一人暮らしで自炊をしているけど、なんだか食卓が味気ない…。
そんな方には、自分で作る漬物生活がおすすめ。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
私は、月2万円の食費で一人暮らしをしている20代後半のサラリーマンです。自炊歴は5年以上。
少ないお金でも毎日の食事に満足しているのは、間違いなく漬物があったからです。
当記事では、一人暮らしの食卓を豊かにする自家製漬物の魅力、簡単な漬物の作り方、漬物におすすめの野菜を紹介します。
一人暮らしの食卓を豊かにする漬物の魅力
私が実感している魅力は3つあります。
- 食卓が豪華になる
- 野菜不足の解消になる
- 日持ちして、日を追うごとにおいしくなる
食卓が豪華になる
まず第一に、食卓が豪華になること。
一人暮らしで何品も料理を作るのは大変です。炊飯器で白米を炊いて、なにか1品でもおかずを作れれば上等だと思います。
ですが、漬物が一品あるだけで、食卓は一気に華やかになります。
いや、見た目的に質素かもしれませんが、満腹感と満足感は跳ね上がります。

炊き立ての白飯、インスタントの味噌汁、漬物。
この三種の神器が揃えば十分な食卓の完成。
卵焼きや納豆、豆腐なんかもあればもう最高です。
漬物は一人暮らしの食生活を豊かにしてくれます。
野菜不足の解消になる
野菜を食べる意義はたくさんあります。
- がんや心臓病の予防になる
- 血圧を下げる
- 生活習慣病を防ぐ
- 老化防止になる
とはいえ、野菜が足りていないことを自覚していても、一人暮らしで野菜を食べるのはけっこう大変。
そもそも、野菜を野菜炒め以外にどう調理していいかわからない人もいるのではないでしょうか。
でも、大丈夫です。
とりあえず野菜は漬物にしておけば、モリモリ食べられます。
漬物はご飯の最高のお供になりますからね。
また、漬物にすることで質量も減るので、物理的にもたくさん食べられるメリットもあります。
なので、一人暮らしの野菜不足解消には漬物が最適だと思います。
日持ちして、日を追うごとにおいしくなる
漬物の大きな魅力。
それは、日持ちすることです。
冷蔵庫の奥から、干乾びた野菜が出てきた経験のある一人暮らしの方は多いはず。
ですが、野菜を買ってきたら、とりあえず漬物にしておけば1週間は腐りません。
むしろ、日を増すごとにおいしくなるという奇跡。
そもそも漬物は長期保存を目的に生まれた食べ物なので、日持ちにはもってこいなのです。
食材を腐らせなくなると、必然的に食費の節約にもつながります。
一人暮らしでもできる漬物の超簡単な作り方
用意するものと5分でできる超簡単な作り方を紹介します。
用意するもの
まずは用意するものから。
- 好きな野菜
- ポリ袋
- 塩・お酢・塩昆布・味噌・白だしのどれか
- 保存容器
はい、これだけ。
一人暮らしで漬物を作るくらいなら、漬物樽や重石なんかはいりません。
ポリ袋は、100均で適当なものを買えばOK。
スーパーでタダでもらえる透明のポリ袋みたいなやつです。
保存容器も100均のタッパーで十分です。
個人的には、ダイソーの耐熱ガラス容器がおすすめ。ガラス製は色やにおいが移りにくく、見た目もおしゃれ。

あと、やってはダメなことは、「浅漬けの素」みたいなやつを買うこと。
食費が安くすむことが自炊の魅力なので、コストが高くなっては自炊の良さが半減してしまいます。
漬物は簡単な調味料だけで作れるので、素は不要です。
作り方
作り方はとにかく簡単。
- 野菜を好きな大きさに切る
- ポリ袋に切った野菜と、「塩・お酢・塩昆布・味噌・白だし」どれかを入れる
- 全体に調味料がいきわたるようによく揉み込む
- 冷蔵庫で30分ほど寝かせたら完成
やることは本当にこれだけ。
一番オーソドックな作り方は、ポリ袋に野菜と塩を入れて揉み込み、冷蔵庫で置いておくだけ。
塩の量は適当でいいです。
何度か作ってみれば、自分好みの量がなんとなくわかってきます。
塩が基本ですが、お酢、塩昆布、味噌、白だしのどれか、もしくは複数を入れてもいいです。
- シンプルな味がいいなら塩
- だしの旨みがほしければ塩昆布か白だし
- さっぱりとした味わいが好きならお酢
- 濃厚な味が好きなら味噌
イメージはこんな感じですかね。
他にも、オリーブオイルとお酢と塩でピクルスっぽくもできるし、輪切り唐辛子を入れればピリッと味が引き締まります。
調味料の組み合わせ次第で、味の選択肢も無限大。
漬物の魅力はここにもありますね。
一人暮らしにおすすめの漬物野菜5選
基本的に、漬物はどんな野菜でもできます。
旬の野菜やスーパーで安かった野菜を選べばいいです。
下記では、個人的に漬物におすすめの野菜と、おすすめの調味料の組み合わせを紹介します。
大根の漬物

王道ですね、大根。
大根を丸々1本を買ってきて、葉っぱごと漬物にしたらかなりの量になります。
「食費を節約したい!」という一人暮らしの方に最適です。
大根はポリポリとした食感があって、食べ応えもあります。
大根は、塩昆布で漬けのがおすすめ。塩気とだし感が染み込んで、白飯に最高に合うおかずになります。
「もっと濃い味がいい」という人には、味噌もおいしいです。
白菜の漬物

白菜も漬物では鉄板。
葉物野菜は生では食べにくいですが、漬物になると質量が減ってたくさん食べられます。
「最近野菜が足りていないな」という人におすすめ。
白菜には白だしがよく合います。塩は入れなくても、白だしだけで十分に味がつきます。もし輪切り唐辛子もあれば、味がより引き締まります。
キュウリの漬物

キュウリはあまりカサがないですが、食べ応えという点において優秀。
「満腹感がほしい!」という人におすすめ。キュウリの一本漬けが居酒屋にあるくらいなので、酒飲みの人にはいいつまみになります。
キュウリは塩や塩昆布が合いますが、もしあれば、粉唐辛子とか豆板醤、コチュジャンなどの辛い物を入れてもおいしいです。
カクテキみたいになります。
玉ねぎの漬物
玉ねぎは、いつでも安く買えるのが魅力。
大根は季節によっては高いですが、玉ねぎは年中安いので節約にもってこい。
薄めにスライスして、お酢に漬けるのがおすすめ。砂糖を入れてちょっと甘めにもしてもいいです。
さっぱりとして、食事のいい箸休めになります。
セロリの漬物

個人的にけっこうおすすめが、セロリ。
みずみずしくてジューシーでありながら、ポリポリとした食感がクセになります。
セロリには、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEが含まれているので、美容やアンチエイジングにもかなりいいですね。
セロリには白だしがおすすめ。洋風っぽいセロリですが、だしが意外と合うんですよね。
漬物生活の最強は自家製キムチのある暮らし

漬物生活を極めると、キムチも自分で漬けれるようになります。
自家製のキムチは、市販では絶対に味わえない味になります。
市販で売られているキムチには、「だしだ」という韓国版だしの素のようなものが使われていることがほとんど。
ですが、キムチの本来の旨みは、アミやイカの塩辛が発酵して出るものです。
そのため、手作りと市販品の味は明らかに違ってきます。
キムチ作りは1から材料を揃えるとけっこうお金がかかります(上記の写真の量で1,000円くらい) が、市販品が安いのはだしだによって味がつけられているからです。
漬物生活にハマったら、キムチ作りにもぜひ挑戦してほしいと思います。
1日目は「味が薄いなあ」と思うかもしれませんが、5日目のキムチの美味さには本当に驚きます。
最後に
一人暮らしの食卓を豊かさにする漬物の魅力について紹介しました。
当記事をまとめます。
- 漬物があるだけで、満足感と満腹感のある食卓になる
- 漬物は一人暮らしの野菜不足解消に最適な食べ物
- 漬物は日持ちするので食費の節約になる
- 漬物は時間が経つほど味が深くなりおいしくなる
- ポリ袋に切った野菜と調味料を揉み込むだけで作れる
- 調味料は、塩・お酢・白だし・塩昆布・味噌のどれかが基本
- 大根、白菜、キュウリ、玉ねぎ、セロリが漬物には特におすすめ
漬物は驚くほど簡単にできます。
わざわざ市販品を買わなくても、野菜を切って調味料を揉み込むだけ。
たったこれだけ。
しかも、漬物は日を追うごとに発酵が進んでおいしくなります。
手作り漬物のある暮らしは、「毎日の食事を豊かにしたいけど、節約もしたい!」と思っている一人暮らしの方に、本当におすすめですよ。
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以上