食の断捨離ってなに?意味あるの?
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
私は、月8万円の生活費で一人暮らしをしている倹約家ミニマリストです。
断捨離というと、物質的なものを手放すことだけだと考えている人もいるかもしれません。
しかし、断捨離の本質は、あらゆるものを手放すことで、自分にとって本当に必要なものを見極め、人生をより良くすることにあります。
食事にも同じことがいえます。
つまり、贅沢が行き過ぎた食生活に歯止めをかけ、質素な食生活を送ること。
質素な食生活と聞くと、なんだか幸福を手放しているように思えるかもしれません。
ですが、全くそんなことはありません。
むしろ、質素な食事にはたくさんのメリットがあります。
当記事では、食の断捨離とは具体的などのようなことか、食の断捨離で実感しているメリットを紹介します。
食の断捨離を実践

「食の断捨離って具体的にどういうこと?」
そんな疑問が浮かびますよね。
明確な答えはありませんが、私が実践している食の断捨離は5つあります。
- 食事回数を1食減らす
- 腹八分目に抑える
- ジャンク飯をなくす
- 名前のある料理を減らす
- 1汁2菜を基本の型にする
食事回数を1食減らす
「1日2食で生活する」ということ。
1日3食食べることが当たり前とされていますが、その固定概念を疑います。
そもそも、たんぱく質や脂質などの消化の遅い食べ物は、体内で完全に消化するまでかなりの時間を要します。
- 胃の中で5時間
- 腸の中で8時間
このくらいはかかると思っていいでしょう。
つまり、朝・昼・夕と3食食べていたら、胃や腸が休まる時はほとんどないことになります。
直感的に、健全でないことが想像できると思います。
そのため、1食抜くことで内臓を休めることができ、体調が整うということです。
おすすめは、朝食を抜くことです。
昼抜きは仕事のパフォーマンスに影響し、夜抜きは睡眠に影響するかもしれません。
しかし、朝であれば大きな問題はありません。
むしろ、集中力の高い午前中に、食べ物の消化にエネルギーが使われず、頭がシャキッとする感覚すら覚えます。
▼こちらの記事では、1日2食生活を1年以上続けてみた感想を紹介
腹八分目に抑える
「食べ過ぎない」ということです。
食べすぎは、胃や腸に負担がかかることを覚えておいてください。
食べたものを消化するために物凄いエネルギーを使うだけでなく、消化しきれなかった食べ物は老廃物として体内に蓄積されてしまいます。
老廃物は肥満や病気の原因になります。
脳という器官は、快楽に流されやすい器官です。
おいしいものを食べると、「もっと食べろ、もっと食べろ!」と信号を送ってしまいます。
一方で、胃や腸は正直な器官です。
そのため、食事をしたら脳の声は聴かずに、お腹の調子を確認してください。
「もうちょっと食べたいなあ」くらいで止めておくのがベストなタイミングです。
胃や腸でスムーズに消化が行われ、消化された栄養は適切に体内に届けられ、老廃物は体内に残りにくくなります。
ジャンク飯をなくす
現代人の食生活の大きな問題。
それは、「ジャンク飯」です。
ジャンクな食べ物は。栄養が極端に偏っており、高脂質な食べ物がほとんど。
- マクドナルド
- カップラーメン
- コンビニ飯
- 外食チェーン
- 揚げ物などの総菜
- ピザ
- 菓子パン
- チョコレートやケーキ
揚げればキリがありません。
ジャンク飯のなにが問題かというと、その中毒性にあると思っています。
「砂糖・塩・油」が大量に使われたジャンクな食べ物には、人間の脳を中毒状態にすることが研究でわかっています。
つまり、一度口にすると、次から次へと欲しくなってしまいます。
そのため、ジャンクな食べ物は徹底的に生活から排除することです。
自分で料理をして、余計な調味料や油は使わないように意識する。
たまには外食でジャンクなものを食べることもストレス解消になります。我慢我慢ばかりの生活も楽しくありません。
しかし、まずはジャンクな食生活に侵された生活から抜け出すことに大きな意味があります。
「フードトラップ」という本が、食品メーカーの裏側を暴露しています
名前のある料理にこだわらない
自分で料理するとなると、名前のある料理にこだわってしまいがち。
- 鶏に唐揚げ
- ハンバーグ
- オムライス
- チャーハン
しかし、料理なんて別になんでもいいんです。
料理の方程式は意外とシンプル
食材(肉・魚・野菜・大豆) × 調理方法 (焼く・煮る・蒸す) × 調味(しょっぱい・まろやか・辛い・苦い)
「食材・調理方法・調味」
この3つで料理は構成されていると考えると、料理の選択肢は爆発的に増えます。
たとえば、「豚ばら肉」ひとつとっても、
- シンプルに塩コショウで焼くだけ
- 低温で茹でて、ポン酢で食べる
- 細かく刻んで餃子の皮に包んで蒸す
このように料理名にこだわらず、自由な発想で調理すればいいです。
ヘルシーな食材で、シンプルに調理すれば、体に優しい健康的な食事になります。
1汁2菜を基本の型にする
日々の食事は、型に当てはめること。
おすすめは、1汁2菜です。
- 白米
- 味噌汁
- 豆腐 or 納豆 or 漬け物
- もう1品
1汁1菜だけでは、たんぱく質やビタミン、食物繊維などが不足してしまう可能性が高いです。
しかし、もう2品副菜をつけることで、栄養のバランスはかなり取れます。
「2品も作るのはめんどくさい!」
そんな人には、調理の必要のない豆腐や納豆、漬け物などが手軽でおすすめ!
値段も安く、いつでもどこでも買えて、栄養満点の食品です。
食の断捨離で心と体が整えられる理由
人間の体は、口から食べ物でしか作られません。
これは疑いようもない事実です。
どれだけ運動しようが、どれだけ芸術を見ようが、肉体を作るのは「食べたもの」です。
脂っこいものばかりを食べていれば体は脂でできているし、お菓子ばかり食べていたら砂糖と油でできているし、野菜ばかり食べていたら水分でできます。
要するに、「栄養のあるものをバランスよく食べましょう」ということ。
いくら野菜が体にいいからといって、野菜ばかり食べていては炭水化物やたんぱく質がほとんどとれません。
逆に、肉や魚ばかり食べてもいても、ビタミンやミネラルが不足して、適切に代謝がされません。
だから、健康的な体を作るためにも、バランスの取れた質素な食生活を送ることは重要です。
健康的な体は、太りにくく痩せやすい体で、疲れにくい体です。
また、食べ過ぎをなくすことによって、胃や腸を適切に働かせることがで。
「腸は第二の脳」
そう呼ばれるほど、腸は人間の器官において重要な器官です。
自律神経を整えるセロトニン、やる気の厳選であるドーパミンなどのホルモンは、腸内の細菌によって作られているといわれています。
つまり、腸が健全に機能する食生活を心がけることで、メンタルにも効果があるということ。
腸についての本はたくさんありますが、「腸内環境一腸は、第二の脳である」という本がおすすめです。
最後に
食の断捨離と質素な食生活が体と心を整える理由について紹介しました。
当記事をまとめます。
- 食の断捨離とは、贅沢になりすぎた食生活を手放すこと
- 1日2食生活の生活で、胃や腸が休息できる時間を作る
- 脳の欲望ではなく、胃や腸の声を聴いて、腹八分目で抑える
- ジャンクな食べ物は中毒なので、自炊でヘルシーな食事をする
- 料理名にこだわらず、「食材×調理法×調味」の組み合わせで料理する
- 1汁2菜のバランスのいい食事を心がける
- 人間の体を構成するものは、口から食べたものだけ
- 腸内環境を整えることは、メンタルややる気など心と密接に繋がっている
質素な食事は不幸なことではありません。
むしろ、体と心を整える大事な要素です。
普段の食事はシンプルで質素に。でも、休日にたまには外食で贅沢な食事を。
そんなメリハリのある食生活のほうが、幸福感もきっと感じやすいはずです。
いつでも、どこでも、安く食材が手に入る豊かな現代。
ハンバーグやオムライスなどの料理でも、ありふれた料理に感じるかもしれません、
しかし、そういった料理も贅https://life-lemon.com/hitorigurashi-self-cooking/沢品であると認識し、質素でシンプルな食生活を続ければ、間違いなく体は変化していきます。
▼こちらの記事では、これから自炊を始めたい人に向けて、料理や継続するコツを紹介しています
以上