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「自分にとっての豊かさとは何か?」を知ることが豊かさへの第一歩
自分にとっての豊かさとはなにか?
そんな疑問を持つ方に向けて。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。月8万円の生活費で暮らしているミニマリストです。
「豊かさ」ってなんとも曖昧でふわふわとしたものですよね。
豊かさを求めて人間は生きているはずなのですが、「自分にとっての豊かさとは何か」を言語化できる人は多くないと思います。
豊かな人生を送るための入り口は、「自分にとっての豊かさとは何かを知ること」だと思うのです。
そこで本記事では、自分にとっての豊かさを知るための方法も紹介します。
「自分にとっての豊かさとは何か」を知ることが豊かさへの第一歩
そもそも、「豊かさ」とはなんなのか?
豊かさとは人生のゴールのことをいうのでしょうか。
私はそうは思いません。
お金がなくても、時間がなくても、楽しそうにしている人はたくさんいます。
豊かさとは、「自分の理想の暮らしとはどんな状態かを知り、そのために正しく努力すること」だと思います。
そのためにも、「自分にとっての豊かさとは何か」を知ることが豊かさへの第一歩になります。
ここで重要なことは、「豊かさを求めて努力すること自体も豊かである」ということです。
「理想の暮らしを実現できなければ豊かではない」ということではなくて、「理想の暮らしに向かって歩いている状態」も人は豊かさを感じるものです。
これって経験ありませんか?
受験勉強はめちゃくちゃ大変だったけど、終わってみたら充実していたなあみたいな。
ただ、ここで注意が必要なことは、心の奥底では豊かだと感じないことでも豊かだと思い込もうとしてしまうことです。
なぜならば、現実フィルターが無意識にかかってしまうからです。
「自分には無理だからこのぐらいが現実ラインだろう」のように、本当は望んでいない未来を無理やり自分の理想であると認識しようとします。
これでは間違いなく自分が苦しくなります。
その理想に向かって努力することも、豊かさから遠ざかっていくからです。
「自分にとっての豊かさとは何か」を知る方法
自分にとっての豊かさを知るステップは以下の通り。
- ステップ1:やりたくないことを考える
- ステップ2:理想の暮らしを考える
- ステップ3:そのために何をやるべきか見極める
頭の中だけで考えるのではなくて、文字として書き起こすことが大切です。
言語化すること、目で見えるようにすることで、論理的に物事が考えられるようになります。
ステップ1:やりたくないことリストを作る
まずは、やりたくないことを考えられるだけ考える。
できれば100個出したいですが、きっと50個くらいが限界かな、と思います。
「なぜやりたいことではなく、やりたく”ない”ことを考えるのか?」
それは、やりたいことを考えると現実フィルターがかかってしまうからです。
自分の価値観を素直に掘り下げるためには、やりたくないことを考えるほうがずっと簡単。
そして、やりたくないことを考え尽くせば、自然と本当に自分が望む暮らしや生き方というのが見えてくるものです。
▼参考に私のやりたくないリストを紹介
- 働かない
- コミュニティーの所属しない
- 同じ場所に住み続ける
- 上司に奢られること
- 知らない人と話すこと
- 電話で話すこと
- 6人以上の飲み会
- 手抜きご飯を食べること
- 他人の許可がいること
- 1週間以上先の予定を入れること
- 興味がない人と関わること
- etc.
こんな感じです。
ステップ2:理想の暮らしを考える
やりたくないことを考え尽くすと、ぼんやりと自分の理想の暮らしが見えてきます。
あとは、やりたくないことを繋ぎ合わせて、自分がどのような暮らしを望んでいるのかをまとめていきます。
やりたくないことを考えてからつなぎ合わせることで、現実フィルターに侵されることなく、自分の理想の暮らしを見つけやすいと思います。
そして、この理想の暮らしを目指して、いま自分がいる場所が正しい場所なのかを考えたり、どうすれば理想の暮らしに近づけるかを考えたりしながら軌道修正をしていくことになります。
▼参考に私の理想の暮らしを紹介
- 午前中のみ働いている
- 好きな場所に住んでいる
- 都会に住んでいる
- 友人と近くに住んでいる
- 筋肉マッチョなおっさんでいる
- 結婚して子供を育てている
いい感じに理想が爆発していますね。
「なぜ、午前中のみ働いているのか?」や「なぜ、好きな場所に住んでいるのか」といった根幹の部分は、やりたくないことに紐づいています。
ステップ3:そのために何をやるべきか見極める
やりたくないことが分かった。理想の暮らしも見えた。
最後にやるべきは、いまあなたがいる場所が正しいか、これから何をすればいいのかを見極めることです。
図にするとこんな感じです。
いまあなたがいる場所が理想とは違う場所にいるのなら、軌道修正をする必要があります。
正直、この軌道修正がめちゃくちゃ大変。
現実と理想のギャップに気持ちが萎えてしまうかもしれません。
ですが、忘れてほしくないのは、「理想に向かって歩いている時間にも豊かさを感じる」ということ。
理想に立ち向かうことは大変です。
ですが、理想とは真逆にいる状態を無視するよりはずっと健全で、また、理想とは違う方向に歩いていることを認識しながら歩き続けることはやっぱり苦しいですよ。
勇気をもって軌道修正をはじめた瞬間から人生は豊かになると思っています。
最後に
「自分にとっての豊かさとは何か」を知ることこそ豊かである理由を紹介しました。
- 自分にとっての豊かさを知ることが豊かさへの第一歩である
- 豊かさを求めて努力することもまた豊かである
- 自分にとっての豊かさを知るには3ステップが大切
- やりたくないことを考える→繋ぎ合わせて理想の暮らしを考える→実現のために必要なことを見極める
理想の暮らしに向けた軌道修正は早ければ早いほうがいいです。
理想とは違う方向にたくさん歩いてしまったら、その分軌道修正に時間もパワーもかかるからです。
そのため、「豊かに生きたい」と思っているのなら、すぐにでも自分にとっての豊さとは何かを知ることが大切ということになります。
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