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倹約家が愛用している節約が捗る神アイテム7選
節約するために持っておくといいアイテムやグッズってある?
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。20代で1,000万円以上を蓄財した30歳の倹約家です。
まず大前提として、節約をしたいならものは増やさないほうがいいです。
というのも、ものはものを呼び込むから。
服を1着買えばもう1着服がほしくなるし、絵を部屋に1枚飾ればもっと部屋を飾りたくなります。
逆に、持っているものが少なければ少ないほど、ものにお金を使わない生活が自然とでき、結果的にお金が貯まるようになります。
一方で、数こそ少ないですが、持っているとお金が貯まるようになるアイテムも存在します。
そこで本記事では、節約をするなら持っておいたほうがいいアイテムを厳選して紹介します。
▼動画でも解説しています
節約が捗る神アイテム
結論からいえば、節約が捗るアイテムはこちらの7つです。
- 楽天カード
- 楽天モバイル × ポケットWiFi
- 歩きやすいスニーカー
- テンションの上がるキッチンツール
- お気に入りの人生哲学本
- メルカリアプリ
- 表計算ソフト
楽天カード
数あるクレジットカードの中でも、「楽天カード」をおすすめする理由。
それは、「楽天経済圏」というお金を使いにくくする最強の仕組みを作ることができるからです。
楽天経済圏とは、楽天カードや楽天銀行、楽天証券などの楽天サービスを利用することで、楽天市場での買い物のポイント還元率がアップする仕組みのことをいいます。
ざっくりと、ポイント還元率10〜20%くらいは簡単に達成できます。
もらったポイントは楽天市場での買い物や楽天サービス各種、楽天ふるさと納税などで使えるので、実質10〜20%OFFで買い物できることと同じです。
とはいえ、このポイント還元率そのものが楽天経済圏の魅力ではありません。
真のメリットは、「お金を使いにくい生活の仕組みを作れること」だと私は思っています。
というのも、楽天ポイントの還元率をアップするには楽天サービスを使うだけでなく、1ヶ月に1回ほどの頻度で開催される「通称:楽天お買い物マラソン」を利用することになります。
これは、楽天市場の1店舗で1,000円以上の買い物をすると+1%になって、最大10店舗で+9%になります。
そして、この楽天では、0か5がつく日はさらにポイント+2%になります。
なので、必要なものやほしいものは、お買い物マラソン期間中の0か5がく日にまとめて買ったほうが効率よくポイントが貯められます。
この条件を満たす日は、月に1日か2日しかありません。
すると、たとえば、ウインドーショッピングやインスタなんかで「これほしい!」と思うことがあっても、「次のお買い物マラソンまで待とう」という心理が働くようになります。
このワンクッションが物欲の冷却期間となって、衝動買いを防いでくれます。
目には見えにくいですが、この効果は絶大です。
数日から数週間の時間をおいてみると「別にいらない」と思うことがほとんどだとわかります。。
楽天サービスの改悪が騒がれることもあります。
ですが、それでも楽天のサービスは優良なものが多く、重要なのは「お金を使わない仕組みのほう」です。
Yahoo系列の「PayPay経済圏」なんてものもありますが、こっちは1ヶ月の中でポイントアップする日が多く、買い時が多すぎます。
これは一見お得でメリットに思うかもしれませんが、余計な買い物をしやすくなるだけでむしろデメリットだと思います。
なので、やっぱり楽天経済圏はおすすめです。
楽天経済圏の具体的な始め方については、「楽天経済圏の始め方!楽天カードを作ったあとにやることを画像付きで解説」の記事で解説しています。
楽天モバイル×ポケットWiFi
「楽天モバイル」は月1GBまで無料で使えるスマホ回線です。
なので、スマホのモバイル通信はOFFにして、その代わりに、ポケットWIFIを外出時でも常に持ち歩くようにする。
すると、ポケットWiFiの月額料金だけで、家でも外でも高速通信が使えるようになります。
もちろん、ポケットWiFiを持ち歩くことは手間だったり、たまに家に忘れて外でネットができなかったりすることもあります。
ですが、そのぐらい不便なほうがちょうどいいと思います。
ネットが気楽に快適に使えてしまう環境だと、ついついネットサーフィンやSNSを見てしまって物欲が刺激されます。
物欲のスタート地点って、「知ること」です。
iPhoneを知らなかった時代に、iPhoneがほしいと思うことはありませんからね。
なので、そもそもネットで情報に触れる機会が減れば、自然となにかをほしいと思うことも減ります。
もし、「すでにポケットWiFiを持っているよ」という方は、スマホの回線を楽天モバイルに変更してみてください。
楽天モバイルは契約時の初期費用も解約手数料も完全に無料です。
つまり、乗り換えによる金銭的なリスクがありません。
なので、まずは一度試してみて、どうしても合わないようならそのときにまた違う組み合わせを考えればいいだけの話です。
詳しくは、「ミニマリストの通信費節約術!「Mugen WiFi×楽天モバイル」がおすすめ」の記事で、おすすめの選択肢を紹介しています。
歩きやすいスニーカー
節約をするには、節約テクニックも大事です。
ですが、それよりも大事なことは、 お金を使わなくても楽しく暮らすための土台を作ること。
ストレスの少ない職場環境や生活環境もありますが、 その中のひとつが、「脳を健康な状態にすること」です。
結局のところ、脳さえハックできれば、楽しく暮らすためにお金はほとんどいらなくなります。
ついついお金を使ってしまう原因って、脳が買い物やお酒などの中毒状態になってしまっていたり、無駄に不安を感じたりするからです。
しかし、著書『脳を鍛えるには運動しかない!』によると、歩くことで脳の機能そのものを強化することができると説明されています。
具体的な効果は、「不安やうつの抑制」「中毒からの脱却」「老化を抑える」などの効果があるとわかっているようです。
実際私は、ここ3年は毎日7km歩くことを習慣にしていますが、この効果は自分の体で実感しています。
前置きが長くなりましたが、つまり、自然と歩きたくなるような「歩きやすくて疲れにくいスニーカー」を1足持つのがおすすめとなります。
スニーカーを選ぶ際のポイントは、「底のクッション性」です。
ニューバランスやアディダス、ナイキなどのスポーツブランドがこのあたりは強いです。
とはいえ、スニーカーはあくまで消耗品です。
なので、あまり高いものは買わずに、そこそこ安いものを履きつぶすくらいの気持ちでいたほうがいいと思います。
または、いま使っているスニーカーがお気に入りなら、ちょっといいインソールを別で買うのもおすすめ。
Amazonで1,000〜2,000円で十分いいものが買えます。
歩きやすい靴を毎日履いて、歩くチャンスは歩くことを意識していれば、自然とお金の消費による娯楽は必要なくなっていくと思います。
関連記事:1日7kmのウォーキングを毎日続けて実感した5つの効果
テンションの上がるキッチンツール
毎月の生活費に占める大きな支出は、家賃の次は「食費」になると思います。
食費は毎日食べるものだけでなく、娯楽的な外食やお菓子、お酒やジュースなどの口にするものすべてが食にかかわる食費です。
なので、食にまつわる支出を上手に下げられれば、毎月かかる生活費を大きく減らすことができます。
そこで重要になるのが、「テンションの上がるキッチンツールを揃えること」です。
というのも、食を攻略するには、自分で料理をすることが欠かせないからです。
これは自分で料理をすればコストを抑えられるという意味もありますが、自分で調味料を選択できるので、油や砂糖などの量を減らすことができます。
外食やコンビニ弁当、お菓子などをなぜか食べたくなる理由って、脳が砂糖や油の中毒状態になっているからです。
食品メーカーは自社製品をリピート買いしてもらうために、こういった脳をハックするための研究に多額のお金を投資しています。
詳しくは、「フードトラップ」という本を読んでみてください。
なので、節約をするなら自分で作ったものを食べる習慣が重要になります。
ですが、一人暮らしの社会人や共働きの夫婦、子育てに追われている方など、料理を作るって大変ですよね。
だからこそ、「よっしゃ料理するで!」と思えるようなアイテムを揃えることがカギになったりします。
節約のために安いからと、100均で揃えた調理器具や器なんかではテンションも上がらないですよね。
極端なことをいえば、器や調理器具に5万円とかかったとしても、それで自炊をやる気になるのなら、人生トータルでみれば大した支出ではありません。
1ヶ月から数ヶ月もあればペイできて、それ以降はずっとプラスに働きます。
そして、調理器具だけでなく、器もけっこう大事です。
Amazonで1,000〜2,000円程度のお皿を揃えるだけでも、毎日の食卓はずっと豊かになります。
器をお気に入りにするだけで、なんてことのない卵焼きですらご馳走に感じられるものです。
というのも、食って味覚だけで楽しむものではないからです。
盛り付けの見た目や、器を持った指先の感触など、食は五感すべてを使って楽しむ娯楽ですからね。
なので、テンションの上がるキッチンツールや器はいいものを買ってください。
関連記事:一人暮らしミニマリストが愛用する食器は10枚!揃え方のコツは?
関連記事:ミニマリストに必要な調理器具は5つ!おすすめのキッチン用品も紹介
お気に入りの人生哲学本
結局のところ、お金をついつい使ってしまう大きな理由のひとつが、「自分の中でお金の使い方の軸が定まっていないから」だと思います。
もし、「こんな人生を歩みたい!」みたいなはっきりとした目標があれば、お金はその理想を実現する最強のツールだと気が付きます。
すると、自然と無駄なお金は使わなくなります。
なので、自分が理想とする暮らしをしている人の思想や生活模様に触れられる本を手元においておくといいわけです。
これは1冊だけあればいいです。
むしろ、たくさんありすぎると逆によくわからなくなってしまいます。
なんとなくいまの暮らしに焦燥感みたいなものを感じたときに、パラパラとページをめくる。
それだけ、自分の中で生き方、つまりはお金の使い方の軸がブレなくなります。
「そんな本はないよ」という方は、これからゆっくりと探していけば大丈夫です。
焦って探すものでもありません。
時間をかけて、自分に合った本を探すことそのものも「娯楽」だと考えるといいです。
ポイントは、ビジネス書などの小難しい本ではなくて、エッセイや有名な人が自分のことを書いた自叙伝なんかから探すこと。
目的は勉強ではないので、楽しく読めることが一番ですからね。
ちなみに、私が手元に置いている人生哲学本は、本多静六さんの「私の生活流儀」です。
大好きな本で、何度も読み返している数少ない本のひとつです。
もし、どの本から読めばいいかわからないという方や一度読んでみてもいいかもしれません。
ちなみに、「Kindle Unlimited」で読み放題対象となっています。
なので、30日間のおためしで無料で読むこともできます。
メルカリのアプリ
「メルカリ」のアプリインストールしてますか?
もしまだしていないのなら、絶対にインストールしてください。
というのも、メルカリは「お金を貯めたいなら絶対に身につけておきたいリセールバリューが身につくから」です。
リセールバリューというのは、一度購入したものを販売する際の再販価値のことをいいます。
要は、中古でも高く売れるものはリセールバリューが高いといえます。
このリセールバリューが身につくと、買い物で失敗することがなくなります。
たとえば、「一眼レフがほしいなあ」と思ったとしましょう。
この場合、リセールバリューが身についている人はすぐに買い物をしません。
まずは、メルカリ内でほしいと思っているカメラが、中古だといくらで売れているかを確認します。
もし、中古でも高値で取引されているのであれば、自分が使ったあとに売っても高値で売れる可能性が高く、実質的に良いものを安く使うことができます。
この場合は、新品を買ったほうが得だと判断するかもしれません。
逆に、中古ではほとんど売れていないことが分かれば、他のリセールバリューが高いカメラを選択肢に入れたり、もしくは、中古のカメラを安く買って使い倒すなどの選択肢も入ってきたりします。
このように、「なにかものがほしい!」そう思ったときは、まずはメルカリでいくらで流通しているかを調べるクセがつくと、買い物で失敗することってほとんどなくなります。
そして、日頃からリセールバリューを意識していると、いつか家や車などの高価な買い物をするときでも同じように考えることができます。
すると、大金を失うこともまずなくなります。
上手に買い物をできるようになるには、「考える力を鍛えること」が根本的な対策になります。
拙著『ミニマリスト式超買い物術: 無駄遣いをなくす「5つの考える力」を鍛える』で詳しく解説しているので、興味があれば読んでみてください。
表計算ソフト
Microsoftのエクセルが有名ですが、Googleが無料で提供している「Googleスプレッドシート」で十分です。
では、なぜ表計算ソフトが節約に効果があるのか。
それは、「自由度の高い家計簿を作れるから」です。
家計簿って、支出を記録することが目的なのではありません。
使ったお金となににお金を使ったかを記録しておいて、「それが自分にとって良いお金の使い方だったどうかを振り返ることで、支出を最適化すること」が目的です。
なので、家計簿は記録することそのものよりも、振り返ることが楽しくなる工夫が重要になります。
そこで、表計算ソフトの出番となります。
私が実践していておすすめなのが、「使った金額となにに使ったのかと一緒に、そのときの気持ちを一言メモしておくこと」です。
要するに、家計簿と日記を組み合わせます。
友達とカフェに行ったのであれば、「友達とスタバでお茶をしていたら、◯◯なことがあった」みたいな感じです。
すると、月末などに家計簿を振り返ったとき、「そうそう、あの日はこんなことがあって超笑えたな!」みたいに、そのときの場面を思い返してもう一度楽しむことができます。
逆に、メモを見返しても大して心が踊らなかったのであれば、それは自分にとって優先度の低い支出になります。
なので、今後はそういった支出はカットするという判断ができます。
こういったメモを残すみたいな活用方法は、既存の家計簿アプリなどではやりにくいです。
なので、Googleスプレッドシートなどの表計算ソフトも節約には重要なアイテムだと思っています。
関連記事:倹約家ミニマリストの家計簿術!家計管理の3つのポイントも解説
最後に
ということで、「節約がはかどる神アイテム7選」を紹介しました。
- 楽天カードで楽天経済圏を構築すれば、お金を使いにくい生活の仕組みを作れる
- 楽天モバイルのモバイル通信OFFでポケットWiFiを持ち歩けば、格安でネット環境が整う
- 歩きやすい靴を1足持っておけば歩くことが苦痛ではなくなり、脳を健康な状態にすることができる
- 気に入りのキッチンツールや器を揃えることで、調理のモチベーションが上がる
- 人生の指標となる人生哲学本を1冊手元においておけば、お金の使い方の軸がブレなくなる
- ほしいものはメルカリアプリで中古価格を調べると、リセールバリューが身につく
- 表計算ソフトで日記と兼用化した家計簿を作れば、楽しく家計管理をしながら支出を下げられる
節約のために揃えるといいアイテムで陥りやすい罠のひとつが、「家の中を居心地よくするためにインテリアなどをこだわること」だと思っています。
家の中が居心地よくなれば、外出が減って節約できると考えるかもしれません。
ですが、現実的にはそうはなりません。
どれだけ家の中をいい感じにしたところで、外出は絶対にします。
むしろ、よりおしゃれなものを揃えるために外出してしまうかもしれません。
なので、蓄財においては、なんでもかんでも良いものを揃えればいいということではないと思います。
お金を投資するといいものは、「料理のやる気がアップするような食に関わるもの」だけがいいんじゃないかなと思います。
これは間違いなく投資するだけの価値があります。
自炊ができるようになって毎月のコストが2万円下がって、それを30年間年利5%で運用すれば、1,400万円とかになりますからね。
それだけで老後のお金の不安が吹き飛ぶインパクトになります。
なので、料理の腕は生活の満足度を下げずに、むしろ満足度を上げながら節約ができてしまう「最強の自己投資のひとつ」です。
▼関連記事
以上
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