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Kindle本「ミニマリスト式シリーズ」10冊
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naniore
33歳男性。妻と二人でセミリタイア生活中。SNS総フォロワー16万人。商業出版2冊。Kindle本の総レビュー7000件超。新作「生きづらい人のための人生戦略」をKindle Unlimitedで公開中

※2024年度の主な活動:「Voicyを平日毎朝更新」「Kindle本生きづらい人のためのシリーズを2ヶ月に冊後出版」「Instagramストーリーズ毎日更新」「Twitterにも毎日生息」
なにおれ
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「少ないものとお金でも楽しく暮らす」をコンセプトに情報を発信。

何者にもなれなかった大人たちに、いまよりも心地よく生きていくライフスタイルを提案します。
> 【新作】なにおれ本『生きづらい人のための人生戦略』をKindle Unlimitedで公開中

個人でKindle本を10冊出版してよかったこと8つ

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なにおれ

こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。月8万円の生活費で暮らしている30歳のミニマリストです。

2021年の7月に、「よっしゃっ、年内にKindle本を10冊書こう」と決意。

それから約4ヶ月後の11月に、10冊目のKindle本『ミニマリスト式超人生戦略術 敏感な人が会社を辞めてラクに生きていく方法』を出版しました。

とはいえ、思いつきで闇雲に出版していたわけではなくて。10冊すべてがそれぞれを補完し合う設計で、「組織で生き苦しい人のための本を体系的にまとめよう」と思っていました。

で、本題なわけですが。

そこで本記事では、4ヶ月で10冊のKindle本を個人で出版してみてよかったと感じることをつらつらと書き残しておきます。

なにおれのKindle本

なにおれで出版しているKindle本10冊」は全作ともKindle Unlimitedで読み放題対象にしているので、30日間おためしで無料で読めます。

目次

個人でKindle本出版を10冊してわかった魅力

結論からいえば、こちらの8つ。

Kindle出版の魅力
  1. 超大変だったけどデメリットはない
  2. Kindle出版の知見がたまった
  3. 読書の質が激変した
  4. 体系的に情報をまとめる面白さを知った
  5. 良くも悪くも読書の反応が見える
  6. デザインを勉強するいい機会になった
  7. Googleで自分の本が上位表示される
  8. 底堅い収入源のひとつになった

超大変だったけどデメリットはない

1冊の文字ボリュームは3万文字前後を狙っていたので、10冊合計で30万文字ほど書きました。

一般的なビジネス書が1冊8万文字ほどといわれているので、商業本でいうところの4冊ほど出版したことになります。

実際に自分で本を書いてみるとよくわかりますが、めちゃくちゃ大変です。

1時間でさらっと読めるような内容に平気で何十時間とかかかります。

  • 競合本の調査
  • 本の企画
  • 本編の下書き
  • 推敲
  • 表紙の作成
  • 出版手続き関連
  • 宣伝や広告活動
  • 読み続けられる工夫

などなど、1冊書くだけでもやることは腐るほどあります。

実際のところ、ただKindle本を出すだけなら簡単です。

ですが、「読まれる本を企画し、価値ある内容に仕上げ、それを読者の元まで届け、長く読み続けられる工夫」をしようと思うと、アホみたいに大変です。

しかも、それを一人でやるわけなので。

ただし、10冊出版してみた感想は、個人でKindle出版をするデメリットはないということ。

だって、かかった経費はほぼゼロ円です。

厳密には、Kindle Unlimitedの月額980円だけですね。

あとは図書館で本を借りまくったり、本屋で立ち読みしたり、表紙は自分でデザインしたりしたので、お金はほぼかかっていません。

強いていえば、時間がゴッソリ持っていかれることはデメリットかも。

なので、「本という形にしてまで実現したい!」ということがないのなら、中途半端には手を出さないほうがいいかと。

ただお金を稼ぎたいだけなら、YoutubeとかInstagramとかに時間を突っ込んだほうがよほど稼げると思います。

Kindle出版の知見がたまった

個人でKindle本を出版するのは大変です。

ですが、逆をいえば、それだけKindle出版に関する知見がガッツリたまります。

これは大きなメリットです。

1冊だけでは見えてこないことも、10冊も出版すると見えてくるものがあります。

  • 読まれる本のジャンル
  • Kindle本に求められていること
  • 逆に、やってはいけないこと
  • 競合調査の方法とその活かし方
  • 想定読者ごとの書き方のポイント
  • ランキングにおける収益目安
  • どうすれば完読してもらえるのか
  • 読み続けられるための必須ポイント

などなど。

自分でいうのもなんですが、個人のKindle作家として私はトップクラスの知見があると思います。

なんていったって、出版した10冊すべてでKindleストアの500位以内を獲得していますからね。そのうち、3冊は100位以内にも入っています。

そもそも10冊書ける人自体が少ないし、Kindle有料ストアで1,000以内に1冊いくだけでも難しいと思います。

とはいえ、Kindle出版ってあんまりおいしい商売ではありません。

なので、化け物たちはブログやYouTube、SNSに注力しているだけですね(笑)

いまは他にやりたいことがあってできないですが、いずれはたまったKindle出版の知見を無料でぶちまけたり、Kindle本を出版したい人のサポートをしてみたりもしたいなと思います。

読書の質が激変した

Kindle本を書いていて、自分の中でひとつ大きな変化がありました。

それは、読書の質が激変したことです。

というのも、ブログ記事ではなく、Kindle本にすることの大きな意義のひとつは、「情報を体系的にまとめること」にあると思っています。

で、情報を体系的にまとめようとすると、「そのテーマを語る上で絶対に必要な情報だけど、自分にはその知見がない」ということが必ず出てきます。

そんなとき、足りない情報を本や論文、文献から探していくのですが、「こんな情報がほしい」というポイントが明確になっているので、自分が本になにを求めているのかをわかった状態で本を読んだことになります。

つまり、本から得られる情報の密度が爆発的に上がるということ。

これは自分の中では初めての体験でした。

まず目次をパッと見て、ほしい情報が書かれていそうな部分だけをつまみ食いで読み込むみたいな。

このおかげで、1日に10冊ほど目を通すこともあったり。

この読書法は普通に本を読んでいたら絶対に知り得なかったので、新しい読書の面白さに出会えました。

体系的に情報をまとめる面白さを知った

Kindle本を出版するひとつの意義は、「体系的に情報をまとめること」といいました。

そして、これがめちゃくちゃ苦しくもあり、最高に面白いところでもあります。

体系的にまとまっていない情報でもいいのなら、ブログやSNSで十分です。

それをKindleという本にするのですから、そこに価値を付加しなければいけません。

で、その価値というのは、「読んだ人が再現できるように情報を体系的にまとめること」だと私は思っています。

「どうやったら本書を手に取ってくれた方がもやもやと消化不良をおこさずに、明るい気持ちになって本書を閉じてもらえるか」を、起きている時間ずーーーっと考え続けていました。

で、それが大変なわけですが、その考える時間は私にとってはとても幸せな時間でした。

好きなんですよね、そもそも考え事をするのが。

「どうやったら人が喜んでくれるのか」「気持ちよく読めるようにどんな書き方をしたらいいのか」とかとか。

それで、自分でも読みたいと思えるくらい内容をスッキリとまとめられたときの充足感や満足感は、なんと表現したらいいのかもわかりません。

ブログ1記事を書くものとは全くの別物でした。

良くも悪くも読者の反応を目にする

ブログやSNSって、つまらないものにあたったら離脱されて終わりです。

ですが、Kindle本は容赦なく★1の評価がつきます。

また、読者好きの方は読書レビューサイトで個人で読書記録をつけていたりしますが、そこでもけっこう辛辣なコメントが書かれたり。

でも、これは仕方ないです。

明らかに悪意のある方をのぞけば、想定していない読者をうまくフィルターにかけられなかったり、そもそも内容がいまいちだったりと、原因は自分にあるわけなので。

一方で、肯定的なコメントを見たときには本当にうれしかったです。

「もっと早く出会いたかった」なんていってもらえたときには、一人で外を走り回って喜びまわりました。(ガチ)

なので、Kindle出版は良くも悪くも読者の方の反応が見れる面白さとキツさがありますね。

自分はメンタルが弱いほうなので、批判的なコメントを見るのはしんどいですが、中には的を得た指摘をしてくれる方もいるので、全部目を通して改善を重ねてきました。

デザインの勉強をするいい機会になった

地味によかったと思うのが、「デザインを勉強するいい機会になったこと」です。

大したことはないですが、10冊の表紙デザインはすべて自分で作成しました。

副業としてのKindle出版では、「表紙はココナラなどでデザイナーの方にアウトソースしましょう」というのが通説です。

ただ、私の場合は本が売れることも重要ですが、それよりも「自分のできることを増やしたかった」んですよね。

だから、表紙デザインだけでなくて、すべての作業は自分一人で完結させることにこだわっていました。

目先の利益だけを考えれば、デザイナーさんにお願いしたほうがいいのかもしれません。

ですが、自分に技術のベースが少しでもあることで、選択できる未来って多くなると思います。

といっても、独学でいろいろな本の表紙を見て、Canvaの無料ツールでできる範囲だったので大したことないですが…。

でも、文章ばかり書いていたので、表紙を作るのも脳のいいリフレッシュになって正解でした。

いずれはインスタの画像やYouTubeのサムネなどにも知識は展開できると思うので、表紙のデザインも挑戦してみてよかったです。

Googleで自分の本が上位表示される

これはSEOを知っている人しか伝わらないですが。

Kindle出版で読まれる本を書けると、Google検索で上位に自分の本が出てきます。

たとえば、「◯◯ 本」というキーワードでGoogle検索したときって、ほとんどAmazonの本が一番上に検索されます。そのとき、自分の出版している本の表紙が表示されるんですよね。

「ミニマリスト 本」のキーワードで検索
「片付け 本」のキーワードで検索

ズバリで自分の本が検索ヒットしているわけではないですが、Google検索から自分の書いた本を知ってくれる方もいるのかなあ、と思います。

せっかく頑張ってかいても読まれないのはキッツいので、これはうれしかったです。

底堅い収入源になった

最後はやっぱりお金の話をしておきます。

具体的な金額は公開しませんが、それでもKindle出版は底堅い収入源になってくれました。

というのも、先にも上げたようにGoogle検索で出てきたり、Kindleストア内で本を見つけてくれる人がいたり、GoogleやAmazonが自動集客してくれるので。

人の目に触れて、きちんと価値のある内容を書ければ、底堅く収益になってくれることがわかりました。

とはいえ、時間が経てば新しい本はどんどん出てきます。

すると、収益は右肩下がりになるのがKindle出版の辛いところですね。

でもこれは仕方ないです。

そもそも、情報発信をしているかぎりは避けては通れないところだと思います。

なので、引き続き、自分を信頼してくれる方に楽しい情報を発信していくことしかやることはありません。

最後に

ということで、個人でKindle本を10冊出版してよかったことをザザザっと紹介しました。

結論だけいえば、「アホみたいに大変だったけど本当にやってよかった」となりますね。

Kindle出版の知見もたまったし、情報を体系的にまとめる技術も身についたし、デザインを勉強する機会にもなったし、読者の方のうれしい反応も見られたし、ひとつの収益源にもなってくれました。

とはいえ、Kindle出版は一旦これでやめます。

最初から10冊しか書くつもりがなかったので。

というよりも、現時点の私の実力ではこれ以上価値あるものが提供できません。

中途半端にKindleを書き続けても、密度のうっすい内容になってしまうだけです。

なので、またしばらくは別の活動をしてみて、そこで得られた知見をいずれKindle本にまとめたいと思います。

そのほうが私自身が楽しいし、結果的に誰かの役にも立つと思いますしね。

ということで、興味があれば「なにおれで出版しているKindle本」をぜひぜひ読んでみてください。全作とも魂を込めて書き上げている自信作です。

シリーズ10冊目で集大成の位置付けにあたるKindle本『ミニマリスト式超人生戦略術 敏感な人が会社を辞めてラクに生きていく方法』を最初に読んでもらうと、他作品の内容がより理解できると思います。

▼なにおれで出版しているKindle本「ミニマリスト式シリーズ」

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以上

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なにおれKindle本「生きづらい人のためのシリーズ」を公開中

本書は、「生きづらさを抱える人が、生きづらさから抜け出し、最後には自分だけの生きる意味を見出すまでの道のり」を、全10のステージで解説しています。

いってしまえば、"生きづらい人に特化した超実践的な生き方の指南書" です。

運営者

生きづらさからの脱却の実践家。妻と二人で月13万円で質素に暮らす33歳。SNS総フォロワー16万人。商業出版2冊。Kindle本10冊「ミニマリスト式シリーズ」の総レビュー7000件超。新作「生きづらい人のための人生戦略」をKindle Unlimitedで公開中

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