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あえて不便を楽しむ「アナログ生活」の魅力とアイデア
不便な暮らしを楽しむコツって?
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。月8万円の生活費で暮らしているミニマリストです。
私たちの暮らしはどんどん便利で豊かになっています。
スマホの中は娯楽で溢れている。家にいながらAmazonで日用品が買える。コンビニに行けば100円でお菓子が買える。時短家電のおかげで家事の負担が減った。
ですが、それほど幸福度は上がっていないと感じることもあると思います。
というのなら、あえて不便に暮らすアナログ生活を試してみる価値があります。
本記事では、あえて不便に暮らすアナログ生活の魅力と、ミニマリストが実践している暮らしのアイデアを紹介します。
あえて不便な暮らすことの魅力
「便利だからいい」とか、「不便だからダメ」みたいなことは全くなくて、「便利」と「不便」の差って、単純に時間がかかるどうかだけです。
便利な暮らしは時間がかからないけど、不便な暮らしはいちいち時間がかかる。「じゃあ、便利なほうがいいじゃん」と思うかもしれません。
ですが、便利な時間で生まれた余暇時間がどう活かせれているのか。
ここが大事なポイント。
もし、スマホでYoutubeを眺める時間に消えているのなら、便利に暮らすメリットって本当にあるのでしょうか。
不便でアナログな暮らしって、頭を使ったり体を動かしたりするので、時間もかかるし疲れます。
でも、だからこそ、作業に没頭する充実感や、体を動かす爽快感を味わえます。
「便利な暮らし」が結果だけを優先するのに対して、「不便な暮らし」はプロセスも楽しむみたいな。なので、あえて不便に暮らすことは、結果はあくまでおまけになります。
楽しいアナログ生活のアイデア
「で、具体的にアナログな生活ってどんな暮らし?」
そんな疑問に答えます。
私が実際にやっているアイデアを9つ紹介します。
- 片道3kmくらいであれば歩く
- 夜は電気を消してキャンドル
- 本はできるだけ紙で読む
- 考えはノートに書き出す
- 部屋の床掃除はホウキ
- 料理やお菓子は自分で作る
- 野菜を自分で育てる
- なんでもDIYしてみる
- 部屋ではスマホを触らない
片道3kmくらいであれば歩く
「片道3km」というと、車でだいたい10分。
でも、歩くと1時間くらいはかかります。
合理性だけ考えれば車で移動したほうがいいわけですが、歩くことで体を動かく気持ちよさを感じられたり、景色や花などに癒やされたりします。
また、歩いているときは、不思議とポジティブな考え事ができることも魅力。
関連記事:歩く習慣が最強!1日7kmのウォーキング習慣で実感した5つの効果
夜は電気を消してキャンドル
たまには電気を消して、キャンドルの灯だけでぼーっと過ごしてみること。
テレビやスマホ、パソコンなどの強い光からは離れて、柔らかない光の中であえてなにもない時間を楽しむ。
ゆっくりと思考を巡らして、今月やりたいことや将来のことをぼんやりと考える。
インターネットが常に片手にある暮らしでは、そんなことを考える隙間もありません。
また、普段から部屋の照明を薄暗くするのもおすすめです。
ものが見えにくくなるので不便ですが、刺激が減って部屋でよりリラックスできるようになります。
関連記事:ミニマリストが選ぶ照明!クリップライトがひとつあればいい
部屋の床掃除はホウキ
最近だと、お掃除ロボットを導入している人もいるかと思います。
でも、お掃除ロボットを起動することさえめんどくさいと感じるのでは?
あえて、昔ながらのホウキで掃き掃除をするのはおすすめです。
ホコリを掃くことが軽い運動になるので、ソファの上でゴロゴロしているよりも不思議と疲れがとれます。
「土曜日の朝はホウキで掃き掃除から」みたいなルーティンにすると、休日を有意義に過ごせるようになるかもしれません。
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本はできるだけ紙で読む
電子書籍は便利ですが、本はできるだけ紙で読むこと。
「電子書籍」と「紙の本」の大きな違いは、没頭感にあると思っています。
電子書籍はついついインターネットも触ってしまいがちですが、紙の本では活字を目で追うことしかできません。
でもそれが没頭感につながり、心地よさを感じられます。
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考えはノートに書き出す
本を読んだときのメモや、頭の中にはあるもやもやは紙に書き出すこと。
スマホのメモ帳では文字を打つことしかできませんが、紙であればツリー状に思考をつなげたり、イラストを書いたりと、自由度が全く違います。
もし、これまでメモ書きをしたことのない人は、頭に中にあるものを紙にわーっと書き出してみるといいです。
頭の中がスッキリすると、自分の深い欲求に気がつけたりします。
お菓子は自分で作る
コンビニに行けば、100円でチョコレートやクッキーが買えます。
それでも自分で作ります。
買うよりもコストが高くなることがほとんど。
ですが、「お菓子を作る」という作業自体に没頭感があり、買うことと違って食べることはあくまでおまけになります。
それに、砂糖や油の量を自分で調整できるので、シンプルに体にもいいです。
作れそうならなんでもDIYする
Amazonでポチればなんでもものが買える時代。
だからこそ、作れそうなものは自分であえて作ってみること。
- 机や棚などの簡単な家具
- 部屋のインテリア
- キャンプの道具
- 女性ならネイルとか
お菓子作りなんかと同じで、”出来上がったもの自体” はおまけになります。
野菜を自分で育てる
自分もまだ実験中ですが、30代になって新しく始めたのが家庭菜園。
スーパーで買えば安く買える野菜ですが、あえて自分で作ってみる。
経済性や合理性を考えれば決してメリットは大きくありませんが、体を動かし、土と触れる時間は豊かさを感じられます。
関連記事:30歳からの趣味に家庭菜園は最高!3つの魅力とは?
部屋ではスマホを触らない
「スマホは幸福をもたらさない」ということに、多くの人が気がついているはず。
それでもスマホを触ることをやめられないのは、完全に中毒になってしまっているから。
なので、強制的にスマホから距離をおく工夫をするといいです。
私が実践しているのは、部屋の隅でスマホを充電しっぱなしにすること。
ベッドの上やテーブルにスマホは持ち出さず、スマホを触るときは部屋の隅まで行く」と決めておけば、スマホを触らないようになれます。
関連記事:脱スマホできるシンプルな方法!スマホを使わない生活の感想も紹介
最後に
ということで、不便を楽しむアナログ生活の魅力を紹介ました。
- 車を使わずに歩ける距離ならとにかく歩いてみる
- 電気は消してキャンドルで過ごしてみる
- 本は紙で読んで、思ったことを紙に書き出してみる
- お菓子でも家具でも、作れそうなら自分で作ってみる
- 部屋ではスマホを触らずに過ごしてみる
「時間ができたところで特にやりたいこともない」
そんな人であれば、あえて不便なアナログ生活を取り入れることで、体を動かす爽快感や頭を使う没頭感を味わえて、むしろ豊かに暮らせると思います。
どうしてもやりたいことがあって、「時間がどうしても足りない」というなら、ウーバーイーツでご飯を頼むことやタクシーで移動することにも価値があると思います。
でも、そんな人はよほどいないはず。
時間をたくさん使って不便を暮らすことは、むしろ贅沢な暮らしの証拠かもしれません。
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