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後悔しない買い物の7ステップ!20代で1,000万円貯金した倹約家の買い物術

実際に使用した商品サービスのみを紹介しています。アフィリエイト広告を含みます。

買い物で後悔しない方法を知りたい。買い物で失敗ばかりしている。

そんな方に向けて

なにおれ

こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。20代で1,000万円以上を蓄財した30歳の倹約家です。

お金が自然と貯まる人ってほぼ例外なく、買い物の仕方に自分なりの哲学を持っています。

自分はこうやって買い物をしている人と、ついつい衝動買いしてしまう人では、使ってしまうお金の量に圧倒的な差が生まれますからね。

私自身、「なにかものをほしい!」と思ったときはいつも同じステップを踏んでいます。

その結果、20代で1,000万円以上の蓄財ができました。

「セール品は安物買いになりやすい」「クレジットカードでポイントを貯める」みたいな買い物テクニックを知ることも大事です。

ですが、「どういうプロセスを踏めば上手に買い物できるのか」を知っているほうが、間違いなく汎用性が高いです。

自分の中で買い物の流れをパターン化できれば、あらゆる買い物で同じことができますからね。

そこで本記事では、倹約家が「ものをほしいと思った瞬間からものを買った後まで」どのような一連の流れで買い物しているのかを紹介します。

▼動画でも解説しています

目次

後悔しない買い物の7ステップ

まずは結論はこちら。

後悔しない買い物のステップ
  • ステップ1:メルカリで中古価格を確認する
  • ステップ2:しばらく買わずに生活する
  • ステップ3:類似品のスペック比較をする
  • ステップ4:もう一度買わずにしばらく生活する
  • ステップ5:中古で買うか新品で買うかを決める
  • ステップ6:買わなかったものは理由を言語化する
  • ステップ7:使わなくなったものは早めに売る

「おいおい、7ステップもあるのかよ」と思ったかもしれません。

ですが、いずれも重要なステップになります。

「なぜそのステップが必要なのか」という理屈と、「どのようなことをすればいいのか」も紹介するので、ステップは多いですがぜひ見ていってください。

ステップ1:メルカリで中古価格を確認する

テレビやSNS、YouTubeなどを見ていて、「あ、この商品いいなあ」と思うことってよくありますよね。

そんなときにまず私がやるのが、その商品の中古価格を確認することです。

具体的には、メルカリで商品名や型番で検索をして、何年前のものが中古でいくらで売れているかを調べます。

このステップを一番にする理由は、中古でも高値で流通しているのであれば、結果的にコスパのいい買い物になりやすいからです。

たとえば、新しいスマホをほしいと思ったとしましょう。

ほしいと思ったスマホが新品では10万円でも、1年後でも中古品が8万円で流通しているなら、もし1年で飽きても2万円で使えることになります。

それであれば、「値段の高い買い物でもリスクは小さいよな」といった判断ができる大きな材料になります。

逆に、中古では全然売れていないものだと、その時点で買うのをやめるという判断にもなりやすいです。

なので、中古価格を一番に確認することで、まずは買わないものをざっくりとフィルターをかける感じです。

ただし、3,000円未満くらいのものや最初から使い潰すつもりのものであれば、このステップはスキップすることもあります。

ステップ2:しばらく買わずに生活する

中古価格を確認したあとにすぐに買うことはありません。

というのも、「なにかものがほしい」と思ったときは、巧みな広告によってほしいと思わさせられているだけの可能性が高いからです。

ものを買う前には、「それは本当にほしいものなのか?」を考えることが重要になります。

ただし、これは言うのは簡単ですが、現実的にはけっこう難しいです。

というのも、「ほしい」と思っている時点で、「ほしい理由や必要な理由」を探してしまうからです。

なので、ここでポイントになるのが物理的に時間をあけること

時間をあけることによって、本当にほしいものでなければ、時間の経過とともに物欲は薄れていきます。

期間の目安としては、できれば1ヶ月はあけられるとベスト

最低でも1週間くらいは空けたいところです。

ここでおすすめなのは、楽天経済圏で暮らして、強制的に買い物の期間を作る仕組みを構築すること

これは本当におすすめです。

仕組みを簡単に説明すると…

楽天では月に1度ほどお買い物マラソンというポイントアップキャンペーン期間があり、その期間の中でも、0か5が付く日はさらにポイント還元率がアップします。

そのため、この条件に当たる日に買い物をするのが最大効率でポイントを稼げるので、その日まで買い物を待つという合理性が働きます

すると、ものを買うまでの期間を無理なくあけられるようになります。

なので、すぐに買い物はせずに1週間〜1ヶ月は期間をあけて、「それでも強くほしいと思うのか」を考えること。

これがステップ2です。

私の感覚値では、ほとんどのケースでこのステップ2で物欲が消えて買い物はしないという選択になります。

楽天経済圏の詳しい魅力については、「楽天経済圏で効率的に節約!ポイント還元率20%の達成方法も解説」の記事で解説しています。

ステップ3:類似品のスペックや値段を調べる

買い物の期間を置いても、「それでもやっぱりほしい」という気持ちが冷めなかった。

ここではじめて、類似品を比較したりします。

というのも、最初から類似品の比較をすると、買うほうに気持ちが傾きすぎてしまうからです。

調べる時間などにかけた労力を考えると、「買わない選択なんてない」と思ってしまいますからね。

なのでまずは中古価格を調べたり、期間をあけたりして、「そもそも本当に満足度の高い買い物になるか」というフィルターを通すほうが先です。

そして、類似品の比較をどうやってやるかですが、基本的にはYouTubeで動画を探すのがおすすめです。

グーグル検索で出てきた記事は誰が書いているかわかりません。

ですが、YouTubeはチャンネルに過去の動画が並ぶので、消費者が離れてしまうような動画を出しません。

なので、より消費者目線に近いレビューになると思っています。

あくまで、私の感覚値ですけどね。

ということで、買い物の期間をあけてもほしい気持ちが消えないのなら、YouTubeでレビュー動画や類似品の比較動画を見て、より自分の目的にあった商品を探す。

これがステップ3です。

ステップ4:もう一度買わずにしばらく生活する

ここでもう一度期間を置きます。

といっても、数日〜1週間程度で十分です。

このステップまできてもまだほしいと思っているものは、「自分にとって満足度の高い買い物になる可能性が高い」からです。

類似品の比較などをしてほしい商品が決まったら、数日はまた期間をあけてみて、「うん、やっぱりほしい」と思うのなら、買うことを決めます。

文章で書くと堅苦しいですが、実際にはベッドで寝転んでぼんやりと考えたり、日常生活のふとした瞬間で考えたりって感じです。

そのものを手に入れた未来をできるだけ鮮明に想像して、ワクワクしたり、楽しい気分になったりするのであれば、それはいい買い物になると思います。

ステップ5:中古で買うか新品で買うかを決める

ここまできたらあとはどうやって買うかだけになります。

具体的には、新品を買うか中古品を買うかですね。

基本的に新品で買うケースというのは、ステップ1で確認したときに中古でも高値で流通しているリセールバリューが高いものだけとなります。

中古で高値で売られていないものは、類似品を比較する段階でもっと安い商品を候補に入れたり、中古を買って使い倒すことを考えます。

もし、リセールバリューが高くて新品を買う場合は、ステップ2でも紹介した「楽天市場で最大効率でポイントアップする日」に買い物をします。

楽天お買い物マラソンというのは、買い物をした店舗数によって還元率がアップします。

1店舗1,000円以上の買い物を2店舗ですれば+1%、最大10店舗で+9%って感じですね。

なので、できるだけ買う店舗を分散させたり、ふるさと納税などの単価の高い買い物も一緒にしたりします。

たとえば、スマホと一緒に三脚や画面フィルム、スマホケースも買いたいと思ったとします。

その場合は、1つの店舗で全て買うのではなく、1店舗では1つのものしか買わずに、購入する店舗数を増やしてポイント還元率をアップさせます。

地味に手間ですが、この手間でポイントが無駄なく稼げます。

そして、中古で全然売れていないリセールバリューの低い商品や、最初から使い潰すつもりの商品は、メルカリで中古品を買います。

メルカリはトラブルもそこそこあります。

なので、出品者の評価を必ず確認したり、やり取りをしたりする中で少しでも違和感を感じたら取り引きをやめます。

直感というのはほぼ間違いなく当たります。

なので、メルカリで買い物をする人はそのことを覚えておくといいと思います。

ステップ6:買わなかったものは理由を言語化する

これまでのステップを踏んでいる間に買い物の熱が引いて、買い物をやめたときにやるべきことがあります。

それが、「自分はなぜその買い物をやめたのかを言語化すること」です。

ここはたぶんやらない人がほとんどですが、めちゃくちゃ重要です。

「なぜ買わないと判断したのか」の理由を自分の中できちんと理解できていると、次に同じようなものをほしいと思わなくなるからです。

実際のところ、買い物にこれだけのステップを踏むとそれだけでけっこう疲れます。

なので、決断疲れしてしまって、ものを買いやすくなってしまいます。

そこで重要になるのが、「自分がいらないものをしっかり理解していること」です。

「自分はこれはこういう理由でいらない」とわかっていれば、そもそもものをほしいと思うこと自体が減ります。

たとえば、スマホがほしいと思ったけど、時間をおくなどした結果、いらないと判断したとしましょう。

そのとき、なぜそのスマホがいらないと判断したのか理由を考えます。

たとえば…
  • スマホのカメラ機能が上がったところでそもそも写真をあまり撮らない
  • 画質が魅力だと思ったけど、別にいまのスマホの画質でも十分だと思った

みたいな感じですね。

こういった感じで理由をしっかり言語化しておけば、またスマホをほしいと思ったときにすぐに、「いや、いらんわ」とブロックできるようになります。

すると、またスマホを買うためにステップ1から踏むことがなくなり、労力もお金も時間も無駄にしません。

このステップは慣れてこれば頭の中で言語化できるようになりますが、慣れないうちは紙に文字として書き出す習慣をおすすめします。

これはおすすめというか、絶対にやったほうがいいです。

ステップ7:いらないと思ったら早めに売る

これが最後のステップになります。

買い物というのは、ものを買ってから手放すまでが買い物です。

リセールバリューという考え方も、ものを売却したときにはじめて実質的な負担額が確定しますからね。

そして、ものを売るのであれば、プレミアでも付かないかぎりは1日でも早く手放すほうが高く売れます

年代落ちということもありますが、使うことによって外観なども劣化していくからです。

なので、絶対にほしいと思って買ったけど、いまは使っていないとか、もう手放してもいいかなと思ったのであれば、それはさっさと手放したほうがいいです。

そのほうが金銭的にもメリットが大きいし、持っていたものを手放すことでまた新しい楽しいものに出会えたりするものです。

そして、「早く売却して換金する」という判断ができるのは、買う前の段階で中古価格を確認するからこそできます。

中古価格を調べずに買い物をすると、「せっかくたくさんお金を出して買ったものだから捨てるのはもったいない…」となりやすいです。

というか、まずそうなります。

こういった捨てられないものが増えると、今度は収納スペースのために広い部屋を借りて家賃が高くなったりします。

また、引っ越し自体が億劫になって、市内にもっといい条件の部屋があるのにそのことを知らずに生活したりすることになります。

たったひとつの買い物ですが、暮らしというのはすべてが繋がっています。

だからこそ、めんどくさい買い物のプロセスをひとつひとつ踏むことには大きな意義があります。

無事にものを売却して手放したら、一連の買い物の終わりです。

おつかれさまでした。

最後に

ということで、「お金が貯まる人だけがやっている買い物の7ステップ」を紹介してきました。

まとめ
  • まずはメルカリで中古価格を確認する。リセールバリューを知ることで、まずは買わないもののフィルターを通す
  • 次に、楽天経済圏を利用して強制的に買い物の期間をあける。1週間〜1ヶ月は買わずに生活して、買い物の熱が冷めるのを待つ
  • 期間をあけてもほしいと思うのなら、そこではじめて類似品を比較して購入候補を絞る。最初から買い物に労力をかけると、ほしい気持ちが強くなってしまう
  • そして、数日〜1週間ほどの期間をあける。再度少し時間をおくことで、買うか買わないかの最終フィルターを通す
  • 買うと判断したのなら、新品で買うか中古で買うかを決める。新品なら楽天市場でポイントを無駄なく稼ぎ、中古ならメルカリで買う
  • もし買わないと判断したときは、その理由を言語化する。そのものを買わなかった理由を自分が理解していれば、今後同じようなものをほしいと思っても容易く回避できる
  • 最後に、買ったものでも使わなくなったら1日でも早く売る。売却の選択肢を持つためには、ものを買う前から中古価格を確認しておくことが超重要

「ぶっちゃけ、めんどくさそう…」

そう思ったのではないかと想像しています。

正直にいえば、実際めんどくさいです。

ですが、めんどくさいからこそ意味があります。

買い物で最も楽な行動というのが、「目についたものを衝動買いすること」です。

これにはなんの工夫も自制心も必要ありません。

しかし、衝動買いしたものというのは、物欲を刺激されてほしいと思わされただけで、熱が引いてしまえば満足度の低い買い物になりやすいです。

これは経験があると思います。

ですが、今回紹介したようなステップを踏むことはめんどくさいからこそ、本当にほしいものだけを妥当な値段で買う判断が冷静にできます。

そして、この買い物のステップは一種の訓練にもなります。

何度も繰り返し行うことで、自分ではあまり考えているつもりがなくても、買い物ではいつも合理的な判断ができるようになります。

こうなってしまえば、家や車などの大きな買い物でも、日用品などの小さな買い物でもうまくできるようになり、あとは勝手にお金は貯まっていきます。

▼おすすめの本

買い物で無駄遣いをなくすには、「考える力」を鍛えることが最強です。

拙著『ミニマリスト式超買い物術: 無駄遣いをなくす「5つの考える力」を鍛える』では、その方法を詳しく解説しています。

目に見えにくいですが、この考える力こそが最強の買い物で失敗しない方法になります。

>>Kindle Unlimitedで読み放題対象にしているので、30日間おためしで無料で読めます

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