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野田琺瑯 レクタングル深型の魅力をレビュー!どんな使い方ができる?
琺瑯(ほうろう)は、金属の熱伝導と冷却性の高さ、ガラスの耐食性や美しさを合わせ持つことが魅力。そんな琺瑯を使って80年以上製品を作っているのが、野田琺瑯(のだほうろう)です。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。料理好きのミニマリスト男です。
料理好きとしてはほしくて購入を迷っていた、野田琺瑯の「レクタングル深型」を買ってしまいました!
機能性も、デザイン性もよく、所有欲も満たしてくれる保存容器でした。
ダイソーに行けば100円で保存容器が手に入る時代に、どうして1つ1,000円以上もする琺瑯容器を買うのか。その魅力や便利な使い方をお伝えしたいと思います。
野田琺瑯 レクタングル深型の魅力
早速、野田琺瑯「レクタングル深型」の魅力を紹介します。
魅力は5つあると思っています。
- ミニマルなデザインが美しすぎる
- 酸や塩分に強く、漬物やマリネもOK
- 色や匂いが移りにくく、作り置きに最適
- 直火にかけてそのまま保存できる
- 洗い上がりがヌルつかない
ミニマルなデザインが美しすぎる
正直、機能性よりも見た目に惹かれて買いました。
もうね、美しすぎます。
プラスチック容器や透明のガラス容器にはない、独特の美しさがあります。
料理はめんどくさいときもありので、モチベーションって大事です。
その点、保存容器がお気に入りだと、料理のやる気に繋がります。
4つ揃えると5,000円ほどお金はかかりますが、その分自炊して食費が下がることを考えれば、1, 2ヶ月でペイできることになります。
十分に元のとれる買い物だと思います。
酸や塩分に強く、漬物やマリネもOK
琺瑯素材は、酸や塩分に強い特性があります。
漬物やマリネなどの保管に最適です。
適当に切った野菜にお酢をぶっかけた即席漬物を保存してもいいし、市販品の梅干しやたくわんを移し替えて保存してもいいです。
容器の見た目がおしゃれなので、そのまま食卓に出してもいいです。
器としても使える保存容器は重宝します。
色や匂いが移りにくく、作り置きに最適
琺瑯はガラスの釉薬が焼き付けられているので、色や匂いが移りにくいことが特徴。
作り置きしたおかずを数日間保存しても、色や匂いの移りを気にしなくていいです。
レクタングルには「浅型」と「深型」の2種類がありますが、作り置き用なら深型がいいと思います。
ある程度深さがあるので、カサのあるおかずでも保存できます。
Mサイズであれば、3〜4人前くらいは入りますね。
直火にかけてそのまま保存できる
琺瑯は金属でできているので、直火もOK、オーブンもOKです。
フライパンのように調理器具として使えるので、調理をしたらそのまま粗熱が取れるまで放置 → 冷蔵庫で保存というスムーズな流れができます。
鉄の持つ冷却性のおかげで、雑菌が繁殖しずらく、作り置きしたおかずも長持ちします。
カレーなんかは温めてそのままごはんを放り込めば、おしゃれな器にもなりますね。
洗い上がりがヌルつかない
プラスチックの保存容器の洗い物をするとき、洗い上がりがヌルヌルして洗い直した経験ありませんか?
レクタングルなら、1回の洗いでキュッキュッとスッキリ洗えます。
洗い直しが必要ないので、ストレスがありません。
プラスチックなどの油由来の容器は油がヌルヌルしますが、琺瑯の表面はガラスなので油もきれいに洗い流せます。
野田琺瑯 レクタングル深型のいまいちな点
「レクタングル深型」の「ここはいまいちかも…」という点も紹介します。
- 電子レンジは使えない
- 好きゆえに慎重になりすぎる
- シール蓋は匂いがつきやすい
電子レンジは使えない
まず、レクタングルは電子レンジが使えません。
というより、琺瑯は金属でできているので、電子レンジが使えないのです。
中身を温めたいのであれば、「直火で温めるか」、「耐熱容器に移し替えて電子レンジでチンするか」の二択になります。
私の場合、基本的に作り置きの保存容器として使っているので、中身をすべて温めるということはあまりないです。なので、食べる分だけ耐熱容器に移してレンチンしています。
電子レンジがNGなことを考えると、容器ごと冷凍するのにも向いていないと思います。
好きゆえに慎重になりすぎる
見た目の美しさが裏目に出て、「汚したくない!」と神経質になりがち(笑)
直火で使えるのが大きなメリットなのですが、失敗して焦がしてしまうことを考えるとストレスに感じますね。他にも、空焚きNG、クレイジングやたわしNGなどの取り扱いの煩わしさはあります。
「調理器具は雑に気楽にしたい!」
という方には、あまり向いていないと思います。
ちなみに、焦げついてしまったら重曹で焦げは簡単に落とせるようです。
シール蓋はにおいがつきやすい
琺瑯容器自体は匂いが全然つかないのですが、シール蓋には匂いがつきやすいこともデメリット。
特に、漬物やカレーなどの匂いのきついものを入れるとなおさらです。
ただ、レクタングルは蓋を単品で購入できます。
シール蓋であれば送料込みで1つ300円弱くらいで買えるので、本体を買い直すよりもずっと経済的。
また、シール蓋以外にも…
- シール蓋
- 琺瑯蓋
- 密閉蓋
の3種類を別購入することができます。
シール蓋は値段が安いですが、色や匂いがつきやすく、熱にも弱いです。一方で、琺瑯蓋は、本体の琺瑯と同じ素材なので、匂いがつきくく、熱にも強いです。ただし、値段は高めで、密閉性もありません。
密閉蓋は、完全密閉できるので、お弁当などに向いています。
ただ、密閉蓋と琺瑯蓋は、蓋だけで1,000円近くするので購入の検討は必要ですね。
野田琺瑯 レクタングル深型の使い方
野田琺瑯「レクタングル深型」の魅力のひとつに、「使い方の幅が広い」ことがあります。
便利な使い方を6つ紹介します。
- 食材をそのまま保管
- 作り置きを保存
- 作りすぎた味噌汁の保管
- 使いかけの豆腐の保存
- お弁当箱にする
- お菓子作りの型にする
食材をそのまま保管
まずは、食材をそのまま保存する使い方。
野菜をそのまま冷蔵庫に放り込んでおくとごちゃごちゃしがちで、野菜の鮮度も落ちやすくなります。
しかし、レクタングル深型は深さもあるので、買ってきた野菜をそのまま入れられて、冷蔵庫の中身をきれいに保てます。
Mサイズでもいいですが、Lサイズを選ぶとより食材の保存には向いています。
作り置きを保存する
鉄板の使い方ですが、作り置きの保存です。
匂いや色がつきにくく、冷却性の高さのおかげで雑菌も繁殖しにくいので、作り置きの保存には最適。
電子レンジは使えないですが、冷菜であればそのまま食卓にも出してもおしゃれです。
作りすぎた味噌汁の保管
「味噌汁が1, 2杯分余っちゃった…」
ってことはよくありますよね。
深さがしっかりあるので、作りすぎた味噌汁の保存にも使えます。
冷蔵庫の中で汁をこぼす心配もなくなります。
あと、そのまま直火でも温めれるのが便利ですね。
私の場合、温めずにそのまま冷汁として飲むことが多いですが…(笑)
使いかけの豆腐の保存
使いかけの豆腐の保存にもピッタリです。
写真はMサイズですが、一丁分でも余裕で入ります。
「味噌汁用にサイコロ状にカットしたまま保存する」なんて使い方もいいと思います。
お弁当箱になる
レクタングル深型の「Sサイズ」は、お弁当箱にも最適です。
サイズ感だけでなく、冷却性が高く雑菌も繁殖しにくいので、実用面でも向いています。
注意点は、密閉蓋を別途買う必要があること。
蓋だけで1,000円近くしますが、お弁当箱を買うことを考えれば、それほど高いわけでもないと思います。
お菓子作りの型になる
直火とオーブンが使えるので、お菓子作りの型にも最適です。
パウンドケーキなどの型にしたり、ゼラチンを直火にかけてゼリーにして、そのまま冷蔵庫で冷やすことができます。
料理だけでなく、お菓子作りをよくする人にもおすすめです。
野田琺瑯 レクタングル深型のサイズ
「レクタングル深型」のサイズ展開は、「S/M/L」です。
サイズを比較すると、以下の通り。
S | M | L | |
---|---|---|---|
横幅 | 154mm | 183mm | 228mm |
奥行 | 103mm | 125mm | 155mm |
高さ | 57mm | 62mm | 68mm |
容量 | 0.5L | 0.85L | 1.5L |
重量 | 210g | 300g | 440g |
サイズアップしても高さはそれほど変わりませんが、幅と奥行が大きくなるイメージです。
「Sサイズは、200gのバターがスッポリ入るくらい」、「Mサイズは、カレールーの箱より少し短いくらい」というのがイメージしやすいかな、と思います。
▼Sサイズ
▼Mサイズ
- 簡単な作り置きや弁当箱にしたい → Sサイズ
- 3〜4食分の作り置きを保存したい → Mサイズ
- 食材をガッツリ保存したい → Lサイズ
こんなイメージで選ぶのが、間違いないと思います。
私の場合は、Sサイズ2つと、Mサイズ2つを購入しました!サイズは2つあったほうが柔軟性は高いかな、と思います。
レクタングル浅型と深型の違いは?
「レクタングル浅型」と「レクタングル深型」のサイズ感の違いをまとめます。
参考に、Sサイズで比較しました。
Sサイズ | 浅型 | 深型 |
---|---|---|
横幅 | 208mm | 154mm |
奥行 | 145mm | 103mm |
高さ | 44mm | 57mm |
容量 | 0.8L | 0.5L |
重量 | 330g | 210g |
浅型といいつつも、高さもそこそこあります。
そのため、同じサイズでも浅型のほうが容量は大きくなりますね。容量があるので、食材を保存したり、肉や魚の下処理をするためのバットとしても使いやすいと思います。
- 基本的に作り置きの保存に使いたい → 深型
- 食材の保存やバットとしても使いたい → 浅型
という感じで選ぶといいかと。
最後に
野田琺瑯「レクタングル深型」の魅力・いまいちな点、サイズの違い、浅型との違いを紹介しました。
当記事をまとめます。
- 見た目が圧倒的に美しいおかげで、料理のやる気が出る
- 酸や塩分に強い特性があるので、漬物の保存にも向く
- 作り置きにサイズがちょうどよく、腐食もしにくい
- 直火にかけてそのまま保存までできるのでスムーズ
- 洗い上がりがヌルつかず、1発洗いでノーストレス
- 作り置き、弁当箱、お菓子の型など使い方が豊富
- 琺瑯素材は電子レンジが使えないので要注意
- 見た目が美しいゆえに、取り扱いに若干ストレスを感じる
- シール蓋は匂いがつきやすいが、蓋単品を安価で買い替えられる
野田琺瑯のレクタングル深型は、1つで1,000〜2,000円します。
決して、安い買い物ではありません。
ですが、見た目が圧倒的に美しく、実用性もあります。
蓋を単品でも買い換えられるので、長く愛用できるメリットもあります。
「料理が好きな方」や、「これから料理を頑張りたい!」という方は、買って後悔しない商品だと思いますよ。
私は1年くらい悩みましが、さっさと買っておけばよかったです(笑)
▼ちなみに、S/M/Lのセットでも販売されています
以上
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