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貯金と自己啓発はどちらを優先するべき?貯金を最優先するべき3つの理由

実際に使用した商品サービスのみを紹介しています。アフィリエイト広告を含みます。

自己投資と貯金って結局どちらを優先すればいいの?

そんな疑問に答えます。

なにおれ

こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。20代で1,000万円以上の蓄財をした30歳の倹約家です。

結論からいえば、資産1,000万円が貯まるまではまずは蓄財を優先したほうがいいとなります。

「若いころは貯金なんてせずに自分にお金を使え」という意見もあれば、最近だとFIREという価値観も流行っていて、「お金を若いうちから貯めたほうがいい」という意見もあります。

これは両者とも正しい意見なのだと思います。

結局のところ、その人の持っている能力や特性、目指している理想によって向いている戦略が違うだけの話です。

とはいえ、資産1,000万円を最速で目指すことが、普通の人が心穏やかに楽しく暮らせる人生に辿り着ける再現性の高い戦略だと思っています。

ただし、貯金を優先したほうがいいからといって、「自己啓発はしなくていい」ということではありません。

あくまで蓄財を優先しつつ、自己啓発はまずはお金を使わずにコツコツ進めるのがおすすめという話です。

▼動画でも解説しています

目次

自己投資と貯金の本質

まずは、貯金と自己啓発の本質について紹介したいと思います。

結論からいえば、貯金は金融資本から収入を得る投資で、自己啓発は人的資本から収入を得る投資です。

つまり、貯金と自己啓発というのは投資先が違うだけで、最終的なゴールは投資からリターンを得る手段にすぎません。

たとえば、資産3,000万円を4%の株式で運用すれば年間120万円の資産収入になります。

一方で、知識や経験へ100万円の自己投資をしたことで、年間120万円のお金が稼げるようになるかもしれません。

そして、貯金と自己啓発の大きな違いは、「再現性と爆発力」です。

貯金は再現性が高く収入が得られる一方で、資産額がないと大きく収入を得ることはできません。

逆に自己投資は、自分に投資したからといってお金を稼げるようになるわけではない分、少ない投資でもたくさんのお金を稼げるようになる可能性があります。

よって、どちらの戦略がより自分に合っているかという話になります。

自分でお金を稼いで人生を安定させたいなら人的資本への投資を優先したほうがいいし、そもそも働いてお金を稼ぎたくないなら蓄財を優先したほうがいいです。

とはいえ、選択肢は、「貯金 or 自己啓発」、「デッド・オア・アライブ」だけではありません。

現実世界では、グレーの選択肢が正解の可能性が高いです。

そこで私がおすすめしたいのが…

まずは蓄財を優先して資産1,000万円を目指し、同時並行でお金をかけずに自己啓発をしながら、お金が貯まってから自分の人的資本に投資をする

という流れです。

理由はまたのちほど詳しく紹介します。

ちなみにですが、将来的にお金を稼げるようになるリターンが見込めないことは、自己投資ではありません。

美容やファッションにお金をかけることが自己投資というのであれば、それらによってお金を稼げるという仮定があってはじめて投資として成り立ちます。

なんとなくお金をかけているのであれば、それは自己投資ではなくて「浪費」です。

もちろん、浪費自体が悪いわけでは全くありません。

大事なことは、自分がしているのは自己投資なのか浪費なのかを自覚した上ですることだと思います。

この自己投資の罠はしっかり抑えておいたほうがいいです。

というのも、世の中には、「自己投資のために自分にお金を使いましょう」みたいなふわっとしたことをいって、お金を使わさせようとする悪い大人がたくさんいますからね。

貯金優先で資産1,000万円を最速で目指したほうがいい理由

理由は大きく3つあります。

資産1,000万円を最速で目指すべき理由
  1. 資産運用は早く始めるほど効果が大きい
  2. 1,000万円を運用すれば将来の不安がほぼ消える
  3. 自己啓発で成果が出るには時間がかかる

資産運用は早く始めるほど効果が大きいから

少しシュミレーションをしてみます。

Aさんの場合…

たとえば、20歳から60歳になるまでの40年間、毎年100万円を積み立てたAさんがいたとします。年利5%で運用したとします

結果は、60歳の時点で元本4,000万円だったものが、9,670万円になります。

投資だけで5,670万円の利益が出たことになります。

Bさんの場合…

一方で、40歳まで一切お金を貯めず、40歳から60歳までの20年間、毎年300万円を積み立てたBさんがいたとしましょう

毎年の投資額はAさんの3倍ですが、20年遅く資産運用を始めています。

この場合、60歳時点の資産は元本6,000万円に対して、9,118万円になります。

つまり、40歳からガツンと年間300万円を貯めたBさんよりも、20歳から毎年コツコツと100万円を蓄財したAさんのほうが、60歳時点での資産は多くなるわけです。

これは時間を味方につけて、複利を最大限活かしているからです。

これが蓄財を優先したほうがいい最大の理由になります。

年間100万円の蓄財であれば、頑張れば手の届く範囲ではないでしょうか。

そして、それをコツコツと40年続ければ資産は億に達しますからね。

お金と時間を自己投資に使わなくてもこの結果です。

そして、自己啓発をしたからといって、40歳から年間300万円を貯められる保証もありませんからね。

ということで、「資産運用は早く始めるほど効果が大きいから」が理由のひとつめになります。

1,000万円を運用すれば将来の不安がほぼ消える

今度はこんなシュミレーションをしてみます。

25歳から35歳までの10年間、毎年100万円づつ貯めて資産1,000万円を作り、それ以降は一切の積み立てをやめたとします。

年利は5%と想定します。

すると…
  • 35歳の時点で、元本1000万円に対して元利合計は1,225万円
  • 45歳の時点で、元本1000万円に対して1,810万円
  • 55歳の時点で、元本1000万円に対して2,676万円
  • 65歳の時点で、元本1000万円に対して3,955万円

となります。

35歳〜45歳といえば、一般的に子育てでお金がかかる時期です。

しかし、資産運用の利益だけで810万円が出ていることになります。

大学まで公立校であれば、教育費は1,000万円ほどいわれているので、かなりの部分の教育費をカバーできますよね。

実際には教育費のためにお金を取り崩してしまうと複利のパワーが弱くなりますが、資産運用のお金はあくまで精神的な保険とします。

実際のところ、35歳以降は蓄財を1円も貯蓄していないシュミレーションなので、教育費も含めて支出を収入とトントンにできれば成り立つシュミレーションです。

最悪自分でお金を稼げなくなっても、資産を崩せば子供一人分の教育費は用意できると思えば、精神的にかなり楽になると思いませんか

そして、65歳の老後には4,000万円近い資産を持っていることになります。

繰り返しですが、35歳までに積み立てた1,000万円からは1円も積み立てていないですからね。

もちろん、インフレを考えれば、未来のお金の価値は現在のお金の価値からは目減りしているでしょう。

ですが、それでも老後生活の大きな安心につながることは間違いありません。

もしこれが、資産500万円だと資産運用のパワーが足りなくなります。

逆に、資産2,000万円などを目標にすると、お金を貯めるまでに時間がかかりすぎてストレスになると思います。

現実的な貯蓄目標で、且つ、資産運用のパワーのバランスがちょうどいいのが、「1,000万円」というわけです。

だからこそ、「まずは資産1,000万円を優先して作ろう」という結論になります。

自己啓発で成果が出るには時間がかかるから

たとえば、なにかをゼロからスタートしたとします。

YouTubeの無料の情報で勉強した場合と、教材などに10万円のお金をかけた場合では、成果が出るまでの時間を短縮できる可能性が少し上がるくらいです。

結局のところ、成果が出るまでコツコツと学習や経験を積むしかありません。

むしろ、全く知識がない状態では、教材そのものがいい商品かいまいちな商品かの判断もできないので、カモにされれてお金だけを失うこともよくあります。

なので、まずは蓄財を最優先しつつ、並行してお金をかけずに無料、もしくは格安でできることで自己投資をすればいいわけです。

年間100万円の貯金ができるのであれば、3年間はお金をかけずに自己投資をすると、3年後には資産300万円と、その領域では中堅くらいの知識と経験になっています。

そこではじめて自己投資にお金をかければ一気に花が開き、お金をより稼げるようにもなって、資産形成のスピードも加速します。

もちろん、最初から自己啓発にお金をかけるという選択肢だってあります。

しかし、冒頭でも説明した通り、自己啓発は再現性が高くありません。

これまで少なからず本や教材などの自己投資をしたことがある人は、自分のことを思い返してみてください。

現時点でなにかしらの成果が出ていないのであれば、それが自己投資の再現性が低いことの証明になっています。

そうであれば、まずは再現性が高く収入を得られる資産形成を優先する。

そして、自己啓発にはあとでお金をかけたほうが、普通の人向けの人生戦略になると思います。

おすすめの自己投資の方法

では、おすすめの自己投資の方法を3つ紹介します。

結論からいえば、この3つです。

自己投資方法
  1. 図書館で本を借りる
  2. YouTubeやブログで勉強する
  3. Twitterを活用する

図書館で本を借りること

自己投資は、使ったお金以上にお金を稼げてはじめて成り立つ投資という話を最初にしました。

そう考えると、図書館ってリスクゼロの最強の自己投資になります。

だって、タダですからね。

最悪、本を読んでもなんの意味がなかったとしても、失うのは本を読んだ時間くらいです。

逆に、リターンにつながる知識を得られたのであれば、リスクゼロで果実を得たことになります。

「本は自分の身銭を切らないと血肉にならない」

なんてことを見かけることもありますが、あれは嘘だと思います。

リターンを期待できることにリスクゼロで投資できるなら、そのほうがいいに決まっています。

そもそも、最初は自分にとってどんな本がリターンに貢献するかもわからないと思います。

なので、まずはお金をかけずに図書館でタダで本を借りることから始めたほうがいいです。

自分にとって自己投資に値する本がわかってきたらはじめて、本を買っても遅くはありません。

YouTubeやブログで勉強する

図書館の理論と同じですが、まずはYouTubeやブログの無料で見つかる情報から学習を進めるといいです。

必ずしも、有料の情報が無料の情報よりも優れているなんてことはありません。

むしろ、無料のほうが有料の情報よりも優れいてることは普通にあります。

そういった良し悪しが自分で見極められないうちは、無料の情報だけで学習をしたほうがいいです。

無数にある無料情報の中から有益で、且つ、自分にあった情報を見つけるのは大変だと思います。

ですが、それが結果的に、「良質な情報を見極める」という自己投資において欠かせない能力を鍛える訓練にもなってくれます。

この能力さえ身についていれば、いつか自己投資にお金を使うときに最高効率で投資をすることができます。

Twitterを活用する

これは少し性質が違います。

ですが、自己投資をするときは、勉強したことを自分用のメモとしてTwitterで発信するのがおすすめです。

Twitterのフォロワーを増やすことが目的なのではなく、あくまで自分の学習効率を高めることを目的とします。

自分があとから読み返したときに役立つ情報であることを意識してツイートをすれば、学習の効率が上がります。

それだけでなく、結果的に誰かにとっても有益な情報になります。

すると、自然とフォロワーも増えていきます

SNSフォロワーは現代の資本のひとつですが、自分が何者でもないうちはどれだけ発信をしても意味がありません。

なので、自己投資をしている最中は他者への貢献よりも、まずは自分が何者かになることに集中したほうがいいと思います。

詳しいTwitterの活用方法については、私の書いたKindle本『ミニマリスト式超Twitter術: 1日1ツイートで人生を豊かにするツイッターの使い方』で解説しています。

他にはないTwitter活用術とそこそこ好評なので、アマゾンのレビューも見てもらって購入を検討してもらえればと思います。

とはいえ、Kindle Unlimitedで読み放題対象にしているので、30日間のおためし利用で無料で読めます。

手前味噌ですみませんが、これもいってしまえば、タダでできる自己投資なのでコスパ最強だと思います。

なので、興味があればぜひ読んでみてください。

最後に

20代は最速で資産1,000万円を目指すといい理由について紹介しました。

まとめ
  • 資産1,000万円は人生の選択肢を広げる
  • 資産を作る過程で質素倹約の生活習慣が身につく
  • 高配当株などに投資することで教育費や老後資金をカバーできる
  • 最速で1,000万円を貯めるポイントは「家賃」「料理」「断捨離」
  • 家賃は月4万円を目安にするか実家暮らしをする
  • 料理は少ないお金で楽しく暮らすための最強の趣味兼節約術になる
  • 断捨離をする過程で見栄も手放すことができる

資産1,000万円を作ることは簡単ではありません。

20代や30代で持っている人も決して多くないです。

だからこそ、他の人と同じことをしていたら達成は難しくなりなります。

しかし、1,000万円を貯めることで人生の選択肢は広がります。

その大きすぎるメリットに比べたら、思い出に残らない浪費にお金を使っているひまはないと気が付きます。

最後に

ということで、「貯金か自己投資のどちらを優先するべきか」というテーマで話をしてきました。

まとめ
  • まずは蓄財を優先して資産1,000万円を目指したほうがいい
  • とはいえ、自己投資をしなくていいということではなく、自分への投資はまずはお金をかけないことから始める
  • というのも、蓄財は再現性が高く収入が得られる金融資本への投資で、自己投資は再現性が低い分、リターンの上限が大きい人的資本への投資だから
  • 資産運用は早く始めるほどリターンが大きくなり、資産1,000万円を40年などの長期で運用すれば、 子供一人の教育資金と老後生活の不安もほぼ消えるインパクトになる
  • 逆に、自己投資はしたからといって絶対に成果が出るわけでもなく、且つ、成果が出るまでには時間がかかる
  • なので、まずはお金をかけずにコツコツと基礎を身につけて、使ったお金以上のリターンが期待できることを計算できるようになってからお金を投資したほうが失敗は少ない
  • 自己投資では図書館で本を借りたり、YouTubeやブログの情報で学習したり、まずは無料、もしくは格安でできることから始めるといい
  • 学習したことは、Twitterで自分が後から読み返したときに役立つ学習メモとしてツイートすると学習効率が上がる。結果的に誰かの役にも立ち、自然とフォロワーも増える

「自己投資は良いこと」という風潮があります。

もちろんこれは否定しません。

ですが、「投資」という名前がついている以上、投資したお金よりも期待リターンを計算できないのであれば、投資としては成立しません

それができないうちは、それは投資ではなくて、「ギャンブル」です。

自己投資って、株式などの資産運用と性質は同じです。

金融資本に投資するのか、自分という人的資本に投資するかの違いだからです。

このことを理解していないと、「自分への投資はなんとなくいいもの」と思ってしまい、リターンが見込めないことにお金をつぎ込んでしまうかもしれません。

それでは結果的に、誰もが再現性高く収入を得られる金融資本が作れず、金融資本を持つ人との格差は開くばかりです。

なので、自分は普通の人という自覚があるのであれば、「まずは資産1,000万円を目指して蓄財を優先したほうがいい」という結論でした。

この主張も正解かどうかは人によって違います。

ですが、少なくても多くの普通の人にとってはかなり手堅い戦略だと思っています。

1,000万円を貯める方法については、拙著「ミニマリスト式超貯金術: 20代で1,000万円貯めた6ステップ」を読んでもらえたらと思います。

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以上

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