2019.07.06

製造業で働く文系におすすめする原価計算の本

 

私は、製造業の海外営業から、工場原価を扱う職種に転職した経歴があるのですが、その際に原価計算・コストダウンに関する本を読み漁りました。

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本をたくさん読む中で、営業をしていた時に知りたかったことがチラホラ出てきたので、製造業で働く文系であれば、製造業の基礎である工場の生産・原価について知ることは大いにメリットがあると思います。

 

そのため、当記事では、製造業で働く文系の方に向けて、原価計算のおすすめ本を紹介します。

 

製造業で働く文系は原価計算を勉強したほうがいい

「原価計算なんて経理の管理会計担当だけが知っていればいい」と思うかもしれませんが、製造業というのはすべてが工場と繋がっているので、すべての部署において知っておいて損になりません。

 

営業の場合

製造業の営業というと、モノを売るというよりも、納期の調整や会社として販売計画を策定するための情報収集などがメインに業務になったりします。

 

モノを売らないため、自分の仕事がなんの意味があるのか疑問に感じることもありますが、工場原価の仕組みを知っていれば、納期調整や販売の見通しの精度が、どれほど製造原価に影響を及ぼすか知ることができます。

 

調達の場合

調達の主な業務といえば、仕入先との納期調整や仕入先の工場改善指導といったことがあります。また、新規仕入先の開拓、購入方法の検討などもあると思います。

 

現代の製造業においては、製造原価のほとんどを材料費を占めるため、調達部の活躍が企業の利益を押し上げることに繋がります。

 

そのため、原価計算を学ぶことで、自分の業務が原価にどれほどのインパクトを与えるかを知ることができます。

 

経理の場合

管理会計における製造原価とは、現代社会においてどのように考えたらいいのかを学べます。

 

直接労務費と間接部門における一般管理費を同列の労務費として扱うなど、従来の原価計算とは違った考え方をすることで、適切な原価計算の方法を知ることができます。

 

とはいえ、企業の中で新しい原価計算の仕組みを取り入れることは難しいので、勉強したところで実務に直接は活きてこないかもしれません。

 

ですがが、知識として幅広い考え方を知っていることは重要です。

 

生産管理の場合

原価計算を学ぶことで、生産の平準化におけるヒントや在庫に対する正しい知識と可能性に気がつくことができます。

 

また、工場管理のような工場の生産をサポートする業務も含んでいれば、現場でのカイゼンがうまれる仕組み作りや経費の削減などの見方を身につけることもできます。

 

人事の場合

モノの受注から生産までにおける一連のプロセスが、製造コストにどのように紐づくのかを理解することで、広く会社における必要な人材を考えられます。

 

製造業で人事の知識しかないのは致命的なので、製造現場のことを知ることは、製造業の人事としてキャリアを形成するうえで重要になると思います。

 

製造業で働く文系におすすめする原価計算の本

原価計算だけで満足していませんか!

開発、設計、生産技術、購買、生産管理、原価管理、経理、営業、製造、と製造業でのあらゆる部署目線での原価に対するあるべきスタンスが書かれています。

 

内容も非常に読みやすく、細かい実務の話はありませんが、どういったことを考えながら業務をすると利益に繋がるかの気づきがある本だと思います。

 

一貫してあるのは、現場での現地現物の確認になりますが、デスクワークで働いている人は現場に足を運ぶのは億劫に思うと思うので、この機会に考えを改めてもいいかもしれません。

 

「原価計算」しているのに、なぜ「儲け」が出ないのか

ABC(活動基準原価計算)について、ストーリーテイストで分かりやすい本。餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるのか?」でも有名な著者が書いています。

 

登場人物が動くので、小説を読んでいるように楽しめます。

 

全部原価計算では間接費が一定の定義に基づいて配賦されるのに対して、ABCは間接費の配賦を製品別などで出来るだけ正確にに原価計算を行います。

 

製品別の原価計算が正確に行えることで、利益に繋がる原価管理に繋がります。

 

企業の1担当が会社の仕組みを変えたりするのは非常に骨が折れると思いますが、普段の業務の中で感じた違和感(もっとこうすれば正確な原価になるのでは…?)といったところの疑問がクリアになるかもしれません。

 

こういった知識は知らないとそんなものがあるのかも知らずに終わってしまうので、知識として知っておくといいと思います。

 

モノづくりを支える「管理会計」の強化書

想定の読者層は技術者となっているが、製造業で働くヒトは直接部門も間接部門も知っておいた方がいいことを学べます。

 

技術屋は、なにをどうすれば利益に繋がる設計ができるのか、といった知識を学べます。会社における設備投資や間接部門の人間の労務費の位置づけや、過去と現在のメーカーにおけるコストの考え方を知るのに最敵な1冊です。

 

誰も教えてくれない「工場の損益管理」の疑問

個人的に1番学びがあった本。

 

私は工場管理という工場の改善促進やお金の管理を司る業務を行っていますが、実際に自分でコストダウンを図れることはなく、他部署に協力してもらうことになります。

 

その中での学びや、また、製造だけでなく、営業側からの目線も書かれているため、正常業で働く文系の方が自社の製品のコストに普段の自分の業務がどう紐付いてくるのかヒントが得られると思います。

 

原価計算の本質と実務がわかる本

製造業で働いている以上、営業などのモノを売る部門においても、自社の製品のコストはどのくらいか理解する上で、会計の知識はないよりも絶対にあったほうがいいです。

 

製造や技術の人間と関わることもおおいため、コストに関する知識を有する営業は非常に頼りがいがあるように見えます。

 

本の内容としては、かなり堅苦しい会計本となっていますが、この1冊だけで知識としては社内でもトップクラスの知識量になると思います。

 

最強のデータ分析組織

大阪ガスのデータサイエンティストについての本です。

 

原価計算に関する本ではないのですが、製造業で働く上では現場に足を運ぶことがとにかく重要であることを知ることができます。

 

バックオフィスで仕事をしていると、工場の現場や販売の現場に足を運ぶことはまずないでしょう。周りをみてもそんなことをしている人もいなければ、教えてくれる人もいません。

 

ですが、製造業ではたらくバックオフィスの方が現場に足を運ぶようになれば、部署の中では間違いなく最強の人材になれます。現場を知っているか知っていないかの差は、歴然なまでに大きいのです。

最後に

自部門に関係する本を読む方は多いと思いますが、製造業で働く方であれば、工場のことを知れる原価計算の本を読むことを、とにかくおすすめします。
 
自分の仕事が会社にとってどんなふうに役立っているのかが見えてくるので、仕事へのモチベーションに繋がったり、部下の指導に論理的に業務の説明ができるようになると思います。
 

以上

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