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私が人生でやりたいことは「日常生活をどこまでも追求すること」
30歳を前にして思うのが、私の人生において、「なにかを成し遂げたい」みたいな意識高い系のミッションはいまのところなくて、「日常生活をどこまでも追求したい」というのが夢であり、目標であるな、と。
そう思うようになりました。
20代の前半のころは、人生の目標はもっとふわふわと宙を浮いているもので、「お金を稼いでもっと豊かな暮らしをしたい」みたいな感じでした。
ただ、私にとっての「豊かな暮らし」がうまくイメージできていなかったのですが、やっと頭の中で形になってきた、という感じです。
それが、「日常生活を追求する」ということ。
わたしにとっての時間とお金の使い道は、”非日常”のためにあるのではなく、”日常”を拡張するためにあります。
“非日常”を味わうために、旅行にでかけて、1泊3万円もするようなホテルで高級ディナーをするのではなくて。
小さいけれど、人のにおいがする活気のある商店街のある街に住んで、毎日新鮮な食材を手にとって選んで、ゆっくりと丁寧に料理をして、自分の居心地のいい家でだれかと食事をする。
そんな”ありふれた日常”をどこまでも突き詰めた暮らしがしたいんだなあ、と。
結局、非日常は刺激的ですが、わりと早い段階で飽きがきてしまいます。ですが、日常生活は掘り下げれば掘り下げるほど、どんどん面白くなる。
だから、日常を大切にしたいし、日常のために投資をしたい。
朝は会社に行く時間ギリギリまで寝て、やりたくもない仕事を我慢してやって、ご飯はスーパーの惣菜やコンビニの弁当、残業明けで疲れてあとは寝るだけ、みたいな生活は私にとっては最悪なわけで。
毎日を消耗するような暮らしにならないように、少しづつですが、自分の理想とする暮らしにシフトしていっています。
いまは、朝は早めに起きてコーヒーを飲みながら小説を読んで、やりたくない仕事なら転職して、ご飯は自分で作った作り置きの料理を食べて、残業はできるだけせずに早く家に帰って本を読んだり、ブログを書いたりする。
でも、まだまだ追求する余地はいくらでもあって、この先の人生も楽しみなわけで。
本当は、朝はホカホカのご飯と目玉焼きの味噌汁を毎日作って食べて、ご飯を食べたら、コーヒーを飲みながら、自分が楽しいと思える仕事を半日だけやって、午後からは昼寝をしたり、本を読んだり、体を鍛えたり。日が沈む前には、近所の商店街で新鮮な食材を調達して、丁寧に料理した食事をだれかと会話しながら食べる。
そんな暮らしができるように、そのためにいまやるべきこをやっていきたいな、と。
そんなことをふとっ思ったので、文字に書き起こしてみた次第です。
以上
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