自分は意思が弱くて、なにをやっても続かない。やりたくもないことをついついやってしまう。
- 気がついたらお菓子を食べてしまう
- 給料が入っても貯金ができない
- 自由になりたいのに副業できない
- 本は買うだけ買って放置
- お酒を飲みすぎてしまう
こんな悩みを抱えている人は多いと思います。
当記事では、そんな意思が弱いと嘆く人に向けて、自分をコントロールするための唯一の方法を紹介します。
意思が弱い人は前頭葉の働きが低下していることが原因
そもそも、なぜ自分で自分の意思をコントロールすることができないのでしょう。
それは、前頭葉の働きがバグっているからです。
前頭葉とは、脳の前方に位置しており、おでこの後ろくらいあります。前頭葉は、自分の感情や意思決定をコントロールする役割を担っているため、前頭葉の働きが低下すると、自分で自分をコントロールできなくなってしまいます。
「仕事のストレス、睡眠不足、栄養の偏りなど」が原因で前頭葉は疲弊するため、残業が続くサラリーマンの方は、常に脳を酷使している状態です。
そのため、サラリーマンの多くは自分の意思をコントロールすることができず、瞬間的な快楽に溺れ続けることになります。
なにより、瞬間的な快楽には中毒性があり、依存性を高めてしまいます。
仕事で疲れていて、自分をコントロールできず、ストレス発散にコンビニでお菓子を買ってしまって、明日からはもうお菓子は買わないと決意しても、次の日にはまたお菓子を買ってしまう。
そんなデススパイラルにはまってしまいます。
これでは、幸福な人生とはほど遠いものになってしまいます。
意思が弱い人が自分をコントロールするための唯一の方法
では、そのようにすれば、前頭葉の働きを向上させることができるのか。
答えは「運動」をすることです。
ここでいう運動とは、「有酸素運動」と「筋トレ」の両方を指しています。これは「脳を鍛えるためには運動しかない」という350ページを超える分厚い本で説明されています。
運動をはじめる強いモチベーションになるので、是非一度読んでみることをおすすめします。
有酸素運動をする
有酸素運動というと、ジョギングを思い浮かべるかも知れませんが、脳を鍛える上での有酸素運動はウォーキングで十分です。
そして、本書の中では、まずは1週間で360分以上のウォーキングが推奨されています。
ただ、1週間で360分以上というと結構な時間です。平日だけで換算してみると、なんと1日で70分ほど歩く必要があります。仕事が終わってから、1時間もウォーキングすることはかなり非現実的ですね。
そのため、通勤のなかにウォーキングする環境を組み込むことが、毎日有酸素運動をするコツです。
■サラリーマンは徒歩通勤で幸せになれる理由【通勤時間よりも手段が大事】
- 会社まで歩いて1時間くらいまでなら歩く
- 電車通勤でも駅までは歩いたり、一駅前で降りるなどの工夫をする
そうやって日常生活の一部としてウォーキングを組み込むことで、脳を鍛えることができ、自分の意思をコントロールすることができるようになってきます。
自宅で筋トレをする
前頭葉が疲れ切っている状態で筋トレをはじめることはかなり辛いかもしれません。
そのため、筋トレはウォーキングが習慣化して、自分の意思をコントロールできるようになってきてから初めてもいいかもしれません。
もしくは、意思の力をほとんど使わない、極小回数、極小負荷で筋トレを始めることもおすすめです。具体的には、1日1回の腕立て伏せのようなことから始めることです。
人間が物事を習慣化するコツとして、初動のハードルを下げるということがあります。そのため、思い切って、回数や負荷を小さくすることで、意思の力を使わずに物事を始めることができます。
そんな小さな習慣を繰り返しているうちに、いつしか習慣で継続できるようになっているはずです。
最後に
毎日の有酸素運動と筋トレが習慣になってくると、自分の意思をコントロールできるようになることを体感できるはずです。
一時的な誘惑に、自分の意思でしっかりとブレーキを踏めるようになります。
必要のないことはやらない。やりたいことは続ける。そんな当たり前のことを実現するためにも、すぐにでもウォーキングと筋トレを毎日の生活に取り入れることをおすすめします。
その先には、いまよりももっと幸せななにかが待っていると思います。
以上
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