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一人暮らしの社会人男が毎朝10分で弁当を作る5つのポイント
一人暮らしの社会人男でも続けられる弁当作りのコツが知りたい。
そんな方に向けて。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で一人暮らししている社会人ミニマリストです。
お弁当作りは毎朝イチからおかずを作ろうとするとかなり大変です。
一方で、ポイントさえ抑えれば、初心者でも10分もあれば簡単に栄養満点のお弁当が作れます。
そこで本記事では、一人暮らしをしている社会人の男でも弁当生活を続けられるコツを紹介します。
一人暮らしの社会人男が毎朝10分で弁当を作るポイント
結論からいえば、ポイントはこちらの5つ。
- 弁当の基本の型を決める
- 米はまとめて小分け冷凍しておく
- 週末に作り置きをしておく
- 卵焼きだけは毎日つくる
- 漬物を常時ストックしておく
弁当の基本の型を決める
まず第一に、弁当の基本の型を決めることです。
「漠然と弁当を作る」と考えると難しいですが、パターンさえ決まれば弁当作りは作業になります。
私が実践している型はこちら。
- 白米
- メインおかず
- 卵焼き
- 漬物
「白米」、「漬物」、「卵焼き」がレギュラーメンバーで、バリエーションとして変えるのはメインのおかずだけ。
後述しますが、メインのおかずは週末に作り置きを3〜5品ほど作ってローテーションします。
「メインのおかずを冷凍食品にする」パターンもありますが、自炊よりはお金がかかってしまいますよね。
いずれにしても、基本の型を決めることで弁当の中身に迷う時間がなくなります。
米はまとめて小分け冷凍しておく
男の弁当の主食は、白米の一択。
白米は値段も安く、パンチの効いたおかずからヘルシーなおかずまでどんな料理にも合います。
とはいえ、毎朝米を炊くのは大変です。
そこで、米はまとめ炊きして、ラップで1食づつ小分け冷凍しておくこと。
小分け冷凍しておけば、電子レンジで2~3分加熱するだけでOK。
これなら忙しい朝でも楽ですね。
冷凍したお米をおいしく食べるコツは、炊き立ての熱々の状態でラップに包むこと。
炊き立ての蒸気ごとラップに包むことでお米が保水され、レンジで解凍してもパサつかずにおいしく食べられます。
メインのおかずは作り置きしておく
一番大変なところですが、メインのおかずは週末に作り置きしておくこと。
メインおかずさえ作り置きしておけば、あとは弁当箱に詰めるだけです。
3~5品ほど作っておけば、おかずのローテーションも組めます。
「作り置きするほうが大変なんじゃ…」
と思うかもしれませんが、慣れれば5品でも2時間もあれば作れます。
それに、まとめて作っておけばお昼の弁当だけでなく、夕食のおかずにもなります。
そう考えると、毎食料理するよりも、1度にまとめて作ったほうが明らかに効率的。
男なら好きですよね、効率化。
作り置きを保存しておくための、保存容器だけは買っておきましょう。
ダイソーで200円ほどでガラス容器が買えますが、ちょっと高くてもお気に入りを買ったほうがいいです。自炊のモチベーションが上がるので、元はすぐに取れます。
野田琺瑯(のだほうろう)の「レクタングル深型」を愛用しています。圧倒的に美しい…。
レビュー記事:野田琺瑯 レクタングル深型の魅力をレビュー!どんな使い方ができる?
卵焼きだけは毎日焼く
男性の場合、メインおかずだけでは少し物足りないです。
そこでおすすめは、卵焼きだけは毎朝焼くこと。
卵焼きだけなら3分もあれば焼けます。
卵焼きは簡単に調理できるだけでなく、安くて、タンパク質も豊富で、食べ応えもあります。
弁当に卵焼きが入っているだけで、彩りも満足感も全然違います。
味付けは、スタンダードに塩こしょうや醤油でもいいですが、白だしだけを加えれば、簡単に激ウマのだし巻き卵も作れます。
弁当には、だし巻き卵のほうがいいかもです。
ちなみに、卵焼き専用のフライパンがなくても、普通のテフロンのフライパンでも全然作れます。
キプロスターの「業務用アルミフライパン」の1つだけ。2,000円ほどと安く、火の通りが早いので時短できます。
関連記事:【レビュー】キプロスターのフライパンの魅力は?安い、使いやすい、かっこいいの三拍子!
漬物を常時ストックしておく
漬物は、お手軽な副菜になるだけではありません。
漬物には塩やお酢が使われているので、食材が腐食することを防いでくれます。
できれば漬物も自分で作るのがおすすめ。
実は、漬物は5分もあれば超簡単に作れます。
好きな野菜を適当な大きさに切ってポリ袋に入れ、「塩、お酢、塩昆布、白だし」のどれかを入れて、冷蔵庫で30分ほど置いておくだけ
「大根、ニンジン、玉ねぎ、キュウリ」など、野菜ならなんでもOKです。
ただ、シュウ酸 (アクっぽいやつ) の多く含まれる「小松菜、ほうれん草、チンゲン菜、オクラ、なす」などの野菜は、水で濡らしてサランランプで包んで電子レンジで1~2分ほど加熱しましょう。
わざわざ鍋で湯でなくても、これだけでOKです。
「漬物を自分で作るのがめんどくさい」という方は、市販品を買ってもいいです。漬物はそれほど高いものでもないので。
関連記事:一人暮らしの食卓を豊かにする漬物の魅力!5分でできる超簡単な作り方も紹介
忙しい社会人でも朝の10分でお弁当を作る流れ
弁当作りの流れは大まかに4ステップ。
- ステップ1:電子レンジで米を解凍する
- ステップ2:米を解凍している間に卵焼きを作る
- ステップ3:弁当箱に盛り付ける
- ステップ4:洗い物をする
ステップ1:電子レンジで米を解凍する
まずは米を解凍します。
最初に米を電子レンジに放り込んでおくことで、他の作業と同時進行できて効率的。
ステップ2:米を解凍している間に卵焼きを作る
電子レンジで米を解凍しながら、卵焼きを作っていきます。
たまご2個と白だしを混ぜて、フライパンで焼くだけ。
米の解凍が終わるころにはできると思います。
ステップ3:弁当箱に盛り付ける
解凍した米と作った卵焼き、それに作り置きしたおかずと漬物を弁当に盛り付けます。
それっぽく盛るだけです。
すぐに弁当のフタを閉めると白米と卵の蒸気で腐りやすくなるので、粗熱がとれるまで放置しましょう。
ステップ4:洗い物をする
弁当を放置しながら、卵焼き作りで使ったフライパンや菜箸を洗います。
この4ステップおおよそ10分くらい。
簡単ですよね。
一人暮らしの社会人男におすすめの弁当箱
ぜひ、お気に入りの弁当箱を買いましょう。
毎日使うものなので、多少高いものでも満足度は高くなるからです。
我が家では、野田琺瑯の保存容器を弁当箱にもしています。(ミニマリストなので…笑)
弁当箱でおすすめは、天然木を使った「曲げわっぱの弁当箱」。
木材には水分を吸収する働きがあるので、白米やおかずの余分な水分をほどよく吸ってくれます。
すると、冷めてもおいしいお弁当になります。
また、水分は腐食の原因にもなるので、腐りにくくもなるメリットもあります。
三好漆喰の「まげワッパくん」なんていいですね。
ご飯がおいしく見えるおしゃれなビジュアル。
700mlの中サイズと、900mlの大サイズがありますが、大人なら中サイズで十分だと思います。
あとは、弁当を入れるための袋が必要です。ただ、夏場は腐りやすいので、保冷バッグ仕様を買っておくといいと思います。
時間がない社会人は宅配弁当noshで弁当を作るのもあり
「時間がなくて弁当もなかなかキツイ…」
そんな社会人の方であれば、宅配冷凍弁当サービスの「nosh(ナッシュ)」を上手に活用して弁当作りをするのもありです。
というか、めちゃくちゃコスパいいです。
ナッシュとは、低糖質・低塩分・高たんぱく質に特化した宅配弁当サービス。専属の一流シェフが調理しており、味が抜群においしいことでも評価が高いです。
ナッシュは普通に食べると、送料込みで1食700円ほどかかってしまいます。
しかし、1食を2食分に取り分けて使う方法であれば、かなりおすすめできます。
主菜と副菜はナッシュでカバーできるので、あとは冷凍ご飯を温めて、だし巻き卵でも焼けば、超健康的な弁当が5分もあれば作れます。
しかも、1食400円ほどとコスパも◎。
また、栄養とコストのメリットだけでなく、60種類以上のメニューから好きなおかずを自分で選べるメリットも大きいです。そのおかげで、毎日のお弁当が好きなおかずばかりになります。
詳しくは、「「nosh(ナッシュ)宅配弁当×半自炊」がコスパ最強!一人暮らしが1ヶ月使ってみた体験談」の記事で解説しているので、見てみてください。
最後に
一人暮らしの社会人男が毎朝10分で弁当を作るコツを紹介しました。
- 一人暮らしの社会人が節約するなら、弁当生活はおすすめ
- 弁当作りを続けるには、弁当の基本型を決めておくと楽
- 白米はまとめて炊いて、サランラップで小分け冷凍しておく
- 週末にまとめて作り置きをして、メインのおかずにする
- 卵2個と白だしのだし巻き卵焼きだけは、毎日作るといい
- 漬物は副菜となるだけでなく、防腐効果もある
- 白米を温めて、卵焼きを焼き、盛るだけなので所要時間10分
- 弁当箱には吸水効果のある天然木の「曲げわっぱ」がおすすめ
- 弁当作りがめんどうなら宅配弁当の「nosh」を使うのがおすすめ
「弁当作りは食費の節約のため」という側面が強調されがちです。
しかし、栄養のある食生活になりやすいメリットのほうが大きいと思っています。
というのも、外食やコンビニ弁当には、油や砂糖、塩が大量に使われていることがほとんどです。
そのため、適当に作った弁当だとしてもずっと健康的です。
「節約」と「健康」の両方のためにも、ぜひぜひお弁当作りに挑戦してみてください。
自炊のハードルを下げることを目的にした拙著『ミニマリスト式超自炊術: 質素な食事で愉快にくらす』もおすすめです。
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以上
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