2019.08.04

サラリーマンが医療保険に入らないで貯金したほうがいい理由

 

「そろそろ30歳になるし、医療保険って入ったほうがいいのかな」

 

健康のことが気になりだした頃に迷うのが、医療保険に加入するかどうかです。

 

ですが、サラリーマンの人があれば、医療保険には加入せずに節約して貯金したほうが、よっぽど合理的だといえます。

 

当記事では、医療保険に入るべきか迷っているサラリーマンに向けて、医療保険には入らず貯金したほうがいい理由を紹介します。

 

サラリーマンが医療保険に入らないで貯金したほうがいい理由

結論をいえば、健康保険の保証内容のひとつである「高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)」を利用することで、大病になっても月10万円以上の負担になる可能性が低いからです。

 

企業に勤めているサラリーマンであれば、毎月の給料から社会保険料が天引きされて健康保険に加入することになります。

 

健康保険というと、普段は歯の治療で訪れた歯医者や風邪の診察で行った病院くらいでしか出番がないかもしれませんが、入院・手術などの高額負担がある場合に手厚い保険内容になっています。

 

それが高額療養費制度です。

 

この高額療養費制度のおかげで、突然の事故や病気でも自己負担金額が月10万円以下ですむ可能性が高いため、毎月医療保険にお金を払うよりも、貯金して防衛資金を貯めたほうが合理的というわけです。

 

高額療養費制度があるから医療保険に入る必要なし

1. 高額療養費制度とは?

高額療養費制度とは、「医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する制度」です。

 

つまり、手術や入院で高額の医療費が発生しても、年齢や年収に応じて負担上限を設けてくれる制度です。

 

2. 高額療養費制度の負担上限金額は?

「上限金額っていくらになるの? 結局手術とかしたらいくら払えばいいわけ?」

 

厚生労働省のホームページから上限金額の計算資料を持ってきました。

 

引用:厚生労働省ホームページ

 

文字だけだとちょっと分かりづらいですね。

 

一般的な働き盛りのサラリーマンで最も多いであろう「69歳未満の区分ウ (年収約370~77万円) のケース」で上限額のシミュレーションしてみます。

上限金額:80,100円 + (医療費 – 267,000円) × 1%
 
※たとえば、医療費で100万円かかった場合、「80,100×(1,000,000 – 267,000) × 1%」となり、87,430円がひとつきの上限負担金額になる。

 

つまり、手術やその後の入院で100万円かかったとしても、ひとつきの負担額は9万円弱の支払いだけでいい、ということです。

 

「でも、大きな病気にかかったら100万円以上お金ってかかるんじゃないの?」

 

保険というのは、こういった知らないことに対する安心料みたいな立ち位置もありますが、過度な心配は浪費を招くだけです。

 

厚生労働省が公表している平成28年度の医療給付実態調査より、「生涯でかかりそうな病気やケガの、1入院当たりの平均在院日数と医療費」を調べて、まとめみてました。

 

平均値なので絶対ではありませんが、たいていの病気は1回の入院期間が1ヶ月未満で、医療費も100万円未満となっています。

 

そのため、高額療養費制度を使うことで、実際の負担金額は10万円以上にはならないケースが多くなるということです。

 

3. 高額療養費制度の支給対象範囲は?

高額療養費では、保険適用される診療に対して患者が支払った自己負担額が対象となります。

 

手術費用や入院費は当然適用範囲内です。また、通常は保険適用外である「食費」・「居住費」についても、高額療養費制度では対象となります。

 

食費や居住費も入院となると金額もバカにならないため、安心感が増しますね。

 

ただ、病気に該当しない「正常分娩、美容整形、歯列矯正、妊娠中絶」や、労災に該当するもの「業務上の事故、通勤中の事故」は保険適用外です。(労災については、労災保険で手厚い支給があります)

 

また、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」・「先進医療にかかる費用」などは、高額療養費の支給の対象とはされていません。

 

4. 高額療養費制度の申請方法は?

自身が加入している公的医療保険に高額療養費申請書を郵送するだけで支給されます。

 

公的医療保険とは、健康保険組合・協会けんぽの都道府県支部・市町村国保・後期高齢者医療制度・共済組合などです。

 

詳細はそれぞれの医療保険ホームページなどで確認いただきたいですが、カンタンですよね。

 

「自分がどの医療保険に加入しているかわからないんだけど」

 

そんな人は、保険証の表面を確認頂ければ、医療保険の名称が記載されているのですぐに分かります。

 

5. 高額療養費の注意点は?

申請書を郵送した後、医療保険での審査が行われます。

 

支給は審査の後になるのですが、申請から受給まで3ヶ月程度はかかってしまいます。

 

つまり、申請は簡単にできますが、実際の受給までには時間がかかることを覚えておいたほうがいいです。

 

支払いに時間がかかることを考えても、節約して貯金しておくことが望ましいといえます。

 

6. 高額療養費制度は過去に遡って請求可能

「過去に事故で手術したけど、こんなの制度があることを知らなかった。もったいないことした」 

 

そんな人もまだ諦めないでください。

 

過去2年以内 (具体的には、診療を受けた月の翌月の初日から2年) であれば、遡って請求することができま

 

これは非常に重要なポイントでもあるので、今後のためにも覚えておくと間違いないです。

 

最後に

サラリーマンが医療保険に入らずに、節約して貯金したほうがいい理由を紹介しました。

 

当記事をまとめます。

  • 会社員が加入する健康保険には高額療養費制度があり、ひとつきの負担額が10万円を超える可能性が低い
  • そのため、医療保険に加入するよりも、節約して貯金して”もしも”に備えたほうが合理的
  • 高額療養費制度による支払いには3ヶ月程度かかるため、現金の貯金をしておくべき
  • 高額療養費制度は過去2年に遡って請求できることは全日本人が知っておくべき

 

健康保険とは別で医療保険に加入している人は、解約を検討してもいいと思います。

 

病気やケガはいつ起こるかわからないため不安に感じますが、高額療養費制度があるので、まずは最低限10万円を貯金しましょう。それだけで1ヶ月の入院があっても大丈夫です。

関連記事:一人暮らしが年間100万円ペースで貯金する方法【節約テク・マインド】

 

以上

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