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断捨離が進まないときに試してほしいシンプルな1つの方法
断捨離を始めたのはいいけど思ったように進まない。
そんな方に向けて。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。月8万円の生活費で暮らしているミニマリストです。
断捨離が進まない原因は、「スタートの部分」にあります。
スタートの仕方を間違えると、思ったように断捨離が進まずにストレスばかりがたまります。
そこで本記事では、これまでに8割の持ち物を捨ててきたミニマリストが、断捨離を進めるためのたった1つのコツを紹介します。
断捨離が進まないときに試してほしいシンプルな1つの方法
結論からいうと、「まずはすべてのものを一箇所に集めること」です。
私の経験上、この方法が最も効率的に断捨離が進みます。
「絶対に残すもの」でも、「これは絶対に捨てるもの」でも、まずは部屋の隅にゴミ山のように集めてみてください。
大事なことは、「すべてのものをを集める」という点です。
たとえば、クローゼットの断捨離をするとしましょう。
やるべきことは、超お気に入りの服も、最近着ていない服も、奥に押し込められたダンボール箱も、すべて外に出して一箇所に集めます。
そして、クローゼットの中身をスッカラカンにします。
これが断捨離のスタートであり、断捨離を進める上での最大のコツになります。
ものを一箇所に集めることで断捨離が進む理由
ものを一箇所に集めることで断捨離が進む理由は3つあります。
- 持っているものをすべて可視化できる
- 断捨離の進捗が一目で確認できる
- 片付くまで強制的に断捨離が終えられない
持っているものをすべて可視化できる
断捨離が進まない原因として、「そもそも自分がどのくらいものを持っているかわからない」ことがあります。
要するに、全体像が見えていないのです。
「資格勉強なんかと同じ」と、考えるとわかりやすいかもしれません。
資格勉強の効率的な進め方は、まずは内容が理解できなくても参考書をざっと一度流し読みします。
どのくらいの学習量があって、どのようなことを覚えないといけないのかといった全体像を掴むためです。
断捨離にも全く同じことがいえます。
ものをすべて外に出して一箇所に集めることで、自分はどれだけのものを片付けないといけないかの全体像が把握できます。
全体像がわかっていない状態で闇雲にものを捨てても、中途半端になってしまいがちです。
断捨離の進捗が一目で確認できる
ものをすべて集めずに断捨離を始めると、「どこまで捨てればゴールなのか」がわかりにくいです。
中途半端にものを捨てても片付いている実感が持てず、断捨離を続けるモチベーションも下がってしまうでしょう。
しかし、ものを一箇所に集めることで、「あとどれだけ断捨離すればいいのかが一目で確認できるようになります。
進捗状況を確認できるメリットは大きいです。
ものを捨てれば捨てるほど、目の前のゴミ山が減っていきます。
すると、捨てることが楽しくなってモチベーションも上がります。
片付くまで強制的に断捨離が終えられない
断捨離には強制力がありません。
断捨離をやめたからといって生活になにか支障が出るわけではないですからね。
だからこそ、断捨離をする理由が必要になります。
部屋の隅にゴミ山を作ることで、断捨離を終えなければならない環境を強制的に作ることができます。
乱暴な方法ですが、その効果は絶大です。
断捨離を途中で止めてしまうと、いつまでの部屋の隅にはゴミ山が残る状態になるわけなので。
すると、嫌でも放棄するわけにはいきません。
ゴミ山の中でこそ大切なものが見つかる
ものを断捨離しようとするとき、「捨ててしまった後で後悔しないかなあ…」と考えてしまうものです。
しばらく着ていない服を手にとって眺めていると、「もう着ない気がするけど、捨てるのももったいないし」と、断捨離の手は止まってしまいます。
しかし、ゴミ山を作ることで自分にとって必要なものかが見えるものです。
なぜならば、相対的な評価ができるからです。
ものは比べる対象がないと捨てるか悩みます。
しかし、お気に入りのものといらないものをがごちゃ混ぜになっていると、「いると、いらない」は簡単に選別できるものです。
そのため、まずは使っていないものをすべて一箇所に集めましょう。
すると、ゴミ山の中でやたらと光って見えるものと黒ずんで見えるものがはっきりとわかります。
最後に
断捨離が進まないときに試してほしいシンプルな1つの方法を紹介しました。
- 断捨離が進まないときは、ものをすべて一ヶ所に集めてゴミ山を作る
- ものを集めることで、どれだけのものを片付ける必要があるか全体像がわかる
- ものを集めることで、断捨離のゴールが明確化し、進捗が一目で確認できる
- 「集めたものをすべて捨てるまでは終えらない」という強制力が断捨離を進める
- 自分にとって大切なものはゴミ山の中で比較してこそ見つけられる
断捨離はシンプルです。
「まずはすべてのものを見えるところに集める → ゴミ山でものを比較して選別する → いらないものはすべて捨てる」やることはこれだけです。
難しく考えすぎず、まずはゴミ山を作りましょう。
すると、自然と断捨離は前に進みます。
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