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【レビュー】SIHOO「M57-M116」はデザインも機能もいいコスパ最強のオフィスチェア
結論:SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」はコスパ最強。最大の特徴は座面と背面がオールメッシュでカッコよく、蒸れない実用性もある。また、アームレストが3Dに自由自在に調整できたり、リクライニングやヘッドレスト付きなど高級オフィスチェアと比べても遜色がない。
長所
- アームレストの調整が自由自在
- 座面が広くて座りやすく疲れにくい
- オールメッシュがかっこよく蒸れにくい
- なんといっても2万円は安い
短所
- 所々に安っぽさはある
- キャスターの移動がスムーズではない
- ネットからしか購入できない
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で暮らしている30歳ミニマリストです。
リモートワークとブログ副業で1日10時間以上は自宅の椅子に座っています。
元々はリサイクルショップで適当に見つけてきた3,000円ほどのオフィスチェアを使っていたのですが、さすがに腰や背中が痛くなってきたので買い替えを検討。
ニトリの3,000円の椅子から10万円以上する高級オフィスチェア、座り心地のいいダイニングチェアまで20脚、いや、30脚以上は実際に見て回りました。
そして、迷いに迷って最終的に購入したのが、SIHOO(シフー)のオフィスチェア「M57-M116」。
聞き慣れないブランドかもしれませんが、中国のメーカーのようです。
最終的にはAmazonでエイヤッで購入しましたが、結果的には大満足の買い物となりました。
本記事では、SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」の実際に使ってわかった魅力といまいちな点のレビューと、最後まで迷った椅子を紹介します。
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」の基本スペック
特徴
- 人間工学に基づいた設計で腰や背中が痛くなりにくい
- お尻の圧力を分散するデザインでお尻や太ももが痛くなりにくい
- 座面から背面まですべて防水性のあるメッシュ素材で通気性がいい
- リクライニングは110度と120度の2段階調整が可能
- アームレストが高さと前後だけでなく回転もする3D仕様
- ヘッドレストは高さだけでなく傾きも調整可能
- 耐荷重は150kgまで
ズラズラ~っと性能を書いてしまいましたが、一言でまとめると、「超高性能」ってことです。
2万円台のオフィスチェアだと座り心地がよくなかったり、アームレストの高さ調整ができなかったり、ヘッドレストがなかったりします。
その点、「あったらいいなあ」と思う機能が全部ついて2万円ちょっと。
驚きのコスパです。
座面と背面のオールメッシュのデザインもクールな印象でかっこいいです。
▼ちなみに、背面がメッシュで座面とヘッドレストがクッション素材の「M18-M153」というタイプもあります。「座面はクッションのほうがいい!」という方はこちらをご検討頂ければと。
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」の魅力
まず、私の体型を明らかにしておきます。
- 身長:172cm
- 体重:60km
- 股下:78cm
痩せ型ではありますが、日本人のちょうど平均的な体型なので万人に参考になると思います。
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」を実際に使ってみて感じた魅力は5つあります。
- アームレストの調整が自由自在
- 座面も広くて座りやすく疲れにくい
- オールメッシュはかっこよくて蒸れにくい
- 2段階リクライニング調整がが可能
- なんといっても2万円は安い
アームレストの調整が自由自在
「M57-M116」の一番の魅力はこれだと思います。
アームレストが、高さ、前後、左右で自由自在に調整できること。
2万円で購入できるオフィスチェアの中で高さだけ調整できる椅子はあっても、前後左右まで調整できる椅子は他にないと思います。
体格の違い、使っているデスクの違い、使用用途などによって、気持ちのいいアームレストの状態は変わってきます。
それが思いのままに変えられるのは大きいです。
けっこう違いますよね。
パソコン作業をするときは、アームレストが内側に入っていたほうがしっかり腕を乗せられて楽です。
また、アームレストの高さは最上が約73cm、最下が約67cmになります。
最下の状態で67cmなので、デスクの脚が68cmあればしっかりデスクの下にしまうこともできます。
これ、ポイント高いです。
アームレストがデスクの天板に引っかかると、邪魔になりますからね。
最上は約73cmになるので、一般的なデスクと同じ程度の高さになりパソコン作業でも腕が疲れにくいです。
パソコン作業を楽にするためには超重要なポイントになりますね。
座面も広くて座りやすく疲れにくい
横幅51cm、奥行49cmと大きめの座面です。
女性には大きすぎるかもしれませんが、男性であればこのぐらいゆったりしていたほうが座りやすいと思います。
私の場合、椅子の上であぐらをかくことも多いので、このぐらい広いほうが好きですね。
また、座面はアーク形状 (弓のような) の設計になっていることで、お尻や太ももの支えが良くて快適。
「人間工学に基づいた設計」を謳っているだけあって、座ったときのフィット感もGOOD。
背面がS字になっていて、腰の部分が前に押し出される設計で背中や腰も痛くなりにくいです。
実際に1日10時間近く座っていますが、背中や腰の痛みはかなり軽減されました。
ちなみに、「腰の押し当ての強さ」も変更できます。
オールメッシュはかっこよくて蒸れにくい
座面と背面がオールメッシュ素材でクールな印象。
背面はメッシュ素材でも座面はクッションというのが一般的ですからね。
「お尻はふかふかがいい」という人はクッションを選ぶべきですが、クッションはへこたれやすいし、なんといっても夏場に蒸れます。
夏場は短パンで座るので、蒸れないのは嬉しいです。
上質なメッシュ素材のようで摩耗や防水性も高いようです。
このあたりはまだ使い込んでいないのでなんともいえないですが、触った感じではかなり丈夫そうに感じます。
というわけで、オールメッシュの「M57-M116」はおすすめです。
ただひとつだけ気になるのが、謎の迷彩っぽい柄が入っていること。
このデザインはなんなんでしょうね。
「普通でよかったかなあ」とは思います。
とはいえ、うっすらと入っているだけなのでそれほど気にする必要もないかと思います。
2段階のリクライニング調整が可能
通常時(90度)に加えて、110度と120度でも固定できます。
1段階目のリクライニングは、パソコン作業や読書の小休憩にちょうどいい角度です。
2段階目は体感的にはかなり倒れた状態で、「日常的にこの角度を使うことはないかなあ」という感じ。
ただ、ヘッドレストもついているので、椅子の上でも普通に寝られるくらい心地いいです。
なにはともあれ、「選択肢がある状態」というのは素晴らしいと思います。
なんといっても2万円は安い
「アームレストの3D仕様」「人間工学に基づいた設計」「高さと角度の調整ができるヘッドレスト付き」「オールメッシュのデザイン」「2段階のリクライニング機能」。
これだけの機能が搭載されて、なんと2万円です。
ぶったまげました。
「オフィスチェアは10万円くらいは出さないとダメかなあ」と思っていましたが、2万円でも十分に満足できるオフィスチェアでした。
「週に何日か、1日数時間使うだけ」という人にはかなりおすすめです。
高級オフィスチェアでなくても、きっと満足できます。
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」のいまいちな点
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」はもちろん、良いところばかりでもありません。
値段相応な部分もあります。
気になったポイントは3つ。
- 所々に安っぽさがある
- キャスターの移動がスムーズではない
- ネットでしか購入できない
とはいえ、購入をやめるほどの理由でもありません。
所々に安っぽさがある
細かく見れば安っぽい部分はどうしてもありますね。
たとえば、アームレスト。
素材感もそうですが、調整部の作りが安っぽいですね。
スムーズに「シュッ」というよりは、「カシャンッ、カシャンッ」って感じです。
とはいえ、すぐ壊れそうというわけでもありません。
2万円で手に入ることを考えれば、全然許容できる範囲だと思います。
キャスターの移動がスムーズではない
比較的静音だとは思いますが、キャスターが大きいのかあまり小回りがききません。
「狭いスペースで俊敏に移動したい!」という人には向かないかもしれません。
比較的大きくしか回れず、移動するにも「足で椅子を漕ぐ」ような感じになります。
これは若干ストレスですね。
もし、ひとつのデスクから特に移動しない人にとっては気にしなくていいでしょう。
ちなみに、キャスターが1つバッファで入っているのはありがたいです。
キャスターの調子が悪くなっても、ひとつは交換が可能です。
ネットからしか購入できない
実店舗がないため、現物に座ることができません。
椅子は人によって座り心地が変わるので、実際に座れないのはマイナスポイントです。
特に座面の広さは特徴的なので、人によっては大きすぎる可能性があります。
ここは、ネットのレビュー記事を読みこんで購入を決めるしかありません。
この記事が参考になればうれしいです。
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」と購入を迷った椅子
最後に、最後まで購入を迷った椅子を紹介します。
最終的にはSIHOO「M57-M116」を選んだわけですが、候補は3ありました。
- オカムラ:シナーラ(76,000円)
- ニトリ:クエト(20,000円)
- SIHOO:M53-M116(22,000円)【購入】
オカムラ:シナーラ (76,000円)
第一本命。
オカムラの「SYNARA (シナーラ)」というオフィスチェア。
ありそうでなかった完成度の高いミニマルデザインでいて、機能的なオフィスチェア。
ダイニングに置いても全く違和感のなさそうな高いデザイン性に一目惚れ。
値段はアームレスト付きが76,000円。
正直、高い。
高いけど一目惚れでした。
ただ、2020年11月に発売されたばかりで取り扱い店舗を見つけられませんでした。オンラインサイトでも販売されているサイトがなく、買いたくても買えない状態。
いつ買えるようになるかもわからなかったので結局却下。
ネットでも普通に購入できるようになっていました。値段は高いですが見た目もスタイリッシュでおしゃれで、予算があるなら有りだと思います。
ニトリ:クエト(20,000円)
ニトリのオフィスチェア「クエト」です。
デザイン性の高いオフィスチェアを探していたので、いわゆる “オフィスチェア” はあまり眼中にありませんでした。
しかし、たまたま立ち寄ったニトリで「クエト」を見つけた結果、「あ、全然ありだな」と思いました。
座り心地もよく、リクライニング機能もあって、値段も2万円とオフィスチェアの中では安め。
ネットで評判を見ても良さそうだったので購入を決めたのですが、店舗で在庫確認してみると、「まさかの2ヵ月待ち」。
人気な商品のようで、届くまで待てず却下。
SIHOO:M57-M116(22,000円)
今回購入したSIHOOの「M57-M116」。
ニトリのクエトが思いのほか気に入ったこともあって、似たようなデザインで、2万円くらいで、機能性も高そうなオフィスチェアを探していたところ、出会いました。
ネットでも評判がかなり良さそうだったので、思い切ってAmazonで注文。
結果、最高でした。
10万円も20万円もするような高級チェアと比べたらどうしても安っぽくはなりますが、座り心地だけでいえばそれほど大きな差はないと感じました。
SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」がおすすめできる人
ということで、SIHOOのオフィスチェア「M57-M116」の使用感をレビューしました。
総じて、おすすめできる人はこんな感じかなと思います。
- 週に数日、1日3時間以上は自宅でパソコン作業をする
- 自分の体に合うようにアームレストやヘッドレストを細かに調整したい
- クッションではないクールなオフィスチェアを探している
- 本当は高級チェアがほしいけど、まずはお試しがしたい
- 大きく失敗しないなら特にこだわりはない
「デザインも、素材感も、座り心地も、すべてパーフェクトがいいんだ!」という人でもなければ、自信を持っておすすめできます。
リモートワークが始まって椅子を探している人やこれからネット副業を頑張りたい人はぜひにどうぞ。
超おすすめです。
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