自分から話すのが苦手で、職場でなんだか自分だけが浮いている気がする・・・。 |
仕事中はあまり喋らなかったり、ランチは一人で食べたかったりするのは、人間関係が煩わしいというよりも人と会話するのが苦手で気疲れしてしまうから。
そんなサラーリマンの方って多いのではないでしょうか。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。私は20代後半のサラーリマンです。私も人と話すのが苦手で、社会人4年目には営業から事務職に転職を経験しています。
お客さんと関わる営業職。
デスクから動けず周囲と常に関わる事務職。
2つの仕事を通して、会話が苦手でも周囲の人と馴染む方法についてずっと考えていました。
当記事では、話すのが苦手な人見知りの方でも、職場の人間関係を円滑にする世渡り術について紹介します。
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話すのが苦手な人は上手に話ができるようになる必要はない
「話すのが苦手」だからといって、「どうやったら話すのが上手になるか」を模索するのは愚策です。
簡単に克服できるものでもないし、克服する必要もありません。
なぜならば、コミュニケーションの真髄は、相手を喜ばすことにあると思っているからです。
話上手で面白い話で相手を喜ばすことができる人もいれば、相手に気持ちよく話をしてもらうことで喜ばせることができる人もいます。
話が苦手な人が目指すべきは、圧倒的に後者です。
無理に自分の不得意な領域で戦う必要はありません。
話すのが苦手なら、相手に気持ちよく話をしてもらって喜んでもらうことに全力を注ぐこと。
これが大切だと思っています。
話すのが苦手なサラーリマンが仕事で周囲と馴染むための世渡り術
具体的には、これら5つを試してみてください。
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1. 顔をくしゃくしゃにして笑う
私が発見した中で最強の世渡り術。
それは、なにも喋られなくてもいいから、とにかく顔をくしゃくしゃにして笑うこと。
これです。
これで職場の人間関係はたぶんなんとかなります。
なぜならば、ちゃんと笑ってさえおけば、話をしている人の自己肯定感を満たすことができるからです。
職場のみんなが楽しそうに話していても、無理して自分から会話に入っていく必要はありません。
もちろん、自分が喋って場を盛り上げようなんてことは全然考えなくていいです。
馴染めないからとつまらなそうにするのではなく、とにかく笑っておくんです。
笑いもせず、話にも入ってこない、というのは話をしている人も不安にしてしまいます。
人は不安なことが好きではありません。
だから、とにかく笑うんです。
大丈夫、そんなに相手の顔をじっくり見なくても、全力で顔を崩して笑っておけばOKです。
2. 質問をたくさんする
笑ってその場をごまかせるのは、複数にでいるときだけです。
職場では、上司や同僚と2人きりになる機会は絶対にやってきます。
そんなときは、自分の話は一切しなくていいので、質問をたくさんすること。
人間は誰しも、「自分を見てほしい」という感情を持っています。
「私の話を聞いて欲しい」
「私の考えに共感してほしい」
「私の話に笑ってほしい」
だから、そんな自己肯定感をくすぐるためにも、どんな話題でもいいから質問しまくること。返ってきた答えをさらに掘り下げてみること。
やることはこれです。
要は、「私はあなたに興味ありますよ! もっとあなたのことを教えて!」という雰囲気が伝わればOK。
「休みの日はなにしているですか?」
「娘さんって今おいくつでしたっけ?」
そんな程度の話題でいいんです。
「こんなありふれた質問、今までに100万回くらい聞かれているだろうな」なんて身構える必要はなくて、たくさん質問をしてみてください。
それだけで、相手は勝手に「こいつは自分に興味があるんだな」と好意を抱いてくれるものです。
もう自己肯定感をくすぐられっぱなし、息も絶え絶えですよ。
3. 大袈裟な反応や相槌を打つ
とにかく笑ったり、たくさん質問したりすることに近いですが、大袈裟な反応や相槌を打ってみましょう。
反応があることで、相手は安心して、心地よく自分から話をしてくれます。
自分から話すのが苦手なら、相手に話をしてもらうように仕向けることが大切です。
そのために大きな反応や相槌というテクニックが効きます。
「ほんとですか!?」
「それはやばいですね!」
「うんうん、なるほどお」
そんな陳腐な反応や相槌でOK。
大切なことは、「私はあなたの話に興味があります」ということが相手に伝わることですから。
4. 面白い話をする必要はない
“話すのが苦手” というと、「面白い話をしなければいけない」。
と、考えてしまう人もいます。
ですが、それは違います。
仕事の上司や同僚は面白い話を求めているわけではありません。
少しでも仕事が楽しくなるようにコミュニケーションをとっているだけです。
だから、話が普通にできて、笑ったり、反応したりすれば相手は喜んでくれます。
相手の話す言葉をしっかりと聞いて、そのことに言葉や態度で反応して、話すことがなくなればなんでもいいから質問してみる。
意外とコミュニケーションはシンプルなものです。
5. 清潔感だけは死守する
忘れてはいけないのが、自分の身なりです。
身なりといっても、別におしゃれをする必要はありません。
意識すべきは、清潔感だけです。
誰も不衛生なものには近づきたくありません。
人と人のコミュニケーションは見た目から始まります。
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大したことをやる必要はありません。
身なりを整えることは他人が近づきやすくなるだけでなく、自分に自信を持ってコミュニケーションができるようになるものです。
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最後に
話すのが苦手なサラーリマンが仕事で周囲と馴染むための世渡り術ついて紹介しました。
当記事をまとめます。
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繰り返します。
コミュニケーションを円滑にするポイントは、相手を喜ばせることです。
面白い話で相手を喜ばせられないなら、相手に気持ちよく話してもらうことを意識する。
このことだけでも知っておくといいです。
なにからやっていいか分からない人は、まずは笑うことがおすすめ。
笑顔は最強のコミュニケーションツールです。
▼人見知りは克服しなくてもいいです。むしろ、人見知りにしかできないことがあります。
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以上
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