日本三大陶器まつりに数えられる岐阜県土岐市美濃焼まつり。陶器好き、食器好きにはたまらないお祭りです。
当記事では、2019年の美濃焼まつりの詳細から、当日の楽しみ方まで紹介します。
土岐市美濃焼まつり(陶器まつり)2019の開催はいつ?
開催日 | 2019年5月3日(金)、4日(土)、5日(日) |
開催時間 | 9:00~17:00 |
開催場所 | 岐阜県土岐市織部ヒルズ |
住所 | 岐阜県土岐市泉北山町3丁目1 |
土岐市美濃焼まつりは3日間の開催を予定しており、3日間の総動員数は30~50万人と日本屈指の陶器まつりです。美濃焼は日本の食器類のシェア60%と言われており、日本で代表的な陶器食器です。
3日間は毎日9時~17時までやっていますが、実際にはもっと早時間から開けているテントブースもあります。
そのため、相当な渋滞・人混みが予想されるため、できるだけ早い時間に来ることをおすすめします。
美濃焼まつりの楽しみ方は?
土岐市美濃焼まつりで楽しめるポイントとして、以下の4つがあります。
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普段は小売をしない陶器メーカーがテントで直販する
私たちが普段購入する食器は、商社などの中間業者がいくつも入っているため、小売価格はずっと高くなっています。
ですが、陶器まつりでは、窯元がテントで直売することになるため、末端の消費者としては普通よりも圧倒的に安く陶器を購入することができます。
これは、陶器まつりに訪れる最大の魅力の1つでもあります。まとめて同じ食器を買い替えたい方には特におすすめです。
アウトレット価格でおしゃれな陶器が安く購入できる
ふつうは数千円もする陶器が、アウトレット価格として多数出品されています。
そのため、定価の30~50%ほどの価格でも購入することができます。
食器は料理を何倍にもおいしくする魔法のアイテムです。100均や結婚式の引出物で貰った陶器をずっと使っている方は、この機会に少しだけいい陶器を買ってみるといいと思います。
毎日の食事が、料理をつくる人も、食べる人も、これまでよりずっと楽しい出来事になると思います。
陶器作家のハイセンスの陶器を購入できる
陶器好きとしては、陶器まつりに参戦する一番の理由はこれです。
作陶家の作品を購入することができる。
陶芸家の方がつくった陶器はなかなか市場に出てきません。人気の作家であれば、セレクトショップの片隅に並べられることもあるかもしれませんが、多くの作家さんの商品が世に出ることは少ないと思います。
ですが、陶器まつりでは、陶芸作家の方たちが、自分たちの作品を思う存分披露・販売できる機会でもあります。
つまり、私たちは、そんな陶芸家の方たちが魂込めたつくった作品に出会うことができ、そして、購入することができます。
大量生産品の食器もいいですが、やはり一つ一つ微妙に形も違えば、質感も違う陶器は、触っているだけで胸がときめくものがあります。そんなかなか出会うことができない陶器に触れるだけでも、陶器まつりに参戦する意味はあると思います。
スタンプラリーやインスタ写真コンテストなどのイベントがある
1,000円の購入で1個スタンプを押してもらうことができ、3個で一回の抽選を行うことができます。景品は各日別で用意されているようなので、3日間のいつ来場しても参加することができます。
また、インスタグラムでの写真コンテストも開催されており、賞品は以下の通りのようです。
1名 | 10,000円分Amazonギフト |
3名 | 5,000円Amazonギフト |
5名 | 3,000円Amazonギフト |
出会ってしまった素敵な食器は、絶対にSNSでみんなに見てほしくなります。ですので、せっかくなのでコンテストに参加してみてもいいと思います。入賞すれば、2019年6月上旬に公式アカウントよりメッセージがあるようです。
詳しくは会場でもらえるパンフレットのQRコードからご確認ください。
おすすめのアクセス方法、駐車場は?
電車の場合
JR中央本線の土岐市駅で下車。その後は、駅前から無料のシャトルバスが15分間隔で運行しています。
会場付近は相当な渋滞が予想されるので、名古屋方面から来る方は、間違いなく電車で来ることをおすすめします。
車の場合
本会場の織部ヒルズ内での駐車はほぼ諦めたほうがいいです。その代り、近隣には臨時駐車場がいくつか点在しており。
そのため、はじめから臨時駐車場狙いでいくことをおすすめします。
TOTOウォシュレットテクノ (1000台) |
土岐市大富1916-165 |
ポリテクセンター岐阜 (500台) |
土岐市泉町定林寺園戸963-2 |
日本トムソン (1000台) |
土岐市泉町久尻字北山1431番 |
土岐市駅北有料駐車場 (350台) |
12時間300円 |
第5臨時駐車場 (350台) |
(株)アマダ土岐事業所の近く |
狙い目は⑤の第5臨時駐車場です。到着までの道もおそらく他よりも多少はマシだと思います。もしくは、土岐市駅の有料駐車場に停めてしまって、無料シャトルバスを使うという手もいいと思います。
お昼ご飯はどうする?
会場内にはグルメテントエリアがあるため、お昼ご飯の心配はありません。
しっかりした食事から、名物の五平餅などの和スイーツも食べることができます。
また、昼から参戦予定の方は、土岐市駅前にある「ちちや」というカツ丼屋がおすすめです。
ここのカツ丼はまぢでうまいです。黙って、上カツ丼(てり)を食べてください。
柔らかいヒレ肉と甘めのテリソースが最高の組み合わせです。高校、大学時代と何度この店にお世話になったかわかりません。
駐車場も10台くらいは停められたはずです。
もし、時間が余ったら?
定番ですが、織部ヒルズから10kmもしないところに、「土岐プレミアムアウトレット」があります。
そんなに大きなアウトレットモールではないので、2時間もあれば1周できます。服だけでなく、スイーツの店もたくさんあるので、陶器まつりで疲れたカラダをスイーツで癒やされるのもいいかもしれません。
また、豊田方面に車で帰る方であれば、多治見市の「モザイクミュージアム」に行ってみてもいいかもしれません。もちろん、GWも休まず営業しています。
大人300円と激安で入館できるのですが、クオリティは普通に高いです。大人から子どもまで間違いなく楽しめる観光スポットです。
最後に
陶器好きにとっては、美濃焼まつりは規模も大きく、若手の陶芸作家の作品も多く出品されており、本当に楽しいまつりです。
おそらく物欲センサーがビンビンに反応して、買いすぎてしまうと思うので、現金をたくさん用意して行ってください。
また、陶器を持ち帰る用に、リュックサックにタオルを入れて、衝撃に耐えられるように準備しておくといいと思います。
それでは、素敵な陶器に出会えるといいですね。
(ちなみに、私は前日に様子を見に行きましたが、15,000円分の陶器を買ってしまいました。本当にありがとうございました。)
以上
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