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1,000万円をVYMとSPYDに投資する会社員に一問一答【全50問】

実際に使用した商品サービスのみを紹介しています。アフィリエイト広告を含みます。

なぜ米国高配当株に投資しているの?どうやって運用している?

そんな疑問を持つ方に向けて。

なにおれ

こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で暮らしているミニマリストです。

私は1,000万円を米国高配当株ETFの「VYM」と「SPYD」に投資しています。

実際のところ、資産運用は方法や考え方は無限にあります。

同じ投資先に投資していても、人によって投資スタンスが全然違っていたりします。

なぜならば、人それぞれ投資の目的が違うからです。

そこで本記事では、1,000万円をVYMとSPYDに投資している会社員の投資スタイルを一問一答形式で端的に紹介していきたいと思います。

目次

1,000万円をVYMとSPYDに投資する会社員に一問一答

まず最初に、私の簡単なスペックだけ紹介しておきます。

基本スペック
  • 年齢:30歳
  • 投資額:1,000万円
  • 投資対象:米国高配当株ETF

資産運用を始めたきっかけは?

収入源を増やしたい」と思ったことがきっかけです。

そんな時に見つけたのが、「こびと株」さんのブログ。

高配当株による配当収入の魅力がわかりやすく紹介されていて、「これだ!」と思いました。

投資はいつからやっている?

2018年頃から始めました。

これは私が社会人3~4年目のときだったと思います。

投資の目的を教えて?

「配当収入を得ることで、お金を稼ぐために働く時間を人生から減らすこと」

これに尽きます。

投資対象を教えて

米国高配当株ETFに一極集中投資をしています。

投資銘柄は?

2つのETF、1つの投資信託に投資しています。

投資銘柄
  1. 特定口座:VYM
  2. 特定口座:SPYD
  3. つみたてNISA:楽天VTI

アセットアロケーションは?

ざっくりとですが、VYMが70%、SPYDが20%、楽天VTIが10%って感じです。

投資先は米国市場だけ?

米国市場だけです。

これからも米国市場一極投資を続けるつもりです。

世界分散しない理由は?

パフォーマンスの悪い国を投資対象から外すためです。

米国市場は今後も労働人口が増加する数少ない国で、これからもイノベーションや消費活動はアメリカ中心で起きると信じています。

インデックス投資ではなく高配当株投資する理由は?

キャッシュポイントを増やしたいからです。

私の投資の目的は、「将来の年金不安解消のためではなく、1年でも早くお金を稼ぐ労働から解放されるために安定的な収入源を増やすこと」にあります。

そのため、定期的に配当金としてお金を吐き出してくれるインカム重視の投資を好んでいます。

若いうちはインデックス投資のほうがいいのでは?

たしかに時間を味方につけられるインデクッス投資のほうがトータルリターンは大きくなると思います。

しかし、あくまで私の投資目的は収入源を増やすことにあるので、インデクッス投資はつみたてNISA枠だけにとどまっています。

投資信託よりETFを選んだ理由は?

定期的に配当収入を得るためです。

楽天VYMと呼ばれる本家VYMと同じ投資対象にした投資信託もありますが、この投資信託では分配金が再投資されてしまいます。

これでは、「配当収入を得る」という目的が達成されません。

個別銘柄株には投資している?

個別銘柄株には投資していません。

というのも、個別銘柄の選定には銘柄分析が必要になってくるからです。

資産が1,000万円や2,000万円では配当利回りを1%上げるために勉強するよりも、本業や副業で収入を上げるほうが効率よく資産を増やすことができると思っています。

日本の高配当株銘柄には投資しないの?

日本の高配当株銘柄に投資する予定はありません。

日本株であれば配当控除が適用できたり、日本円で配当収入がもらえたりするメリットがあります。

しかし、銘柄選定を慎重にならなければいけません。

その自信が私にはないし、その手間をかけるほどのメリットがあるとも思っていません。

日本円かドルどちらで取引している?

VYMとSPYDはドルで取引しています。

というよりも、ドルでしか取引できません

楽天VTIはつみたてNISA枠で日本円で投資しています。

海外ETFの為替リスクはどう考えている?

あまり気にしていません。

過剰な円高や円安はアメリカと日本の双方で損をすることになるので、円高になったり円安になったりを繰り返すはずと理解しています。

なので、あまり心配はしていません。

株投資の出口戦略はどう考えている?

VYMとSPYDは永久保有を前提にしています。

死ぬまで売らずに配当金という果実を刈り取り続けるつもりです。

つみたてNISA枠で投資している楽天VTIは、20年満期後は課税口座に移管するつもりです。

これで元本からの値上がり分は非課税になります。あとはそのまま積み立てるか、毎年4%づつを取り崩して生活費に充てるつもりです。

VYMを選んだ理由は?

VYMは税引き後利回りは2.5%程度と決して高くはありません。

しかし、連続増配株が多く構成されており、キャピタルゲインが期待できる銘柄も多いです。

そのため、配当を安定的に得ながら株価の上昇も期待できる「いいとこどりのETF」だと考えています。

SPYDを選んだ理由は?

SPYDは税引き後配当利回り4.5%程度と配当性向が高いことに魅力を感じています。

それでいて、米国高配当株の80銘柄に分散投資がされており、無配や減配に転落した銘柄はきちんとメンテナンスされるため、安心して長期保有ができると考えています。

米国高配当投資のデメリットに感じることは?

爆発的に資産が増加したり、配当金で生活が楽になったりするには時間がかかること。

焦らず地道に育てていきたいと思っています。

現金比率はどのくらい?

現金は比率では考えていません。

基本的には生活防衛資金だけを現金で残して、あとはすべてリスク資産として投資しています。

生活防衛資金はいくら残している?

150万円です。

私の生活費は月10万円にも満たないので、最低1年間はなにもしなくても生きていけるお金を生活防衛資金としています。

債権は持たないの?

現時点では債券を持つつもりはありません。

時間を味方につけられる若いうちはリスクをとって株やETFに投資するつもりです。

資産が大きくなってきたり、60歳とかになったりしたら債権も含めたポートフォリオにすると思います。

リバランスはしている?

あまりリバランスは考えていません。

VYMは400銘柄、SPYDは80銘柄に分散されたETFです。

そのため、セクターの偏りを調整するリバランスはせず毎月同額を積み上げています。

毎月いくら投資している?

基本的には、毎月の収入の余剰分をすべて投資しています。

毎月どのタイミングで購入している?

月末に購入しています。

毎月末に日本円からドルに換金して、成行で購入しています。

いわゆるドルコスト平均法で投資している?

はい、ドルコスト平均法で投資しています。

難しいことはせずに淡々と月末に同じ額を積み立てるのみです。

高配当株投資は投資タイミングを見るアクティブ投資ですが、値上がりも期待できるETFと理解しているのであまり気にせずに毎月積み立てをマイルールとしています。

一括投資はしたことある?

一括投資はありません。

購入するタイミングが株価の底かどうかは誰にもわからないため、時間分散をして高値で買ってしまうリスクヘッジをしています。

ボーナスは一括で投資している?

ボーナスでも一括投資はしていません。

一旦は銀行預金に現金としてプールして、定額で同じ額を積み立てていきます。

現金が生活防衛資金150万円を大きく超えてしまったら、感覚的に安値っぽいときに買ったりはします。

時間分散をしている理由は?

高値で買ってしまうリストを下げるためです。

特に高配当株投資では高値で買うと配当利回りが下がってしまうため、時間分散してそのリスクを下げています。

目標の資産額は?

当面は2,000万円を目標にしています。

税引き後配当利回り2%でも年間40万円の配当収入となります。

私の場合、年間支出は100万円ほどなので、年間支出の半分近くを配当からの収入で賄えるくらいのインパクトになります。

目標の年間配当金は?

年間配当100万円です。

私の場合、100万円もあればお金のための労働から完全に解放されます。

とはいえ、年間配当100万円になるより先に会社を辞めて、投資家+個人事業主として小さく暮らしていくつもりです。

配当収入の魅力ってなに?

完全な不労所得であることです。

資本主義社会に存在する唯一無二の不労所得は、配当収入であると思っています。

トラリピやFXはやらないの?

株投資以外の資産運用はするつもりはありません。

投資の大原則は、「勝つより負けないこと」。

トラリピやFXで一時的に勝つことはできるかもしれませんが、それは永続的ではないと思っています。

不動産投資の方が利回りがいいけど?

不動産投資は投資というよりも、「事業の性質が強い」という認識をしています。

そのため、サラリーマンが片手間で手を出して勝てるほど甘い世界ではないはずです。

そのため、勝つより負けないであろう米国株式への分散投資をしています。

証券口座はどこを使っている?

楽天証券」を使っています。

満足しています。

楽天証券を使うメリットって?

楽天ん証券はつみたてNISAも使えて、取扱銘柄数も十分。

手数料も業界最安値なので、迷ったら楽天証券を選んでおけば間違いありません。

また、「楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天モバイル、楽天市場と、楽天経済圏」を使って楽天経済圏で暮せば、ポイントが稼げて節約になります。

関連記事:楽天経済圏は節約と相性抜群!ポイント還元率20%にする方法も解説

証券口座は源泉徴収ありにしている?

特定口座の「源泉徴収あり」にしています。

源泉徴収ありにしておけば、自分で株取引による利益は確定申告しなくていいので手間がありません

源泉徴収なしにすれば、申告制度によって20万円以下の配当収入とかであれば無税にできます。

ですが、微々たるお金なので、あえて手間を増やすほどではないと考えています。

NISAとつみたてNISAどちらを選んだ?その理由は?

つみたてNISAを使っています。

つみたてNISAでは海外ETFが買えなかったりのデメリットがありますが、20年と長期投資に向いているからです。

NISAではあらゆる投資対象に投資ができるので、短期で利益を確定させるつもりの人に向いていると思います。

iDecoはやっている?

iDecoはやっていません。

理由は、拠出分を所得税から控除できるメリットは大きいですが、原則60歳まで引き出せないデメリットが大きすぎるからです。

私の投資目的は「収入源を増やしてできるだけ早くお金を稼ぐ労働からの解放されること」なので、iDecoは私には合いません。

逆に、60歳までサラリーマンとして働いて老後のための資産形成を効率的にしたい人にとっては、利用したほうがいい制度だと思います。

iDecoとつみたてNISAはどちらから積み立てるべき?

60歳まで原則引き出すつもりがないなら、iDecoからやったほうが効率がいいです。

拠出額の所得税控除は大きいです。

企業型DCはやっている?

会社制度としてあるのでやっています。

投資対象は経費率が高い商品ばかりですが、「経費率の一番安い外国株」に投資しています。

年金についてどう思う?

老後のお金についてはあまり心配していません。

もし、会社員を35歳くらいで辞めたとしても、毎月の年金収入は月6~7万円程度になります。そして、配当収入で月5万円(資産2,000万円を3%で運用)で月収入は11~12万円になります。

一人ならきっとこれでも生活できます。

もし結婚していても、会社員の妻であれば、国民年金 + 厚生年金で月10~15万円の収入がプラスされます。

すると、2人で月21~27万円の収入になるので、よほどのことがない限りは生きていけると考えています。

どれくらい資産運用の勉強をした?

時間でいうと30時間くらい。本でいうと10冊くらいだと思います。

あとは、定期的に投資家さんのブログを読みながら最新の情報をアップデートしている感じです。

参考にした書籍を教えて?

私が読んだ本の中でおすすめはこちら。

情報収集はどうしている?

投資家さんのブログを読むことがほとんどです。

このあたりの方々のブログを日々読ませてもらっています。

株価が下がって不安じゃない?

投資スタイルが自分の中で定まっていれば、それほど不安ではありません。

2020年3月からのコロナショックによる株価暴落を経験しましたが、淡々と自分の決めた投資を続けるだけです。

特に私は高配当株ETFへの投資が主なので、株価の暴落はむしろ買い時です。

個別株銘柄であれば慎重に銘柄選定が必要ですが、銘柄分散されたETFであればそのあたりは気楽に投資できます。

損切りはしたことある?

損切をしたことはありません。

永久保有のつもりでVYMとSPYDに投資しています。

株投資はリスクがあるのにやる理由は?

「終身雇用の崩壊」「人口減少による経済の停滞」「社会保険料や消費税の増税」「年金受給の年齢引き上げ」など、日本という国では個人にとって厳しい状況が待ち受けていることは明白です。

これからの時代は国や企業は個人を守れなくなります。

なので、自分の身は自分で守る準備が必要だと思っています。

稼いだ資本を効率的に増やすためにも、堅実な投資先である株投資は誰もがやる時代になっていると感じています。

資産形成のコツを教えて?

凡人は、「倹約生活」に尽きると思っています。

手取り20万円の人の場合、月18万円で生活していれば年間貯蓄額は24万にしかなりません。

しかし、月8万円で生活していれば年間144万円も蓄財できます。

10年も経てば、その差は1,200万円にもなります。

これが質素倹約の力です。

さらに、投資をしていて複利の恩恵を受けていたら、その差はもはや埋められないものになっているでしょう。

資産運用の話ができる友人はいる?

残念ながら、リアル世界にはいません。

株投資で資産運用をしている人はかなり少ないと感じています。

それが米国高配当株ETFへの一極投資となれば、話が合う人をリアル世界で見つけるのはかなり大変です。

そのため、ブログなどで同志を見つけてはよろこんでいます。

もし20歳に戻れたらどんな資産形成をする?

消費を最小限にとどめて、余剰資金をすべて株投資に回すと思います。

「家賃」「インテリア」「家具家電」「ファッション」「自動車」「結婚式への参列」「付き合いゴルフ」「付き合い飲み会」などは最小限にします。

見栄や大切でないことの消費はなくし、自分の知識に投資したり、投資をしたりするでしょうね。

最後に:これから投資を始める人にアドバイス

上から目線で恐縮ですが、最後にこれから資産運用を始める人にひとつアドバイスをします。

結論からいえば、「つみたてNISA枠で少額でいいから株投資に触れてみること」です。

結局のところ、1万円でもいいから資産運用をしてみて、自分のお金が増えたり減ったりすることを体感してみるしかありません。

資産の動きを見ることで、新しい書籍を読んだり、ブログを読んだりして勉強するモチベーションにも繋がります。

そして、そうやって1年も続けていれば、自分の中で確かなスタイルが築かれているはずです。

とはいえ、まずは証券口座を解説しなければいけません。

楽天証券」を選んでおけばとりあえず間違いありません。

無料で作れるし、維持コストだって0円です。

つみたてNISA枠をまだ持っていない人は、この機会に一緒に申し込んでおきましょう。

>>楽天証券の口座開設申し込みはこちら

以上

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本書は、「生きづらさを抱える人が、生きづらさから抜け出し、最後には自分だけの生きる意味を見出すまでの道のり」を、全10のステージで解説しています。

いってしまえば、"生きづらい人に特化した超実践的な生き方の指南書" です。

運営者

生きづらさからの脱却の実践家。妻と二人で月13万円で質素に暮らす33歳。SNS総フォロワー16万人。商業出版2冊。Kindle本10冊「ミニマリスト式シリーズ」の総レビュー7000件超。新作「生きづらい人のための人生戦略」をKindle Unlimitedで公開中

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