自分は年収が低いから、2,000万円とか3,000万円とかの資産形成は絶対無理…。
そんな方に向けて。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
私は月6万円の生活費で一人暮らしをしている20代後半のサラリーマンです。
資産形成にはおいては、年収は高いに越したことはないし、資産運用もやったほうがいいでしょう。
ですが、節約の一点突破でも小金持ちくらいなら誰でもなれます。
当記事では、節約だけで誰でも小金持ちになれる理由と3つのポイントについて紹介します。
節約だけで誰でも小金持ちになれる理由

シンプルすぎる結論です。
年100万円の支出を下げれば、年100万円の貯金ができます。これを30年続ければ、3,000万円になります。
これだけの話。
年収が低いとお金が貯まるスピードはゆっくりですが、時間さえかければ、資産3,000万円くらいの小金持ちには誰でもなれるはずです。
このことに気が付いている人たちは、低年収であってもコツコツと資産を積み上げていますよ。
「支出を100万円も下げられない!」
と、反発したくなるかもしれません。
でも本当にそうでしょうか?
自分が気が付いていないだけで、家や車、インテリア、ファッションなどの「見栄」に浪費しているだけかもしれません。
年間100万円というと、月換算すると8.3万円になります。
家賃が2万円安い賃貸物件に引っ越して、自動車は手放して、スマホは格安SIMに乗り換え、WiFiは解約して、食事はほぼ自炊して、過剰なおしゃれにはお金をかけない。
これできっといけます。
「そんな貧相な生活なんて絶対にいやだ!」
そう思いますかね?
でも、実際にやってみると、普通に楽しく暮らせることに気が付くと思います。
部屋は住んでしまえば慣れるし、車がなくても歩くようになり、むしろ、心も体も健康になります。WiFiなしの格安SIMでも少し不便なくらいだし、自炊だって料理がうまくなって、どんどんおいしいものが作れるようになります。
結局のところ、お金と引き換えに、多少の便利さや楽さを得ているだけです。
だから、多少の不便と手間を受け入れれば、生活費は簡単にガツンッと下がります。
絶対できます、誰でもできます。
節約だけで誰でも小金持ちになるための3つのポイント
「節約だけでも小金持ちにならなれます!」といっても、いくつかポイントがあります。
そのポイントとは3つ。
- 自分は小金持ちになれると知る
- 節約のために行動に移す
- 副業や投資はあとからでいい
自分は小金持ちになれると知る
何事においても同じことがいえますが、「まずは知ること」です。
「自分は年収が300万円しかないから、貯金しても微々たるものだから…」
と諦めてしまったら、そこで終わりです。
その無知さゆえに、無駄なことにお金が消えていきます。
だからまずは、「低年収でも、節約生活をすれば小金持ちにはなれる」と知ることです。
いまは年間で10万円とか30万円とかしか貯金できていないかもしれません。
ですが、節約環境が整えば、年間100万円だって貯金できます。
特別なスキルやノウハウが必要なけでもないし、年齢や性別も関係ありません。
知っているか、知らないか。
本当にそれだけです。
だから、「自分でも小金持ちにはなれるんだ」と、知ることから始めましょう。
節約のための行動に移す
実につまらない言い方ですが、「実際に行動に移すること」。
結局のところ、現状を変えるためには行動しかないんですよ。
行動がすべて。
どれだけネットで情報を集めて精査しようが、実際に行動しないとなにも変わりません。
節約でも同じことがいえます。
家賃の安い部屋に引っ越すことも、車を手放すことも、保険を解約することも、格安SIMに乗り換えることも、料理の勉強をすることも、全部めんどくさいです。
でも、めんどくさい気持ちを乗り越えて、実際に行動した人から変わっていきます。
なにより、節約のいいところは、今月頑張れば来月から成果が実感できること。
たとえば、今月格安SIMに乗り換えたら、来月からスマホ代が数千円安くなります。
「手元に残るお金を増やす」という意味では、節約ほど即効性のある手段はありません。
だから、必要な節約方法を知り、今月から生活に取り入れてみてください。
小さな節約が積み重なれば、きっと年100万円は支出は下がります。
▼具体的な節約テクニックは、こちらの記事でまとめているので参考にしてください
副業や投資はあとからでいい
3つめのポイント。
それは、「副業と投資はあとからでもいい」ということ。
資産形成というと、収入を上げることや資産運用を先行したくなるかもしれません。
ですが、まずは節約から始めるのがおすすめです。
労力が少なく、再現性も高く、即効性があるのが節約であり、節約だけでも小金持ちにはなれるからです。
節約の環境は一度整えてしまえば、なにもしなくても機能するようになります。
すると、自然と心にもゆとりが出てきます。
「副業もやらなきゃ!」、「投資もしなきゃ!」と最初から思うから、結局はなにも手につかなくなるのです。
副業や投資に挑戦するのは、節約ができてからでも全く遅くありません。
だからまずは、徹底的に節約生活の基盤を整えましょう。
とはいえ、副業と投資によるブーストがかかれば、資産が増えていくスピードは圧倒的に加速するので、いずれはやってみる心持ちでいるといいと思います。
最後に
節約だけで誰でも小金持ちになれる理由と3つのポイントについて紹介しました。
当記事をまとめます。
- 年100万円の支出が下がれば、年100万円の貯金ができる。
- 年100万の貯金ができれば、30年で3,000万円の小金持ちになれる
- まずは、低年収であっても、節約すれば誰でも小金持ちになれることを知る
- 次に、節約効果の大きい節約方法から自分の生活に取り入れてみる
- 副業や投資に挑戦するのは、節約の環境整備ができてからでも全く遅くない
「節約」というと、なんだか「我慢している」みたいな印象を持つかもしれません。
節約には不便や手間を許容する側面はありませんが、正しく節約すれば、支出は下がっても生活の満足度は下がりません。
むしろ、少ないお金でも楽しく暮らせることに気が付き、心にゆとりが生まれるかもしれません。貯金が増えてこれば、選択肢も増えてきます。
働いてさえいれば、節約だけでも小金持ちにはなれます。
だからまずは、「自分も小金持ちにならなれるんだ!」とマインドセットをしましょう。
それが第一ステップです。
▼こちらの記事では、節約を基盤に、資産1,000万円を作る戦略について解説しています