※Kindle Unlimited読み放題対象です
楽天経済圏で効率的に節約!ポイント還元率20%の達成方法も解説
結論:楽天経済圏で暮らすことで、楽天市場でのポイント還元率20%は十分に現実的。貯まったポイントは生活費に無駄なく使えるだけでなく、楽天市場での買い物が前提となることで街での衝動買いの抑止力にもなる。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で一人暮らしをしているミニマリストです。
2019年から楽天経済圏で暮らし始めて、これまでの獲得ポイントは20万円を超えました。
楽天経済圏で2年ほど暮らしてわかったことは、「節約と相性抜群」ということ。
シンプルにポイントが大量に稼げることもありますが、それ以外にも財布の紐を固くする効果もあります。
そこで本記事では、楽天経済圏が節約に最強の理由、ポイント還元率20%を達成する具体的な戦略を解説します。
楽天経済圏が節約になる3つの理由
楽天経済圏が節約になる理由は3つあります。
- 高ポイント還元で実質的な値引きになる
- 貯まったポイントは無駄なく使える
- 衝動的な買い物の抑止力になる
高ポイント還元率で実質的な値引きになる
詳しくは後述しますが、楽天サービスを利用することで楽天市場での買い物のポイント還元率が高くなります。
最低でも還元率10%、20%超も普通に実現できます。
高還元率のクレジットカードでも還元率2%程度なのでその差は歴然。
たとえば、50,000円で家電製品を購入したとしましょう。
家電量販店で現金購入すれば、ポイントはつきません。還元率2%のクレジットカードで支払えば1,000円のポイントバック。
それが、還元率20%の状態で楽天市場で購入すれば10,000円のポイントバックになります。
圧倒的ですよね。
言い換えれば、実質的に20%OFFでものを購入しているのと同じです。
つまり、楽天経済圏で暮らしている人とそうでない人ではものの値段が変わるともいえます。
楽天経済圏で暮らす最大のメリットは、この高ポイント還元率にあります。
貯まったポイントは無駄なく使える
続いて、ふたつめのメリット。
それは、貯まったポイントが無駄なく使えることです。
一般的なクレジットカードの場合、貯めたポイントはマイルやVISAカードなどとしか交換できず、使用用途が限定されがちです。
しかし、楽天経済圏で貯まるポイントはあらゆる楽天サービスで利用できる楽天ポイントです。
- 楽天市場で、食料品や日用品を購入する
- 楽天でんきの電気代の支払いに充てる
- 楽天モバイルのスマホ代の支払いに充てる
- 楽天ビューティーの美容院代に充てる
- 楽天証券でポイント投資をする
- 楽天ふるさと納税に寄付する
このように、楽天ポイントは汎用性が高いことが魅力。
固定費や生活費に充てられるので節約に効果があります。
衝動的な買い物の抑止力になる
直接的な節約ではありませんが、このメリットも大きいです。
それは、衝動的な買い物の抑止力になるということ。
たとえば、暇だったので街でウインドーショッピングをしていたとしましょう。
たまたま入ったセレクトショップで、気になった服を見つけたとします。
普通であれば、衝動的に買ってしまうこともあると思います。
しかし、楽天経済圏で暮らしていると、「楽天市場で買ったほうがポイントが付くからなあ」と、一瞬冷静になることができます。
このワンクッションのおかげで、買い物で失敗しません。
そして、一度家に帰って冷静に考えてみると、「結局いらなかった」ということはよくあります。
楽天経済圏で暮らすと買い物をする場所は楽天市場になるので、街での衝動的な買い物の抑止力になる効果は大きいといえます。
楽天経済圏でポイント還元率20%を達成する方法
「では、具体的にポイント還元率10~20%をどのように達成するのか」
という疑問を順を追って説明します。
まず、楽天市場でのポイントUPの種類は4つあります。
- 通常ポイント:1%
- SPU(Super Point Up):最大+16%
- ショップ買いまわりポイント:最大+9%
- 各ショップの個別設定ポイント:最大19%
楽天サービスを利用することで「SPU」が加算されていきます。
「通常ポイント + SPU」だけでも、無駄にお金を使うことなくポイント還元率6%くらいまでいけます。
それに加えて、「ショップ個別設定のポイントアップ」と「定期的に実施されるショップ買いまわりキャンペーン」の利用で、ポイント還元率10~20%になります。
これが楽天経済圏で暮らす基本戦略です。
SPU
まずは、SPU (Super Point Up program) について。
SPUとは、楽天サービスを利用することでポイントアップする仕組みです。
最大+16%になりますが、ポイント還元率をUPするために無駄遣いをしていたら本末転倒。
そのため、無駄のない優良サービスだけを利用してポイントUPを目指します。
利用する楽天サービスはこちらの7つ。
楽天カードの利用:+2%
「楽天カード」を利用して楽天市場の商品を購入すれば、ポイントが2倍。
楽天カードは、楽天経済圏での決済手段です。
カードの発行は必須。
楽天カードは完全無料で利用できるだけでなく、初回入会キャンペーンで5,000~9,000円分のポイントがもらえます。
そのため、登録して絶対に損のないクレジットカードです。
楽天銀行: +1%
楽天カードの引き落とし口座を「楽天銀行」に設定しておくことで、楽天市場での買い物すべてがポイント1倍
楽天銀行口座を開設して、楽天カードの引き落とし先に設定するだけ。
それだけでポイント還元率が1%UPします。
楽天銀行はネットバンクなので、ネット上で送金などができるので使い勝手がいいです。
また、預金額などによって会員ステージがアップし、ATM利用手数料の無料回数が増えたり、他行への振込手数料無料回数が増えたりもします。
楽天経済圏への移行をきっかけに預金は楽天銀行の一本化がおすすめです。
楽天証券:+最大1%
「楽天証券」で楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定の上、計3万円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5%、計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5%
※米株積立および買付手数料無料海外ETF(9銘柄)除く
楽天証券口座を開設しましょう。
もちろん、開設や利用料は完全無料です。
ポイントを絡めて、計3万円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍です。
おすすめは、つみたてNISAを自動積立すること。
つみたてNISAの年間上限が40万円なので、毎月の家計に余裕がある人は月3.3万円を自動積立設定し、そのうち1円分をポイントで投資すればOK。
「どんな銘柄を選んでいいかわからない!」
という人は、全世界、もしくは米国の指数に連動したインデックスファンドを選んでおけば、間違いありません。
銘柄選びについては、「【体験談】つみたてNISAに年40万円投資を2年間続けた結果を公開」の記事も参考にしてください。
楽天モバイル: +最大3%
「楽天モバイル」のRakuten-LIMIT契約中で、ダイヤモンド会員であれば+3%。ダイヤモンド会員会員以外は+2%
スマホ回線は、楽天モバイルの「楽天UN-LIMIT」に乗り換えましょう。
1GBまで無料、最大でも月額税込み3,278円で楽天回線エリア内なら高速通信が使い放題です。
また、楽天アプリを使えば電話も完全無料。
コスト面においては他社を寄せ付けない圧倒的な存在感です。
楽天エリア外の通信であっても、1Mbpsの速度で通信し放題です。
480pのYouTube動画やAmazon Primeで映画も普通に見られます。
人によってはWiFiも解約してしまってOK。
通信費の節約という側面でも、楽天モバイルへの乗り換えは限りなく正解です。
詳しくは、「ミニマリストには楽天モバイルがおすすめ!お得なキャンペーン情報まとめ」の記事でまとめています。
楽天市場アプリ:+0.5%:
「楽天市場アプリ」で買い物すればポイント0.5倍。
楽天市場での最終的な決済は、ブラウザではなく、楽天アプリからしましょう。
楽天アプリから決済するだけでポイントアップします。
ただ、アプリで買い物はしにくいので、「ブラウザで買い物かごに商品まで入れておいて決済のときだけアプリ」という方法がおすすめです。
楽天ブックス・楽天kobo:+0.5%
「楽天ブックス」か、「楽天Kobo」で当月1,000円以上の買い物で、楽天市場での買い物が+0.5倍。
本は書店で買おうがAmazonで買おうが、同じ値段です。
そのため、本を買うなら楽天ブックスの利用に集約するといいです。
もし、Amazonの電子書籍端末であるKindleを持っておらず、電子書籍に興味がある方は、楽天koboの利用を考えてもいいと思います。
楽天koboで電子書籍を買っても、+0.5%がつきます。
楽天ビューティ:+0.5%
「楽天ビューティ」での月1回3,000円以上の利用で、楽天市場の買い物が+0.5倍。
ホットペッパーを利用していた人は、楽天ビューティでの予約に変更しましょう。
美容院には毎月行かないという人は、「美容院に行く月で楽天市場で買い物をする」というルールもいいと思います。
ただし、無理に美容院に行ってお金を使うのは本末転倒です。
あくまで、必要な支出として使うことと楽天経済圏を絡めるべきだと思います。
キャンペーン
続いては、キャンペーンについて。
SPUと同じくらいポイント還元率UPに重要になります。
参加するキャンペーンは2つです。
- 買い回りキャンペーン
- 5と0がつく日キャンペーン
結論からいえば、買い回りキャンペーンが開催されている期間の5か0がつく日にまとめ買いをする。
この作戦が鉄板中の鉄板です。
買い回りキャンペーン
1~2ヵ月置きに定期的に発生する「買い回りキャンペーン」。
通称「楽天お買い物マラソン」。
お買い物マラソンとは、1,000円以上 (税込 ) 購入したショップの数がそのままポイント倍率になるキャンペーンです。
たとえば、1店舗1,000円以上の買い物をすれば+1%、2店舗なら+2%、最大10店舗で+10%といった感じ。
そのため、キャンペーン中に食料品や日用品などをまとめ買いすることでポイント還元率を大きくアップできます。
本も対象になるので違うショップで本10冊とかでもOK。
あとは、ふるさと納税も対象になるので、同じタイミングで寄付すると効率的です。
注意点としては、お買い物マラソンはキャンペーンエントリーが必須なので忘れずにエントリーすること。
5と0がつく日キャンペーン
続いては、「5と0がつく日キャンペーン」。
5と0がつく日キャンペーンとは、楽天カード使用によるポイントが+2%になるキャンペーンです。
事前エントリーが必要ですが、5と0がつく日に買い物するだけで+2%になります。
お買い物マラソンは10日前後開催されるので、最低でも1日は5か0のつく日と重なります。
その日にまとめて買い物することで、最大限ポイント還元率をUPできるというわけです。
ポイント個別設定店舗
3つのポイントアップの種類。
それは、ポイント個別設定店舗での購入です。
楽天市場では、同じ商品であっても、販売している店舗によって個別ポイントを設定している場合があります。
つまり、同じ商品でもポイント還元率が高い店舗で購入すればそれだけポイントアップするということ。
楽天市場の商品ページにポイント還元率が表記されているため、簡単にわかります。
店舗によっては+10%とかもあるので、ポイント還元率も含めて購入する店舗を決めるといいです。
ただし、ポイント還元率が高いからといって、商品自体の値段が高かったり、送料が多くかかっていたりしては意味がありません。
少し手間ですが、「商品価格 + 送料 – ポイント還元」の計算で、最も安く買える店舗を探すと節約になります。
各種イベント
最後、4つめのポイントアップ種類。
完全に運要素になりますが、たまにポイント還元のイベントが発生することがあります。
たとえば、「バルセロナFCの試合があった日に勝てば +〇%」みたいな感じ。
買い物時にたまたまバルセロナの試合などがあると、ポイント還元率がアップします。
自分ではコントロールできないため、これはあまり気にしなくていいです。
「イベントがあればラッキー」くらいに思っておきましょう。
注意としては、事前エントリーが必須なこと。
そのため、楽天市場で買い物をすると決めた日には忘れず事前エントリーしておきましょう。
細かい達成条件や自分に関係あるかは考えず、とりあえず片っ端からエントリーしておけばいいです。
「知らない間に条件達成していた」ということはよくあります。
まとめ
楽天経済圏で暮らすことで、楽天市場でのポイント還元率20%は十分に現実的です。
そして、貯まったポイントは無駄なく生活費に使えたり、楽天市場での買い物が前提になることで街での衝動買いの抑止力にもなります。
ポイント還元率をあげるためにはやるべきことは…
最初の楽天サービスの環境構築がめんどくさいですが、一度構築してしまえば維持すること簡単です。
「【楽天経済圏を完全攻略】楽天カードを作ったあとにやることをわかりやすく解説」の記事では、楽天カードを作ったあとにやることを画像付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
以上
なにおれKindle本「生きづらい人のためのシリーズ」を公開中
本書は、「生きづらさを抱える人が、生きづらさから抜け出し、最後には自分だけの生きる意味を見出すまでの道のり」を、全10のステージで解説しています。
いってしまえば、"生きづらい人に特化した超実践的な生き方の指南書" です。