【2020年版】一人暮らしミニマリストの年間支出は110万円

こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
2020年も終わったということで、1年間の支出を集計しました。
結論からいえば、2020年の年間支出は110万円でした!
奨学金返済の18万円やふるさと納税分も含まれているので、実質的な生活費は100万円を切りました。
前年2019年の支出が160万円だったので、さらに支出を抑える結果に。
当記事では、詳細の項目ごとに成功ポイントと反省点も振り返りたいと思います。
2020年の一人暮らしミニマリストの年間支出


まずは数字から。
はい、どーん!
- 家賃:252,000円
- 奨学金返済:180,000円
- 電気代:39,429円
- ガス代:22,320円
- 水道代:14,900円
- 通信費:63,000円
- 食費:168,109円
- 交際費:150,145円
- 交通費:25,050円
- 美容衣服費:25,770円
- 日用品費:24,610円
- 特別費:170,125円
- 合計:1,135,458円
詳細を見ていきます。
家賃
252,000円 (月平均21,000円)
まずは家賃から。
あいかわらず、月2万円。
家賃が安いことが、生活費を低く抑えられる大きな要因です。
郊外の家賃が安い地域や築年数の古い物件への引っ越し、もしくは、家賃補助制度や社宅を持っている企業への転職を考えていいかもしれません。
ハードルは高いかもしれませんが、なにかしないと、頑張って働いて稼いだお金をせっせと見ず知らずの大家さんに運ぶことになります。
それは耐え難いですね。
奨学金返済
180,000円 (月平均15,000円)
250万円ほど奨学金を借りています。
返済額は毎月15,000円。
一括で返済するだけの現金はありますが、無利子で借りられているので無理には返しません。
現金としてプールしつつ、高配当株を買い集めたほうが確実に資金効率がいいからです。
奨学金の利率はかなり低いので、有利子であっても無理に一括返済はせず、資産運用にまわしたほうがいいかもしれません。
「借金がある」という気持ち悪さはありますが、金銭的にも、メンタル的にも、まとまったお金は手元に置いておいたほうがいいと思います。
電気代
39,429円 (月平均3,286円)
春秋は2,500円ほど。夏冬は3,500円ほどです。
最安は11月の2,166円、最高は9月の5,078円。
- 1月:3,622円
- 2月:3,680円
- 3月:3,414円
- 4月:3,002円
- 5月:2,818円
- 6月 :2,322円
- 7月:3,158円
- 8月:3,165円
- 9月:5,078円
- 10月:2,970円
- 11月:2,166円
- 12月:2,233円
寒い日は服を着こめばなんとでもなりますが、暑い日はダメです。
熱中症で倒れます。
8月は1ヵ月のうち10日ほど、24時間エアコンをつけっぱなしにしていたので、電気代が他の月よりも1,500円ほど高くなっています。
それでも一人暮らしの狭い部屋ならせいぜい1,000~2,000円高くなるだけなので、エアコンは使ったほうがいいと思います。
ガス代
22,320円 (月平均1,860円)
都市ガス物件に住んでいるおかげで、ガス代は安め。
それに、ガスを使うのはシャワーと料理のときくらい。
浴槽にお湯を貯めることはほとんどありません。
シャワー時間を短くしたところでせいぜい月数百円の節約にしかならないと思うので、これでOKです。
水道代
14,900円 (月平均1,242円)
2ヵ月に1回の徴収で、月に均すと1,200円ほどでした。
ほとんどがシャワー、洗濯は2,3日に1回なので、水道代もあまりかかりません。
ガスと同様、シャワー時間を短くしたところで節約効果は薄いので、あまり無理はしません。
通信費
63,000円 (月平均5,300円)
2020年の5月に楽天UN-LIMITに乗り換えて、とりあえずは1年間は無料期間中。
それまでは楽天モバイルの1,500円ほどのプランに加入していました。
ネット環境は、「Mugen WiFi」を使っており、月額3,600円。
大容量で、スリーキャリア対応なので通信速度も速く、満足度高めです。
ただ、楽天UN-LIMITが楽天回線エリア内になれば、WiFiは解約してもいいような気がしています。
それができれば、通信費が毎月3,600円下がるので大きいです。
食費
168,109円 (月平均14,009円)
続いて、食費。
月平均で14,000円ほどでした。
かなり安かったです。
ただ、外食は交際費として計上しているので、「食費+交際費」が本当の意味での食事にかかった費用かもしれません。
それでも交際費と合わせても月30,000円ほど。
食費を低く抑えられた要因は、ほとんど自炊したから。
米はふるさと納税でもらい、旬の食材を買い、調味料は必要最低限にする。
これだけでも食費はかなり下がります。


交際費
150,145円 (月平均12,512円)
交際費という名の外食費です。
「遊びに行く = 外食をする」なので。
土日はランチに出かけることも多かったので、月10,000円オーバーは仕方ないかもしれません。
ですが、交際費は自分のサジ加減で削れる要素が多い項目です。
なんとなくランチを外でしたり、暇だから喫茶店に入ったり、そういうことは2021年は削れるようにしたいですね。
交通費
25,050円 (月平均2,088円)
交通費は月2,000円ほど。
都市圏から電車で1時間ほどのところに住んでいるので、1回街に遊びに行くだけで往復2,000円はかかります。
そう考えると、月に1度くらいは街に出かけて友達に会ったりしていたことになります。
交通費を全くのゼロにしてしまうと、郊外に引きこもりになってしまうので、これくらいは仕方ないかなあと思っています。
衣服・美容費
25,700円 (月平均2,148円)
一時期は1,000円カットに行っていましたが、相性のいい美容院に出会ってしまったので、2ヵ月に1回のペースで美容院に通っています。
1回のカットは4,000円ほどと高めです。
ただ、服は昔に買ったものを丁寧に着ているのでほとんど買っていません。
服は一度買えば数年は着られるものを慎重に選ぶのがポイントです。
日用品費
24,610円 (月平均2,051円)
日用品は月2,000円ほど。
一人暮らしとしては少ないほうだと思いますが、これは日用品の兼用化をしているからです。
「あるもので代用する」
このことを意識して、ひとつのものに複数の役割を持たせることで節約ができます。
専用品はそもそも値段が高かったり、細々と日用品を買っていたりすると、ついついチョコレートなどのお菓子も一緒に買ってしまいがち。
だから、なるべく日用品は兼用化して買う回数を減らすといいと思います。


特別費
170,125円 (月平均14,177円)
毎月の固定と変動のコストは安く抑えられていましたが、特別費が高くなってしまいました。
特別費の中には、ふるさと納税、GoToトラベル、大きな買い物などがあります。
毎月の支出をガッチリ管理していても、特別費で支出が大きくなってしまうことはありがち。
「これまで節約を頑張ったから少しくらいはいいよね」という気のゆるみが大きな支出に繋がります。
小さな支出を減らすのではなく、大きな支出を減らすことが大事です。
これは自分への戒めも込めて。
最後に
2020年は年間100万円ほどで生活ができました。
支出で大きいのは、家賃、車、通信費、保険、食、嗜好品、娯楽です。
- 家賃の安い物件に引っ越す
- 車は持たずに歩く
- 格安SIMに乗り換える
- 保険は解約して貯金する
- 自炊の腕を高める
- 嗜好品は買わずに必要最低限を知る
- 消費する遊びから創作する遊びをする
すぐにできることもあれば、すぐにはできないこともあります。
ですが、節約は早くやればやるほど効果が出るものです。
めんどくさい気持ちを押し殺して、「1ヵ月だけ節約のための環境作りに専念する」というのはかなりいい選択だと思います。
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以上
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