ミニマリストはお金をどんなことには使って、どんなことには使わない?貯金はしたいけど、節約のしすぎは嫌だなあ。
そんな方に向けて。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
私は月8万円の生活費で一人暮らしをしている倹約家ミニマリストです。2020年度の年間支出は約110万円でした。
ミニマリストの一番のメリット。
それは、「お金が貯まりやすくなること」だと思っていますが、それもお金の使い方次第。少ないもので暮らしていても、すべてのものにたくさんお金をかけていたら貯金はできません。
要は、バランスです。
自分にとって本当に大切なものを見極め、お金をかけるところにはかける。あまり大切でないことには全くお金をかけないということ。
当記事では、倹約家ミニマリストがお金をかけることとかけないことを紹介します。
ミニマリストがお金をかけるところ5選

まずはお金をかけることから。
私の場合、5つあります。
- 毎日使うもの
- 長く使えるもの
- 栄養のある食材
- アンチエイジング
- 人と過ごすとき
毎日使うもの
まず、毎日使うものにはお金をかけています。
理由は、毎日使うものは必然的にコスパがよくなるからです。
必要最低限よりも多少いいものを買っても、毎日使うので1回あたりのコストもどんどん下がっていきます。高いもには高いだけの理由もあるので、その恩恵もばっちり享受できます。
たとえば、こういったものにはお金をかけます。
- バスタオル
- 下着
- 部屋着
バスタオル

100均でバスタオルは買えますが、1枚700円ほどのヒオリエの「ミニバスタオル」を愛用しています。
拭き心地が良いので、、毎日のシャワー後の時間が少しだけ豊かになります。また、サイズ感もハンガーにちょうど収まるので、乾きムラもなくストレスがありません。
▼ヒオリエ「ミニバスタオル」の詳細レビューは、こちらの記事からどうぞ
下着

ユニクロでも高品質の下着が買えますが、「ビトーンズ」のボクサーパンツを愛用。
驚異的な伸縮性でピタッと気持ちよく肌に張り付く感覚が病みつきになります。デザイン性も抜群に高いので、誰に見せるわけでもないですがテンションあがありますね。
▼ビトーンズをボクサーパンツをリピート買いしている理由は、こちらの記事で紹介しています。私の知る限り、最高のボクサーパンツです
部屋着

部屋着も、かっこよくて肌触りのいいものを選んでいます。
ボロボロの使い古した服を部屋着にしてしまいがちですが、部屋着は1日の中で最も長く着る服ということを見逃してはいけません。
そのため、部屋着にはそれなりにこだわっています。
▼部屋着は、外でも着られるような「おしゃれさ」と部屋でリラックスできる「着心地の良さ」を、両立できる服を選んでいます。こちらの記事では、具体的なおすすめアイテムも紹介しています
長く使えるもの
「長く使えるものであれば、高くても買ってもよし!」としています。
もちろん、”本当に必要なもの” という前提つきですが。
これらのものは3万円以上しましたが、5年以上は愛用しているものたちです。
- レンズ交換できるメガネ
- ソールを交換できる革靴
- リペアできるデニム
レンズ交換できるメガネ

メガネはフレームさえ生きていれば、レンズ交換でずっと使えます。
金子眼鏡店のメタルフレームのメガネを、レンズ込みで5万円ほどで購入しました。家で過ごすときはずっとメガネなので、おしゃれで、おしゃれさだけでなく、軽さやフィット感も重視しています。
▼金子眼鏡店のメガネを5年以上使っています。無料のアフターサービスで、レンズ洗浄やフレーム調整もしてくれる手厚さ
ソールを交換できる革靴

革靴は3万円を境に、ソール交換できる製法かどうか変わってきます。
ソールが交換できる革靴であれば、1万円ほどで交換できるので、アッパー部分さえちゃんとメンテナンスしておけば何年も履けます。
いい革靴はそれだけでコーディネートが決まるので、1足あると重宝します。
▼ジャランスリワヤのコインローファーが超お気に入り。35,000円しましたが、この先もずっと履き続けられる美しすぎるシンプルさです。
リペアできるデニム

外出時のボトムズは、ほとんどヌーディージーンズの「TAP TED」。
ヌーディーのデニムは、スキニーシルエットが美しいだけでなく、“第二の肌” といわれるほど履き心地がいいです。
また、ブランドとして大きな特徴は、無料リペアサービスがついていること。
そのおかげで、破れても一生直してもらえます。
▼スキニージーンズを探しているなら、ヌーディーはかなりおすすめ。タイトなシルエットですが、よく伸びるので窮屈な感じは全然しません
体と心の健康
定期的に購入するものでは、ここに一番お金をかけています。
それは、「体と心を整えるようなこと」です。
体調さえ健全であれば、お金をかけない暮らしでも楽しいものです。
- ココナッツオイル
- プロテイン
- ブルーベリー
- くるみやアーモンド
- 器
- 調味料
ココナッツオイル

抗酸化作用の強い「ココナッツオイル」は、アンチエイジングにも最適。
食用のオイルとして使うだけでなく、全身のケアにも愛用しています。
▼私の場合、ココナッツオイルは1つで7役にもなっています。具体的な活用例は、こちら記事をご参考ください
プロテイン

朝食の代わりに、「プロテイン」を1杯飲んでいます。
体脂肪を落とすために朝食を抜いていますが、睡眠中に失われたたんぱく質の補給や、食欲を抑えるためにプロテインは欠かせません。
▼朝食プロテイン生活を続けて1年以上ですが、太りにくいし、頭も冴えるのでおすすめです。具体的なメリット・デメリットは、こちらの記事からどうぞ
ブルーベリー

最強のアンチエイジング食材である「ブルーベリー」。
抗酸化作用の強いポリフェノール、ビタミンE、ビタミンCが豊富。
冷凍で保存できるので、大容量で買っても腐らせることなく安心です。
▼ベジフル大和さんの「冷凍ブルーベリー」は大粒で甘く、3kgで5,000円未満とコスパが良くて気に入っています
くるみやアーモンド

良質な脂質であるオメガ3を豊富に含むナッツ類。
オメガ3は一般的に不足しがちな栄養素ですが、たくさんの病気を防ぐことがわかっています。
ですので、おやつの代わりに毎日ポリポリ食べています。
▼クルミやナッツは、コストコブランドの「カークランド」のものがおすすめ。大容量で安いです
器

少ないお金で健康的な食事をするには、自炊は必須。
そんな自炊のモチベーションを高めてくれるのが、お気に入りの器です。
素敵な器に盛り付ける料理はそれだけでおいしく見えます。
▼こちらの記事では、一人暮らしのミニマリストが所有している食器をすべて紹介しています
調味料

安い調味料には、余分なものが入っていることがあります。
高いものである必要はありませんが、醤油や清酒などはそこそこのものを買うと料理もおいしくなり、体のためにもいいと思っています。
▼こちらの記事では、自炊するなら最低限揃えて調味料を紹介しています
快適な住環境
私は家で過ごす時間が好きなので、快適な住環境にはお金をかけます。
持たない暮らしを好むミニマリストですが、快適な暮らしには大型のインテリアも揃えています。
- ダイニングテーブルを持つ
- オフィスチェアを持つ
- 冷暖房のインフラ代は惜しまない
- 植物や枝ものを買う
ダイニングテーブルを持つ

以前はローテーブルを使っていましたが、ダイニングテーブルのおかげで毎日の食事が楽しくなり、パソコン作業の姿勢もかなり楽になりました。
▼ダイニングテーブルは買うと高いので、DIYがおすすめ。好みのサイズのテーブルが、買うよりも圧倒的に安くできます
オフィスチェアを持つ

ダイニングテーブルと合わせて、オフィスチェアも持っています。
パソコン作業による体への負担が明らかに軽減されました。
ローテーブルで地べたでキーボードを叩いたころから段違いです。
▼SIHOOというブランドのオフィスチェアを愛用しています。2万円で買えるのですが、デザインもオールメッシュでかっこよく、座り心地も機能面も高級チェアに引けを取りません。
冷暖房のインフラ代は惜しまない
室内温度ってめちゃくちゃ大事。
そのため、夏も冬も惜しまずエアコンをつけます。
月数千円で快適な暮らしが手に入るので、室内温度はお金で解決します。
植物や枝ものを買う

インテリアグリーンは、視界に入るだけで癒しになります。
特に、枝ものはお気に入りです。
あるだけで部屋の中でも季節感が感じられるだけでなく、値段も安く、手入れもいらないので楽です。
▼こちらの記事では、枝ものがおすすめの理由やどこかで買えるかを紹介しています
人と過ごす時間
お金を使う娯楽や外食は、基本はあまりしません。
ですが、友人と過ごすときは別。
お店にご飯を食べに行ったり、カフェでお茶をしたり、旅行に行ったり、そういった誰かと過ごす時間でお金を渋ることはしません。
なぜならば、好きな人たちとは楽しい時間を共有したいからです。
仲のいい友人たちとくだらない話をしながら食事したり、お酒を飲む時間は格別。
これほどに素晴らしいお金と時間の使い方は他にありません。
「ここでお金を使わず、どこかでお金を使うんだ!」という感じ。
ミニマリストがお金をかけないところ5選
逆に、お金をかけないことはこちらの5つ。
- おしゃれ
- 消耗品
- 一時の快楽
- ハイスペック品
- 一人で過ごす時間
おしゃれ
おしゃれ自体は好きです。
自分の外見を整えることは、自己肯定感も高くなるので意識しています。
だからといって、服やインテリアなどのおしゃれにはお金をかけすぎません。
必要最低限を知り、少ないお金でおしゃれができるように工夫しています。
服
服はユニクロやGUで揃えることがほとんど。
高品質でシルエットもいいアイテムが多いので、もはやユニクロとGU以外で服を買う理由が見つからないです。
▼こちらの記事では、社会人の男性向けに、ユニクロとGUだけで揃うビジネスカジュアルのアイテムを紹介しています
インテリア
快適な住環境にはお金をかけますが、おしゃれな住環境にはお金をかけません。
部屋は快適であればいいです。
必要以上のインテリア家具は物欲を駆り立て、掃除の邪魔にもなるので手放しています。
▼こちらの記事では、私がこれまでに捨ててきたインテリアをまとめています
消耗品
消耗品は割り切って安物を買う、もしくはできるだけ買わない。
- Tシャツ
- スニーカー
- 日用品
Tシャツ
Tシャツは消耗品と割り切っています。
1枚1,000円ほどを目安にしています。
服はユニクロとGUで買うことが多いですが、Tシャツだけは、ライフマックスの「ヘビーウエイトT」をリピート買いしています。安くて、トレーナーのように分厚い生地が最高。
▼ライフマックスのヘビーウエイトTの詳細レビューは、こちらの記事からどうぞ
スニーカー
スニーカーも好きですが、消耗品と割り切っています。
気軽に履き潰せて、買い替えの負担も大きくないスニーカーを買うようにしています。
結局は、コンバースの「オールスター」に帰ってきますね。
▼オールスターを愛用し続ける理由は、こちらの記事でも紹介。最高のスニーカーです。
日用品
ペーパー類、洗剤類など、日常的に使うものはできるだけ兼用しています。
多くの日用品は、あるもので代用できます。
買うもの自体を減らすことで、節約もできますね。
▼日用品の兼用アイデアは、こちらの記事でまとめているので参考にしてください
一時の快楽
一時の快楽にはお金を使いません。
- 一人での晩酌
- キャンブル
- 嗜好品の買い物
などです。
とはいえ、欲望を意思の力で押さえつけるのは相当難しいと思います。
そこで私がやっているのは、とにかく歩くこと。
「脳を鍛えるには運動しかない!」という本でも説明されていますが、歩くことには不安な気持ちを抑制したり、中毒症状から脱却する効果があるとわかっています。
徒歩通勤をしたり、エレベーターは使わずに階段を駆け上がったり、日常的に歩くことを意識すると、欲望はコントロールできるようになってきます。
ハイスペック品
ハイスペックなものは魅力的に思います。
特に、ガジェットや生活家電。
ですが、大事なことは、「自分に本当に必要なスペックはどのくらいか」ということです。
自分の生活と照らし合わせてよく考えれば答えは見えます。
- 使いこなせないスペックのパソコン
- 最新モデルのスマートフォン
- 便利な生活家電
使いこなせないスペックのパソコン
Macbookがほしいとは思いつつも、今の私ではAppleでしかできないこともありません。
そのため、Windowsで同等スペックで半額近いHPのノートパソコンを使っています。
▼HP「ENVY」は、10万円未満で買えるパソコンとしては、かなり高機能だと思います。こちらの記事で使用感もレビューしているので、参考にどうぞ
スマホ
スマホは、2017年発売の初代iPhone SEを使っています。
私がスマホに求めるスペックは、コンパクトさと軽さです。
自分の希望に合うスマホを探した結果、古くて安いスマホに行き着きました。
▼手ぶら生活は最高に快適なので、スマホや財布の小型化はかなりおすすめ。魅力については、こちらの記事で紹介しています
生活家電
一例ですが、電気ケトルは持っていません。
理由は、片手鍋で代用できるから。
お湯を沸かすという目的が達成できればいいので、それ以上に便利なものはいりません。
一人で過ごす時間
友人らと過ごすときはお金を惜しまらない代わりに、一人でいるときは徹底的に倹約します。
“徹底的に” です。
一人でいるときも友達もいるときもお金を使っていたら、それはただの散財です。
貯金は絶対にできません。
むしろ、お金の使いどころはメリハリをつけることで、お金を使う喜びも増幅するものです。
お金を貯めながら、より豊かに暮らしたいなら、一人でいるときはお金を極力使わないこと。
▼月8万円で一人暮らしをしている私が実践している節約術をまとめています。すべて真似すれば、年間で数十万円は確実に節約できます
最後に
倹約家ミニマリストのお金の使い方を紹介しました。
当記事をまとめます。
- 毎日使うものであれば、コスパも良くなる
- 長く使えるものであれば、長く幸せが続く
- 体調を整えることに使えば、なんでも楽める
- おうち大好き人間には、快適な住環境は必須
- 最高の体験である友人らと過ごす時は、お金は惜しまない
- おしゃれは、できるだけお金をかけずに工夫する
- 消耗品は安物と割り切る
- 一時の快楽で消費しないように、運動をする
- スペックオーバー品を買わないように、用途をよく考える
- 一人で過ごす時間は徹底的に倹約する
ミニマリストとは、少ないもので暮らす生き方ではなく、自分に本当に必要なものを見極めて暮らす生き方です。
要は、「お金の使いどころが大切」ということ。
人によってお金を使って幸福感を感じるポイントは違うので、自分にとって大切なことを見極め、お金の使いどころを自分の中で決めておく。
これができれば、お金は間違いなく貯まるようになります。
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以上