社会人としてこれまで貯金してきた人、これから貯金をしようと思っている人は、「貯金する意味って本当にあるの?」という疑問を一度は抱いたことがあると思います。
「貯金すること自体が目的になっていたら意味がない」という人もいますが、私はそうは思いません。
貯金はあるだけで、数年後の自分を救うことができると思っています。
当記事では、「貯金がある」ということが、いかに自分を救うか、ということを紹介したいと思います。
貯金する意味はあるのか?
間違いなくあります。
ただひたらすにお金を貯めましょう。お金を使い切るより、絶対お金を貯めたほうがいいです。
それでは、「貯金に意味はある」と思う理由を紹介していきます。
貯金は人生の選択肢を増やしてくれる
貯金をする目的のひとつに、老後の資金とするため、と考えている人もいます。
それは、年金システム崩壊の懸念、人生100年時代を迎えた現代において、老後を生きていくためもコツコツとお金を貯めておく必要がある、と考える人が多いからです。
ですが、その考え方自体に間違いはないと思いますが、何十年も先の未来のために、今という時間を犠牲にしてまでお金を貯めることは、健全な考え方だとは思えません。
貯金とは、何十年も先の未来のためではなく、もっと身近な数年後、いや数カ月後の自分を救うためにあります。
なぜならば、貯金があれば、働き方・働く環境を変えることができるからです。
- 頭のおかしい上司のいる職場
- 毎日22時まで続く終わりのない残業
- 望みもなしない土地への転勤
このように、会社という組織に属していると、自分の望まない環境に強制的に立たされるリスクを常に背負うことになりますが、貯金があれば「逃げる」というカードを切ることができます。
もし、1,000万円の貯金があり、年間の生活費が100万円の人であれば、10年間はなにもしなくても生きていくことができます。
その間に、次は自分の望む働き方ができる仕事や会社をゆっくり探したり、会社に拘束されないフリーランスという働き方を目指すこともできます。
それが貯金がまったくない状態で、仕事をやめてしまったら食べていけなくなるような状況であれば、仕事が辛くても、逃げ出すことはできません。
だから貯金が必要なんです。
何十年も先の自分のためではなく、数年後の自分のために、「嫌なら逃げればいいじゃん」と言ってやれるように、貯金することは大切だと思います。
貯金は配当という果実を生む
貯めたお金を銀行に預金しているだけでも、選択肢を増やすという意味で大きな意味がありますが、さらに有意義な貯金の使い道があります。
それは、株投資を行なうことで、配当金(分配金)を得るということです。
株投資というと危険に感じるかも知れませんが、米国株ETFという金融商品であれば、ローリスクでそこそこのリターンを期待できます。
中でも、高配当株の米国ETFを長期で保有することで、元本を減らすことなく、配当金という不労所得を得ることができます。
私はVYMという米国高配当株ETFに毎月積立投資を行っていますが、実質利回りで2%が期待できます。
もし、1,000万円分のETFを保有すれば、年間で20万円のお金が、自分で何もしなくても自分の口座に振り込まれるということです。
関連記事:サラリーマンの株投資は米国高配当株ETE【VYM】がおすすめな理由 |
このように、貯金をして、株投資に余剰資金をまわすことで、働かなくてもお金が自動的に増えていく仕組みをまわすことができるようになります。
そうすれば、お金は雪だるま式に増えていき、人生の選択肢をさらに広げてくれるはずです。
貯金しても意味がないという人は貯金ができない人
「貯金しても意味がない。楽しまないと人生意味がない」という人の言葉は、あまり信用しないほうが良いと思います。
そのようなことを言う人は、自分が貯金できないからで、他人を自分のところまで引きずり込むことで、自分の精神を安定させているだけです。
そのため、貯金しても意味がないなんていう人の言葉には耳を傾けず、堅実に貯金をしましょう。
貯金額やお金の使い方を話さない人は、当然のように貯金しています。
それは、貯金が持つ力を知っているからです。
無駄な浪費によって、自分の選択肢を狭め、逃げ道も防いでしまい、お金のを自動で生む機械を捨ててしまわないためにも、貯金をしましょう。
最後に
貯金の効果が分からない人に向けて、貯金する意味について紹介していきました。
記事をまとめです。
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貯金は間違いなく数年後の自分を救います。
給料が安くて貯金できない状況にいる人は、自分の生活を徹底的に見直すことが重要です。生活費を落とすことは難しくなくて、ただ自分の身の丈にあった生活をするだけです。
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以上
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