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【レビュー】名作『マウンテンライトジャケット』のサイズ感を解説!着てみた感想は?
結論:「デザイン性・保温力・値段」のバランスが秀逸。3万円台で買えるマウンテンパーカーでは一番おすすめ。シンプルなデザインと丈長のシルエットがかっこいいです。サイズ選びは、元からオーバーサイズなので「160cm台ならSサイズ、170cm台ならMサイズ、180cm手前からLサイズ」がベスト。
長所
- スッキリ丈長のシルエットが抜群にかっこいい
- 防風性能が強いので真冬でも着られる
- 3シーズン・アウトドアシーンで無双できる
短所
- フロントボタンを隠してほしかった
- 袖がちょっと長い
- サイドポケットに手を入れられない
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。全16着の服で生活している30歳のミニマリスト男です。
アウトドアブランドのマウンテンパーカーを試着しまくった結果、ノースフェイスの「マウンテンライトジャケット」を購入しました。
カラーはブラック。
マウンテンライトジャケットは、ノースフェイスの中でも王道で人気の高いマウンテンパーカーです。
楽天で35,000円と決して安くはない買い物でしたが、タウンユースで着ても間違いなくかっこよく、インナーを1枚重ねれば真冬でも乗り切れそうなので大満足の買い物です。
ということで本記事では、ノースフェイスのマウンテンライトジャケットを実際に着てみた感想、サイズ感、コーデ、最後まで購入を迷ったマウンテンパーカーをまとめてレビューします。
マウンテンライトジャケットの特徴
ブランド | ザ・ノースフェイス |
商品名 | マウンテンライトジャケット |
型番 | NP11834 |
素材 | GORE-TEX ナイロン100%(70デニール) |
重量 | 715g(Lサイズ) |
サイズ | S/M/L/XL/XXL |
価格 | 39,600円 |
まずは、「マウンテンライトジャケット」の特徴をさくっとまとめたいと思います。
特徴は大きく3つ。
- ゴアテックス素材で防水防風に強い
- 裏地の一部がメッシュ素材で蒸れにくい
- インナーを連結できるジップインジップ仕様
ゴアテックス素材で防水防風に強い
「結局のところ、GORE-TEX(ゴアテックス)ってなにがいいの?」って話ですが。
結論だけいえば、「防水と防風の性能が抜群に優れている」ということ。
冬場の冷たい風なんかでも、ゴアテックス素材のアウターなら平気です。
なので、ゴアテックス自体に保温性はありませんが、風を通さないのでインナーを着れば体感としてかなり温かく感じます。
また、生地の分厚さを示すデニールでは「70デニール」あるため、耐久性が高く頑丈です。
軽量のマウンテンパーカーのようなシャカシャカでペラペラといったこともないので、アウターとして1枚で着てもガッチリした印象になります。
裏地の一部がメッシュ素材で蒸れにくい
裏地はポリエステル素材なのですが、脇まわりが広範囲でメッシュ素材になっています。
このあたりはアウトドア用って感じですね。
汗をかいても発汗してくれるので内部が蒸れにくいです。
とはいえ、タウンユースとして着るぶんにはそれほど関係ないと思います。
インナーを連結できるジップインジップ仕様
フロント部のファスナーにはインナーを連結できる「ジップインジップシステム」に対応しています。
ジッパーサイズさえ合えば、専用のインナーでなくても連結させることができます。
ユニクロのモコモコのフリースを連結させて使っている人が多いようです。
インナーはロンT1枚だけ着てフリースを連結させておけば、アウターをさくっと脱ぎ着できて楽ちんです。
マウンテンライトジャケットを実際に着た感想・レビュー
次に、「マウンテンライトジャケット」を実際に着てみて良かったところと、いまいちだった点を紹介します。
- 丈長のシルエットが抜群にかっこいい
- 防風性能が強いので真冬でも着られる
- 3シーズン・アウトドアシーンで無双できる
- フロントボタンを隠してほしかった
- 袖がちょっと長い
- サイドポケットに手が入れられない
良かった点1:スッキリ丈長のシルエットが抜群にかっこいい
まずはなんといっても、「シルエットがいい」です。
余計な装飾もなく、丈長でスッキリと縦長のシルエットになっています。
アウターって丈が短いとなんだかチンチクリンな印象になってしまいます。
なので、「ちょっと長いかな?」というくらいのほうがしっくりきます。
上着が少し大きめなら、ボトムスには細身のスキニーデニムを合わせてもかっこいいし、リラックスしたワイドパンツでもハマります。(→コーデ例はあとで紹介します)
逆に、上着がピッチリめだとスキニーを穿くと華奢に見えるし、太めのパンツにすると作業員の方のような感じになってしまいます。
良かった点2:防風性能が強いので真冬でも着られる
風を通しにくいので、冬場でもアウターとして普通に着られます。
ゴアテックス様様ですね。
ただし、ウールやコットン、ダウンなどの素材と比べると保温性自体は特にありません。
なので、真冬に着るなら保温性のある温かいインナーを着ることは必須かと。
とはいえ、これはデメリットというよりメリットだと思います。
アウターとしてガッツリ保温性が高いよりも、アウター自体は少し薄めでインナーで対応調整できるほうが使い勝手がよくて好きですね。
あと、ファスナー最上部が暖かい素材になってります。
これが地味だけど超優秀。
ファスナーをガッツリ一番上まで上げたとき、この暖かい部分が頬から顎のあたりを包んでくれてマフラーのような役割になってくれます。
これだけで顔の暖かさが全然違ってきます。
良かった点3:3シーズン・アウトドアシーンで無双できる
マウンテンライトジャケットの魅力は、「3シーズン・アウトドアシーンで使えるところ」です。
たとえば、チェスターコートなんかはスーツスタイルやキレイめな格好でしか着られません。また、ダウンジャケットといった冬に特化したアウターだと、春や秋、冬手前などの微妙な季節に使えません。
その点、マウンテンライトジャケットは生地の分厚さが70デニールと、「分厚すぎず、薄すぎず」です。
なので、夏以外の肌寒い季節全般で着られます。
しかも、ゴアテックス素材のおかげで雨や雪の日でも汚れるストレスがなく、スノーボードなんかのウィンタースポーツのウェアとして着られます。
汎用性がやばいですよね。
いまいちな点1:フロントボタンを隠してほしかった
実際に着る前からわかっていたことですが、「フロントファスナー部のボタンは隠してほしかったなあ」と。
些細なことなんですが、フロントにボタンが見えているとカジュアル要素が強くなります。
なので、フロントはボタンが見えないほうがよりスッキリ見えて、「タウンユース向きだったのかなあ」と思います。
上位モデルの「マウンテンジャケット」はまさにボタンが見ないのですが、値段が20,000円ほど高くなるのでそこまでお金は出せず。
いまいちな点2:袖がちょっと長い
袖がちょいと長めになっています。
インナーなら袖である程度長くてもそれほど気にならないのですが、アウターだと袖の存在が大きいのでちょっと邪魔ですね。
ただ、マジックテープで袖口の調整ができるので、実際にはそれほどストレスではないです。
いまいちな点3:サイドポケットに手が入れられない
これも着るまでもなくわかっていたのですが、サイドポケットの位置が高く、両手を入れるのはほぼ不可能です。
冬場は手が冷たくなるので上着のサイドポケットに両手を突っ込みたいのですが、ポケットが高すぎるんですよね。
元々はアウトドア用のアウターなので、リュックサックのウエストハーネスを閉めたときにポケットと干渉しないように高めに位置に設計されているわけです。
なので、サイドポケットは実質的にスマホや財布を入れる物置です。
マウンテンライトジャケットのサイズ感
「マウンテンライトジャケット」のサイズ表は以下の通り。
着丈 | 身幅 | 袖丈 | |
---|---|---|---|
S | 71cm | 57cm | 84cm |
M | 73cm | 59cm | 87cm |
L | 75cm | 61cm | 90cm |
XL | 77cm | 63cm | 93cm |
XXL | 79cm | 65cm | 96cm |
ざっくりとですが、「ワンサイズアップするごとに2cmづつ大きくなっていく感じ」ですね。
サイズ選びの結論
まずは、サイズ選びの結論から。
- 身長160cm台:Sサイズ
- 身長170cm台:Mサイズ
- 身長180cm手間から:Lサイズ
- 身長185cm以上:XLサイズ
こんな感じでまずハズさないでしょう。
167cmや168cmみたいな170cmちょっと手前からは「Mサイズ」、同じように177cmくらいあるなら「Lサイズ」がいいと思います。
サイズ感は最初からオーバーサイズ
元々がアウトドア用のアウターなので、インナーを着込むことを前提にデザインされています。
なので、街で着ることを前提にしたアウターよりも大きめのサイズになっています。
「普段はオーバーサイズ気味に服を買うから」といつも調子で選んでしまうと、大きすぎてブカブカになってしまいます。特に、袖口が長くなりやすいです。
ジャストサイズで選んでちょうどオーバーサイズ感のある着こなしにな。
こんな感覚で選べばよほど間違わないと思います。
173cmでMサイズを購入して正解
私は「身長173cm、体重60kg」の痩せ型体型ですが、「Mサイズ」で買って正解でした。
着用するとこんな感じ。
私の場合、身長173cmでTシャツやシャツなんかはXLサイズで着ることが多いです。
ですが、マウンテンライトジャケットの「Lサイズ」を実際に試着したら、明らかにオーバーサイズすぎました。
逆に、「Sサイズ」だとよりスッキリとした印象にはなりましたが、丈長のリラックスした感じがなくなってしまったので、Mサイズがベストでしたね。
マウンテンライトジャケットのコーデ・着こなし
続いて、「マウンテンライトジャケット」のコーデ・着こなしを紹介します。
今回は4パターンを着てみました。
- スキニーデニム(インディゴ)
- ワイドパンツ(ブラック)
- スラックス(グレー)
- スーツ(ネイビー)
スキニーデニム(インディゴ)
まずは王道のインディゴカラーのスキニーデニム。
マウンテンライトジャケットは丈が長くてオーバーサイズ気味なので、ボトムスはスキニーのような細身のシルエットでもバッチリ似合いますね。
好みの着こなしです。
着用しているスキニーデニムは、ヌーディージーンズの「テープテップ」。
現在は廃盤になってしまったモデルなので、いまだと「スキニーリン」なんてヌーディーらしい超細身のシルエットでかっこいいと思います。
関連記事:ミニマリストにはヌーディージーンズが相性抜群!無料リペアで10年愛用できる
ワイドパンツ(ブラック)
続いて、ブラックのシンプルなワイドパンツ。
ボリュームのあるアウターなので、ボトムスもドッシリとしたワイドパンツでも違和感ありません。太めのデニムなんて合わせてもかっこいいと思います。
穿いているのは、GUの「シェフパンツ」です。
1,000円台で買えるワイドパンツなのですが、かなりおすすめです。裾口に向かってテーパードもかかっているので、シルエットもキレイです。
足元をロールアップすればよりスッキリ見えて、冬場でも靴下で遊べます。
関連記事:【レビュー】GUのシェフパンツが兼用部屋着に最高で思わず購入した
スラックス(グレー)
グレーのスラックスとも合わせてみました。
スラックスみたいなフォーマル寄りのアイテムでも悪くありませんね。インナーに白シャツを着れば、普通にビジネスカジュアルのアウターとしても使えます。
スーツ(ネイビー)
最後に、ネイビーのスーツとも合わせてみました。
スーツのアウターとして悪くないと思います。
オーバーサイズなので、スーツのジャケットの上からでもざくっと着られてラクですね。
マウンテンライトジャケットと最後まで迷ったマウンテンパーカー
次に、「マウンテンライトジャケット」と買うかを最後まで迷っていたマウンテンパーカーのモデルを紹介します。
「他にもっといいマウンテンパーカーがあるんじゃないかな…」と迷っている方の参考になればと思います。
結論からいえば、こちらの3モデルです。
- ユニクロ:ハイブリッドダウンパーカー(9,900円)
- アークテリクス:ゼータSL(44,000円)
- ザ・ノースフェイス:マウンテンジャケット(55,000円)
ユニクロ:ハイブリッドダウンパーカー
まずは、ユニクロの「ハイブリッドダウンパーカー」。
正直、コスパの良さだけでいえばダントツです。
胴体部分にはダウン素材が入っていて暖かいのですが、袖には保温性のある機能中綿が使われています。
なので、ダウンジャケット特有の体全体がイモムシのようにパンパンにならず、しっかりと保温性を持ちながら、それでいて細身でスタイリッシュ。
しかも、値段が9,900円とアウターとしては超お手頃価格。
ただし、ノペッと感がどうしても好みじゃなかったんですよね。立体感がないというか。
アウターは5年とか長く使うつもりなので、それなら値段が3倍してもデザインで気に入った「マウンテンライトジャケット」にしようかなと。
アークテリクス:ゼータSL
2つ目に迷っていたのが、アークテリクスの「ゼータSL」。
アウトドアブランドの中でもデザイン性では「ザ・ノースフェイス」と「アークテリクス」の双璧だと思っています。次点で、「パタゴニア」といった感じでしょうか。
アークテリクスのマウンテンパーカーの魅力は、なんといってもスタイリッシュさ。
スーツやスラックスなどのフォーマルなアイテムと合わせても、全く違和感のない美しさです。
数あるモデルの中でも、「ゼータSL」は軽量タイプ(SLはSuper Lightの略です)なので薄いのですが、ゴアテックス素材なのでインナーを着れば冬でも全然着られます。
これ以上のモデルは70,000円とかいっちゃうので論外。
ただ、「ちょっとカチッとしすぎているかな」と、個人的には思ったり。
スーツと合わせるつもりもなく、もうちょっとラフに着たかったので「マウンテンライトジャケット」にしました。値段も1万円近く安いですし。
ノースフェイス:マウンテンジャケット
最後は、マウンテンライトジャケットの上位モデルである「マウンテンジャケット」。
マウンテンライトジャケットとの一番の違いは、「生地の分厚さ」です。
マウンテンジャケットが「70デニール」に対して、マウンテンジャケットは「150デニール」になります。2倍以上厚くなっているので、それだけ頑丈です。
あと、デザインでいうと、マウンテンライトジャケットはフロントボタンが見えていますが、マウンテンジャケットのほうは隠れていてよりスッキリした印象なのかな、と。
ですが、値段は55,000円とかなりイカツイです。
正直いえば、デザインでいえばマウンテンジャケットのほうが好みだったのですが、だからといってプラス20,000円出すかというと、そこまでの価値はないかな。
というわけで、「マウンテンライトジャケット」になりました。
つまり、デザイン性・保温力・値段のバランスで「マウンテンライトジャケット」が一番いいと判断したって感じですね。
最後に
ザ・ノースフェイスの「マウンテンライトジャケット」をレビューしてきました。
結論だけいえば、「安心して買ってください、大丈夫です」となります。
35,000円出しても後悔する買い物にはまずなりません。
ユニクロなら1万円でも十分にかっこいいアウターが買えます。ですが、それでもやっぱりアウターって、全体を印象づける上で大きな役割を持ちます。
それに、5年とか6年とか長く使えるものなので、多少値段が高くてもデザインがいいものを買ったほうがいいと思います。
デザインもシンプルで超王道なので、トレンドによって左右されるものでもありません。
「マウンテンライトジャケット」は指名買いされるほど人気のアウターなので、「買おうかなあ」と買うほうに気持ちが傾いているなら、売り切れる前にすぐに買うことをおすすめします。
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以上
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