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貧乏暮らしでも幸せな人と不幸になる人の5つの違い
貧乏暮らしは辛い?
そんな疑問を持つ方に向けて。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
私は、月8万円の生活費で一人暮らしをしている20代後半の倹約家ミニマリストです。
生活保護の収入よりも少ない支出で暮らしているので、一般的には「貧乏な暮らし」をしているのだと思います。
ですが、自分の暮らしは貧乏だから辛い、と思ったことはないです。
これは、私が少ないお金でもどうすれば楽しく暮らせるかを考えてきて、実践しながら暮らしているからだと思っています。
当記事では、貧乏生活でも楽しく暮らすための考え方を紹介します。
貧乏暮らしでも幸せな人と不幸になる人の5つの違い
貧乏暮らしでも幸せに生きるヒントは、「不幸になる貧乏と、幸せな貧乏の考え方の違い」を知ることにあると思います。
その違いを5つ紹介します。
- 身の丈にあった暮らしをする
- 価値基準をお金以外に置く
- 健康を最優先に考える
- 身の回りと自分を清潔に保つ
- 知識を得ることに時間を使う
身の丈にあった暮らしをする
自分の収入に見合った暮らしをできない人は、不幸な貧乏。自分の収入の25%程度を貯金できる水準で暮らしている人が、幸せな貧乏。
「自分は貧乏だから不幸」と思っている人に限って、自分の収入の見合っていない暮らしをしているものです。
たとえば、収入が月10万円しかないのに、そこそこの家賃の部屋に住み、自動車をローンで買い、外食やコンビニ飯を主食にしている。
それで毎月の生活がカツカツだから、貧乏は不幸だと “思い込んで” しまう。
でもこれって、自分の収入に見合った暮らしをしていないから不幸に感じるんです。
もし、綺麗な家に住みたいならもっと稼がないといけないし、車がほしいならもっと稼がないといけないし、外食がしたいならもっと稼がないといけない。
収入が月10万円しかないなら、月10万円の収入に見合った暮らしをしないといけない。
「支出を減らした質素な暮なんてもっと不幸だ!」
と思うかもしれません。
でもそれは違いますが、それは全くの思い込み。
そこが大きな罠なんです。
自分の収入の身の丈に合った暮らしをすることこそが、幸せへの入口。
暮らしが質素か豪華はあまり関係なくて、収入の25%を貯蓄できるくらいの暮らしをすると、”うまく人生が回っている感” があって、心穏やかに暮らせます。
価値基準をお金以外に置く
価値基準をお金があることに置いている人は、不幸な貧乏。価値基準をお金以外に置いている人が、幸せな貧乏。
旅行に行けない、外食に行けない、服はユニクロや古着ばかり。
「お金がないから、貧乏だから不幸なんだ!」
そう考えることは間違っています。
豊かに恵まれた日本において、幸せかどうかに、お金のあるなしはあまり関係ないです。
実際、一人暮らしで月に10万円もあれば、十分に健康的で豊かな暮らしができます。
大事なことは、お金のあるなしではなく、「お金を使ったその先にある幸福感がなにか」をよく考えること。
- 刺激がほしいけど、旅行に行けないのなら、近所を散策する
- おいしいものを食べたいけど、外食できないなら、自分で料理できるようになる
- モテたいけど、高い服が買えないなら、ユニクロでもおしゃれができるように勉強する
お金はあくまで道具でしかなくて、なんらかの欲求に突き動かされてお金を使いたいと思います。
それが、自由な時間がほしいのか、モテたいのか、それは人それぞれです。
だから、欲求を満たすためにお金がないのなら、別手段でどうすれば達成できるかを考える。
そう考えるといいと思います。
実際のところ、工夫次第でなんとでもなると思います。
健康を最優先に考える
健康を蔑 (ないがし) ろにしている人は、不幸な貧乏。健康を最優先に考えている人が、幸せな貧乏。
健康は目に見えにくいので、蔑ろにされがち
でも、健康こそが幸せの根幹です。
体と心が健康なら、どんなこともしていても楽しいものです。
それが、「お金がないからカップラーメンしか食えねえ!」みたいに考えていると、すべての根幹である体と心の健康を失うことになります。
健康になるためにお金はほとんど必要ありません。
- 栄養のある安い食材で自炊する
- テレビやスマホを見過ぎない
- さっさと寝る
- とにかく歩きまくる
体と心を健康にするために、自炊や歩くことを習慣にする。すると、体も心もどんどん健康になるから、お金がなくてもなんでも楽しめるようになる。
というループに突入します。
いわば、健康を根源エネルギーとした幸福の永久機関です。
身の回りと自分を清潔に保つ
部屋が汚い、清潔感がない人は、不幸な貧乏。部屋がきれいで、清潔感を意識している人が、幸せな貧乏。
身の回りが散らかっているだけで、ものから刺激を受けて疲れやすくなります。もので溢れていることで物欲が刺激れて、お金も使いたくなってしまいます。
また、清潔感を気にしていないから、自分の外見に満足できないし、他人から嫌われます。
部屋がきれいなことも、自分の外見に清潔感があることも、すべては自分のためです。
誰かのためにするものではありません。
健康と同様、部屋や自分をきれいにするためにお金はほとんどかからないです。
- いらないものは捨てる
- 1,000円カットでいいから定期的に髪の毛を切る
- 汚れていたり、ボロボロの服は着ない
- 眉毛や髭、爪を整える
古くて狭い部屋でもスッキリと片付いていて、GUの服でも清潔感のある身なりができている。
そんな暮らしは貧乏かもしれませんが、不幸だとは感じないはずです。
知識を得ることに時間を使う
新しいことを学ぼうとしない人は、不幸な貧乏。知識を得ることに時間を使う人が、幸せな貧乏。
知識とは、世界です。
「知らない」ということは、目の前にあっても目に見えないのです。
だから、知識を得ることは、自分の世界を広げることにつながります。
たとえば、食材の持つ栄養素を知っていれば、100円で買った野菜から、自分にどのようないい作用があるかを感じられるようになります。
どうすればおしゃれに見えるかを勉強すれば、安いシンプルな服でも、おしゃれな着こなしができるようになります。
だから、お金がないのなら、新しいことをどんどん学んで、見える世界を増やすこと。
そうすれば、少ないお金でも楽しく暮らせるようになります。
図書館で本を借りてこればかかるお金は0円です。Youtubeで気になることの勉強をすれば、かかるお金は毎月のネット回線費用だけ。
無料でなにかを学ぶ環境は、もう整っています。
貧乏暮らしを楽しめると人生が楽になる
貧乏な暮らしでも、自分の考え方や行動次第で楽しくなります。
そうやって貧乏でも楽しく暮らせるようになると、人生は圧倒的に楽になります。
なぜならば、生きることにお金がほとんどかからないと気が付くからです。
支出がどんどん下がれば、お金も自然に貯まるようになります。
少ないお金でも楽しく暮らせる → 支出が下がってお金が貯まる → 余ったお金は使い道もないから資産運用に回す → なにもしていないのにお金が増える → もっと貧乏暮らしが楽しくなる。
こういうループに突入するわけです。
「貧乏 = 不幸」ではありません。
自分次第で貧乏は楽しくできるし、貧乏が楽しくなれば、むしろメリットのほうが大きくなります。
最後に
貧乏暮らしでも幸せな人と不幸になる人の違いについて紹介しました。
当記事をまとめます。
- 幸せな貧乏は、収入の25%は貯蓄できる生活水準で暮らす
- 幸せな貧乏は、自分の欲求を見極め、お金以外で解決する
- 幸せな貧乏は、健康な体と心を作ることを最優先に考える
- 幸せな貧乏は、部屋をきれいし、自分の外見を清潔に保つ
- 幸せな貧乏は、新しい知識を得ることに時間を使う
- 貧乏を楽しめるようになった人から、人生は圧倒的に楽になる
自分が貧乏であることを、国や会社、他人のせいにしてもなにも変わらないです。
文句を言っていても、悲しみに暮れていても仕方がありません。
収入が少ないのなら身の丈にあった暮らしをし、とにかく歩くことで健康な体と心を作り、ものを手放して部屋をきれいに保ち、図書館で定期的に興味のある本を借りてみる。
これらを実践することで、貧乏に対する考え方はきっと変わります。
以上
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