金に支配されず、もっと自由にもっと身軽に生きていくためには、物欲をコントロールできるようになり、少ないお金で暮らせるようになることが大切だと思うのです。
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以上