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何者にもなれなかった大人たちに、いまよりも心地よく生きていくライフスタイルを提案します。
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30歳からの趣味に家庭菜園は最高!3つの魅力とは?

実際に使用した商品サービスのみを紹介しています。アフィリエイト広告を含みます。

市が管理している「市民農園」を借りて、30㎡の畑で家庭菜園を趣味にしています。

始める前は、「畑はやってみたいけど、でもやっぱりめんどくさいかなあ」と悩んでいました。ですが、腹を括って借りてみたら、最高に楽しかったです。

といわけで、本記事では、30歳の私が家庭菜園を始めたきっかけ、家庭菜園を趣味にする魅力と辛いこと、準備したこと、いくらかお金がかかったを紹介します。

なにおれ

30歳ミニマリストの、なにおれ(@lemologue)です。畑、散歩、読書が趣味。

目次

家庭菜園を始めようと思ったきっかけ

とあるカフェで、「ときをためる暮らし」という本を読んだことが、家庭菜園に興味を持ったきっかけでした。

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つばたさんという老夫婦が、自宅の広大な土地で野菜や果物を育てる暮らしを綴ったエッセイみたいな感じ。

とはいえ、この本を読んだ当時は私もまだ20代後半だったので、「畑はいつかはやってみたいけど、いまではないかなあ」という感じでした。

しかし、時が経ち、30歳になったタイミングで、「畑をやるならいましかない」と思ったわけです。

自分の経験上、「定年を迎えたらやりたいと思うことほど、できるだけ若いうちに始めたほうがいい」と思っています。

海外旅行しかり、散歩しかり、体力がある若いときのほうがその魅力を存分に引き出せるからです。

「野菜を育てたい」というよりも、土に触れて、泥だらけになりながら体を動かしたかったので、ベランダ菜園は却下。

それで畑を借りられるところを探していたら、市が管理する「市民農園」を見つけて、費用も安かったので契約した、という流れです。

家庭菜園を趣味にする魅力・辛いこと

家庭菜園を趣味にする魅力と、大変なことを紹介します。

よかったこと・辛いこと
  • 泥だらけになるのが最高に気持ちいい
  • 休日の充実度が上がる
  • 野菜への見方が変わる
  • 費用対効果は決してよくない

泥だらけになるのが最高に気持ちいい

畑での家庭菜園の最大の魅力は、泥だらけになりながら体を動かす爽快さです。

毎日デスクワークの仕事をしていると、体を動かすことってほとんどありません。ジムや自宅で筋トレをしていもても、どこか人工的。

その点、太陽カンカンの中で、汗をびっしょりとかきながら土を耕し、草を刈り、力強く育つ野菜に手で触れる。休憩に日陰で、持ってきた梅おにぎりを空腹の胃袋に流し込む。

爽快、ただただ爽快です。

この世界に、自分が確かに生きていることを実感できます。

これだけでも、畑で野菜を育ててよかったと思えるほどです。

休日の充実度が上がる

20代前半ってなにをやっていても楽しいです。

それが20代後半に入った頃から娯楽を消費することには飽き出して、30代になると休日はゴロゴロするだけで過ぎていくことも増えてきます。

しかし、畑を始めることで、休日の充実度が上がります

  • 夏は朝5時に起きて、太陽が出る前に畑に行く
  • 畑で1時間ほど草取りなどの作業する
  • 帰宅してシャワーを浴び、汗でベタベタの体をサッパリさせる
  • 体を動かして腹ペコの状態で、朝ごはんをモリモリ食べる
  • ベッドで一眠りする
  • 目が冷めたらそのまま本を読む

これだけやってもまだ朝の10時とかです。

早起きして体を目一杯動かしたことで、その後になにもしなくても、体にエネルギーが溢れていることを感じられます。

ゴロゴロすることに罪悪感もありません。

圧倒的な充実感です。

食べ物への見方が変わった

自分で野菜を育ててみて、野菜への見方が大きく変わりました。

スーパーに行けばいつでも安くて、形もきれいな野菜が買えるので、深く考えたことがなかったのですが、野菜を育てるって大変です。

土を耕して、種を発芽させて、支柱やネットを用意して、定期的に雑草を刈って…。それでも虫に食べられたり、そもそも発芽しなかったりします。

そんな育てるのが大変な野菜が、スーパーに行けば安く手に入るって、本当に豊かなことだと実感します。

また、育てるのが大変と同時に、ある程度ほかっていても太陽に向かって枝を伸ばす生命力に感動したり。

「野菜」というありふれた存在の価値を見直す、いいきっかけになりました。

ぶっちゃけ費用対効果は悪い

「自分で育てた野菜で半自給自足ライフ!」

なんて夢見ていましたが、そんなに甘くはなかったです。

野菜の収穫期は一気に来てしまうので、コンスタントに野菜を穫れるようにするには、多品種を苗付けの時期もズラさないといけないです。

なので、費用対効果だけ考えるのであれば、普通にスーパーで毎週必要な分だけ買ったほうが間違いなく安いです。

「自宅の庭に畑がある」なんて状態でもないと、畑で半自給自足は難しいと思います。

家庭菜園で準備したこと

参考に、市民農園で家庭菜園を始める際にやったことをまとめておきます。

準備したこと
  1. 市民農園を借りる
  2. 道具を整える
  3. 野菜作りの勉強する
  4. 土作りに必要なものを買う
  5. 種・苗・支柱を買う

市民農園を借りる

まず最初にやったことが、畑を借りることです。

インターネットで、住んでいる市で借りられる市民農園を調べて、家から一番近い畑を借りました。

私の場合は、田舎に住んでいることもあって、自宅から3kmくらいの場所で借りられました。

年間契約料は5,000円。

激安。

ただ、市民農園は定期的に通って維持管理しないといけないので、「途中で飽きたらどうしよう」としばらく契約するか悩んでいました。

畑道具を買い揃える

次に、畑の道具を買い揃えます。

クワや鎌、スコップなどの道具は市が用意してくれていたので、買ったものは、畑作業するための服関連だけ。

  • 帽子
  • 手袋
  • 長靴

最初はホームセンターで探していましたが、値段も高く、デザインも微妙。

というわけで、「ワークマン」に行ってみたら、おしゃれで値段も安く、最高でした。

野菜作りの勉強する

せっかく自分で野菜を育てるなら、肥料も農薬を一切使いたくなかったので、「自然農法」という方法で育てることにしました。

参考にしたのは、Youtubeの「そーやん」さんという方。

おすすめの書籍で、「1㎡からはじめる自然菜園」を紹介していたので、こちらの本も購入。

スッキリしたレイアウトで、やることがすべて書いてあってわかりやすいです。

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動画を見て、本を読んで、

  • 土作りの方法
  • 畝作りの方法
  • いつどんな苗を植えるか

などを勉強してから、野菜作りに必要なものを買い揃えました。

土作りに必要なものを買い、畝作り

悩んだ結果、土作りに買ったのは、

  • 完熟の牛糞堆肥
  • 腐葉土

これだけ。

その畑の土が含む成分によって、なにを土に混ぜるかが違うようですが、成分を調べたり、いろいろ買ったりしたくなかったので、最も一般的なものだけを使いました。

結果的には、いい感じに野菜は育ってくれました。

野菜の生命力すごい。

種・苗・支柱を買って植える

野菜作りで意外とお金がかかるのが、種や苗です。

種で買うと安いですが、発芽まではポットで育てて、畑に移すという作業が必要になります。

とはいえ、苗を買うと手軽ですが、苗ひとつで300円くらいかかります。

結局最初は、苗を5品種ほど買って植えることから始めました。

家庭菜園の初期費用でいくらかかった?

結論からいえば、約20,000円。

内訳はざっくりとこんな感じです。

初期費用の内訳
  • 市民農園の年間契約料:5,000円
  • 長靴・手袋・帽子:4,000円
  • 土作り:3,000円
  • 苗や種:5,000円
  • 支柱:1,000円

一人暮らしなら毎月の野菜代が4,000円として、5ヶ月分くらいの支出でしょうか。

決しては安くはないですよね。

私の場合は、市民農園の年会費が安かったり、土作りを適当にやったりしたので安くすんでいますが、もう少しお金はかかると思います。

近所に市民農園がないときは?

畑をやってみたいけど、都市圏に住んでいて畑なんてない

という場合は、民間の「シェア畑」というサービスもあります。

  • 苗や種、支柱などを揃えてくれる
  • 土作りのための堆肥などがいらない
  • クワなどの道具を全て借りられる
  • アドバイザー付き

と、手ぶらで行けるのが魅力です。

ただ最大のデメリットは、入会金を含めて月額10,000円ほどかかること

市民農園が年間5,000〜10,000円で借りられることを考えると、相当高いです。苗や道具の料金も含まれていることを考えると見かけほど高くはないですが、それでも高いです。

そのため、「土に触れられることにメリットを感じる」、「お子さんの食育でやってみたい」とかでないと、おすすめはできないかもしれません。

それでも、「やっぱり興味があるから、1年限定で」とかでやってみるのは全然いいと思います。

無料のオンラン説明会をあるみたいなので、気になる方は、シェア畑の公式サイトを見てみてください。

最後に

「野菜を自給自足して食費の節約!」とはいきませんが、ただ娯楽を消費するだけの趣味には飽きて、もっと健康的な趣味がほしいという30代の方に、家庭菜園はかなりおすすめです。

「畑に行って体を動かし、ごはんをたくさん食べて、昼寝する」という休日ルーティーンは実に心地がよく、部屋にいたら味わえない生きている感覚を楽しめます。

家庭菜園、楽しいです。

以上

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本書は、「生きづらさを抱える人が、生きづらさから抜け出し、最後には自分だけの生きる意味を見出すまでの道のり」を、全10のステージで解説しています。

いってしまえば、"生きづらい人に特化した超実践的な生き方の指南書" です。

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