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質素な食事がむしろいい!食の断捨離のメリットとは?
質素な食事はどんな感じ?
そんな疑問を持つ方に向けて。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で一人暮らしをしているミニマリストです。
質素な食事とは、贅沢になりすぎた食生活を断捨離することだと、私は思っています。
「贅沢な食事が必ずしも豊か」とは限りません。
贅沢な食を断捨離し、質素な食事を習慣にすることで、むしろ豊かに暮らせるようになったとすら感じています。
そこで本記事では、質素なご飯を楽しむミニマリストの食生活と食の断捨離で得られる効果を紹介します。
▼動画でも解説しています
ミニマリストの質素な食事習慣
まずは、私が実践している質素な食事を紹介します。
- 食事回数を1食減らす
- 腹八分目に抑える
- ジャンク飯をなくす
- 名前のある料理を減らす
- 毎日同じものを食べる
食事回数を1食減らす
まずは、1日3食の贅沢を手放すこと。
私は1食抜きの1日2食で生活しています。
1日3食食べることが当たり前とされていますが、その固定概念を疑います。
たとえば、たんぱく質や脂質などの消化の遅い食べ物は、体内で完全に消化するまでかなりの時間を要します。
「腸の中で5時間」「腸の中で8時間」の時間が消化に必要とか。
つまり、朝・昼・夕と1日3食しっかり食べていたら胃や腸が休まる時間はほとんどないということになります。
直感的に、「健全でないこと」は想像できると思います。
そのため、あえて1食抜くことで内臓を休められ、体調を整えることができます。
私の場合、朝ごはんを抜いています。
昼食抜きの場合、日中になにも食べないことになるので仕事に影響します。一方で、夕食抜きはお腹が空いて睡眠に影響するかもしれません。
しかし、朝であれば大きな問題はありません。
むしろ、集中力の高い午前中に、食べ物の消化にエネルギーが使われず、頭がシャキッとする感覚すら覚えます。
関連記事:1日2食の朝食抜き生活を365日続けて実感した5つの効果
腹八分目に抑える
次に、「食べすぎない」ということです。
食べすぎは、胃や腸に負担がかかります。
食べたものを消化するには物凄いエネルギーを使うだけでなく、消化しきれなかった食べ物は老廃物として体内に蓄積されます。
そして、老廃物は肥満や病気の原因になります。
また、「腸は第二の脳」と呼ばれるほど腸は人間の器官において重要な器官です。
自律神経を整える「セロトニン」ややる気の厳選である「ドーパミン」などのホルモンは、腸内の細菌によって作られているといわれています。
つまり、腸が健全に機能することは、メンタルにもいい影響があるということ。
そのため、腹八分目で食べすぎないことを意識することで、肥満の原因を防ぎ、メンタルの改善にもなります。
ジャンク飯をなくす
ジャンクな食を断捨離しています。
- マクドナルド
- カップラーメン
- コンビニ飯
- 外食チェーン
- 揚げ物などの総菜
- ピザ
- 菓子パン
- チョコレートやケーキ
ジャンクな食べ物は、栄養が極端に偏っており、高脂質な食べ物がほとんどです。
極めつけの問題は、「中毒性の高さ」にあります。
「砂糖・塩・油」が大量に使われたジャンクな食べ物は、人間の脳を中毒状態にすることが研究でわかっています。著書『フードトラップ』では食品メーカーの裏側が暴露されています。
つまり、ジャンクなものを一度口にすると次から次へと欲しくなってしまうわけです。
自分の意思では食べることを止められず、食べれば食べるほど栄養が偏り、太りはじめ、病気の原因にだってなります。
ジャンクな食べ物をやめるには、ジャンクな食べ物を排除するしかありません。
自炊して栄養のあるものを薄味で食べていれば、いずれジャンクな食べ物の中毒状態から抜け出せます。生活からなくなってみれば、特に不便もありません。
関連記事:お菓子の間食をやめられない人に効果絶大!5つの習慣を紹介
名前のある料理にこだわらない
名前のあるちゃんとしたおかずを断捨離しました。
- 鶏に唐揚げ
- ハンバーグ
- オムライス
- チャーハン
「よしっ、料理しよう!」と思ったとき、こういった名前のある料理にこだわってしまいがちです。
グーグルで料理名を検索して、レシピを調べる人も多いと思います。
しかし、料理名にこだわると高カロリーな食事になりがちです。
料理なんて、名前やレシピにこだわる必要はありません。
料理の方程式は意外とシンプルです。
- 食材(肉・魚・野菜・大豆)
- 調理方法(焼く・煮る・蒸す)
- 調味(しょっぱい・まろやか・辛い・苦い)
「食材・調理方法・調味の3つの組み合わせ」で、料理は作れます。
たとえば、「豚ばら肉」という食材で考えると…
- シンプルに塩こしょうで焼くだけ
- 低温で茹でて、ポン酢で食べる
- 細かく刻んで餃子の皮に包んで蒸す
このように料理名にこだわらず、自由な発想で調理すればいいです。
結果的にそのほうがヘルシーな料理になります。
毎日同じものを食べる
毎日の食事を固定化しています。
- 白米
- 味噌汁
- おかず1品
- 豆腐 or 納豆 or 漬け物
基本的には、この1汁2菜のスタイルです。
ジャンクな食べ物や名前のある料理にこだわらず、1品は肉や魚のおかずを、もう1品は納豆や豆腐、漬物などの簡単な副菜を食べています。
贅沢なものでなく簡単な食べ物でも、汁物とおかずを2品つけることで栄養のバランスが整いやすいメリットがあります。
毎日同じようなものばかり食べていても、栄養さえちゃんと摂れていれば特に問題はないと思っています。
関連記事:毎日同じ食事の生活でわかったメリット・デメリット!飽きないコツは?
食の断捨離のメリット
贅沢な食事というのはたしかに喜びを感じます。
おいしいものを食べることって幸せですからね。
一方で、食べすぎや高カロリーの食事になりやすいデメリットがあります。
そして、人間の体というのは口から食べ物でしか作られません。
どれだけ運動しようが、どれだけ芸術を見ようが、人間の肉体を作るのは「食べたもの」です。
脂っこいものばかりを食べていれば体は脂になるし、お菓子ばかり食べていたら砂糖と油になります。
つまり、質素な食事をすることで健康を害するほどの食事にブレーキをかけ、健全な肉体を作ることができる。
こうこうことです。
そして、健康的な体というのは、太りにくく痩せやすい体でもあります。
引き締まった体型をキープすることは、自己肯定感を高めてくれます。
これが大きなメリットであり、私自身が質素な食事を続ける理由です。
最後に
ミニマリストの質素な食事習慣、食を断捨離することのメリットについて紹介しました。
- 質素な食事とは、贅沢になりすぎた食生活を断捨離すること
- 1日2食生活で、胃や腸を休ませる時間を作れる
- 腹八分目で抑えることで、メンタルにいい影響がある
- ジャンク飯は中毒なので、自炊でヘルシーな食事をする
- 料理名にこだわると、高カロリーな食事になりやすい
- 毎日同じ食を食べても、栄養摂れていれば問題ない
- 質素な食事を意識することでしか、健康的な体を作れない
「質素な食事」は、全く不幸なことではないと思っています。
むしろ、体と心を整える大事な生活習慣です。
「平日の食事は質素に。たまの休日には外食で贅沢な食事を」
そんなメリハリのある食生活であれば幸福感もきっと感じやすいです。
いつでもどこでも安く食材が手に入る豊かな現代。ハンバーグやオムライスなどの豪華な料理でも、ありふれた料理に感じてしまうかもしれません。
ですが、当たり前の食事が贅沢であると認識し、質素でシンプルな食生活を続ければ、間違いなく体と心は健全なほうへ変化していきます。
質素な食事に豊かさを発見できることを目的にした拙著『ミニマリスト式超自炊術: 質素な食事で愉快にくらす』もおすすめです。
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以上
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