「ティッシュペーパーがもうすぐなくなる! 買いに行かなきゃ!」
それって本当に必要ですか? 企業のマーケティング戦略に踊らされていませんか?
生活必需品だといわれていても、「家にあるもので代用」することは全然可能です。
当記事では、日用品代を節約するための具体的なアイデアを紹介します。
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日用品代を節約するコツは兼用化すること
節約には、「不要なものは買わない・持たない」ことが鉄則です。
企業はモノを売りたいので、あの手この手で消費者の購買意欲を刺激してきます。
ですが、自分の暮らしを考えて、「それって本当に必要?」と見極めることが大切です。
生活日用品は多種多様におよぶので、すべて揃えようとするとそれだけお金がかかります。それだけでなく、保管するためのスペースを奪い、在庫管理の手間にもつながります。
そのため、日用品を節約するたみには、あるもので代用すること・日用品を兼用化することが効果があります。
次項では、具体的な兼用化のアイデアを紹介します。
日用品代を節約するために兼用化できるアイテム15選
1. ティッシュペーパー
どの家庭にも絶対にあるティッシュペーパーですが、なくても問題ありません。
無香料のトイレットペーパーで十分に代替可能です。
我が家では、普段食事をするローテーブルにトイレットペーパ-をワイヤーで括りつけています。
2. 掃除機
日用品ではないですが、ワンルーム・1Kの狭い部屋なら掃除機は不要です。
小回りができて、保管場所をとらないクイックルワイパーがあれば十分です。
普段は、コロコロで切れ毛やホコリをとって、週末にクイックルワイパーで拭き掃除とかでいいのではないでしょうか。
花王の本家「クイックワイパー」がデザイン面でも、機能面でも最高峰です。
3. ビニール傘
ビニール傘を所有するメリットはありません。
高いものである必要はないので、ユニクロなどの1,000円程度の折りたたみ傘を買いましょう。
折りたたみ傘であればコンパクトなので、カバンの中にいつでも入れておくことで、突然の雨にも対応できます。
4. 消臭剤
定期的な換気、ホコリの掃除、ベッドシーツやカーテンなどの大型の布類をこまめに洗濯。
基本的なにおい対策をするだけで、嫌なにおいは部屋にこもりくくなります。
お香でも焚いておけば、自然な香りが部屋につき、リラックス効果もあります。しかも、1本5円と格安。
おすすめは「デニム」の香り。甘めの匂いで男性にも女性も好きな香りだと思います。
5. 三角コーナー + 水切り袋
雑菌のスミカになる三角コーナーは持たないほうがいいです。
生ゴミは料理をする度に、スーパーでもらえる透明のポリ袋にでもいれて、ゴミ箱に捨てればOK。
嫌なにおいが発生しないように、ゴミは収集日に合わせて高頻度で捨てに行くといいです。
6. ゴミ箱
場所をとって、見栄えが悪くて、不衛生なゴミ箱は不要です。
シンク下のスペースにゴミ袋を設置してゴミ箱とるするのがおすすめ。
シンク下のスペースは湿気が高く、食品やキッチンツールの保管には不向きなので、ゴミ箱にしてしまうほうが合理的です。
必要に応じて、消臭力の強い「無香空間」を置くのがベスト。
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7. トイレ用洗剤
洗浄洗剤類は界面活性剤なので、基本的にはなにを使っても効果は同じようなものです。
そのため、トイレ用の洗剤は、食器用洗剤で代替えが可能です。
洗剤類はできるだけ兼用で使用したほうが経済的で、在庫管理も楽になります。
8. トイレブラシ
トイレブラシのような雑菌の塊は絶対に持たないほうがいいです。
便器の中は手にビニール袋をつけて、使い古したスポンジや適当な布などで掃除できます。
不衛生に感じるかもしれませんが、ブラシを置いておくよりもよっぽど衛生的だと思います。
9. トイレマット
マットを敷いてしまうと掃除が細部まで行き届かなくなり、嫌な匂いの原因になります。
そのため、マットは敷かずに、定期的に床を掃除したほうがいいです。
床の掃除は、ティッシュペーパーで髪の毛を拾ったり、部屋用のクイックルワイパーシートで拭いたりすれば十分。
マットがなくて足が冷たいというのであれば、スリッパをおけば解決です。
スリッパも適当なタイミングで水洗いしましょう。
10. 浴槽用洗剤
お風呂の浴槽掃除は、「ボディーソープ」で代替えができます。
むしろ、ボディーソープのほうがいいです。
浴槽用洗剤のような薬品を使用した場合、泡の洗い流しがあれば肌が荒れてしまいます。その点、ボディーソープのほうがずっと安心です。
11. 浴室マット
生乾きの状態が続く浴槽マットは、雑菌による嫌なにおいの原因になります。
捨てましょう。
シャワーを浴びた後は床が濡れてしまいますが、適当なタオルで拭いて洗濯したほうが衛生的です。
12. 柔軟剤
柔軟剤などのケミカル物質の使用は控えたほうが無難です。
洗濯には洗濯洗剤のみで十分です。
柔軟剤を使うとふわっと仕上げるかもしれませんが、服やタオルは直接肌に触れるため、なるべく自然な状態が好ましいと思います。
13. ハンドソープ
ハンドソープはむしろ使わない方がいいかもしれません。
アメリカではすでに販売禁止になっています。
一部の殺菌剤が含まれているハンドソープは、抗菌効果に科学的な根拠がなく、むしろ、ホルモンに悪影響を及ぼす可能性があるという研究もあるからです。
石鹸と流水が殺菌にはベストだとは思いますが、石鹸も邪魔なので丁寧に流水で洗うだけでもそこそこに殺菌できます。
14. 化粧水
スキンケア全般はココナッツオイルで代用可能です。
「天然のココナッツオイルがスキンケアにいい」というのは研究でも分かっており、なんとなく感覚的にも、「食べられるものは肌に塗っても安心」というのは誰しもしっくりくると思います。
風呂上がりの濡れた肌に軽くマッサージしながら全身に塗っていきます。
「ココナッツオイルの独特な香りが苦手」という人には、生活科学研究会の「ナチュレオ」がおすすめ。無味無臭で、900gで2,500円と手頃な価格で手に入ります。
15. トリートメント
髪の毛のケアにも、スキンケアと同様にココナッツオイルが有効です。
風呂上がりの水気を切った髪の毛に、頭皮をマッサージするようにココナッツオイルを揉み込みます。
ベタベタして気持ち悪そうな気がしますが、不思議なことにスーッと浸透して全然ベタつきません。
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最後に
日用品代を節約するために兼用化できるアイテムを紹介しました。
当記事をまとめます。
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企業は自社製品を売ろうと必死です。
本来必要ないものでも最強のふたり、”あたかも必要なもの”であるように宣伝をします。
そのため、世間の常識に縛られず、「自分の暮らしに本当に必要なものはなにか」を自分の頭できちんと考える。
これは日用品だけでなく、お金を無駄遣いしない最も重要な考え方です。
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以上
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