食費を節約するためにお弁当を作りたいけど、一人暮らしの社会人男でも簡単に続けられるコツが知りたい。
そんな方に向けて。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。
私は、毎日弁当を作っている一人暮らしで20代後半の社会人男です。弁当生活のおかげで、食費は月2万円と節約できています。

お弁当作りって、1からおかずを毎朝作ろうとすると大変ですが、コツさえおさえておけば、それほど時間も手間もかかりません。
1日5~10分もあれば用意できます。
当記事では、一人暮らしのサラリーマン男でも弁当生活を続けるコツを紹介します。
一人暮らしの社会人男が毎日弁当を作り続けるコツ
ポイントは5つあります。
- 弁当の基本の型を決める
- 米はまとめて小分け冷凍しておく
- 週末に作り置きをしておく
- 卵焼きだけは毎日つくる
- 漬物を常時ストックしておく
弁当の基本の型を決める
まず第一に、弁当の基本の型を決めることです。
「漠然と弁当を作る」と考えると難しいですが、パターンさえ決まれば弁当作りは作業です。
私が実践している型はこちら。

- 白米
- メインおかず
- 卵焼き
- 漬物
白米、漬物、卵焼きは固定のレギュラーメンバーで、バリエーションとして変えるのはメインのおかずだけ。
後述しますが、メインのおかずは週末に作り置きを5品ほど作ってローテーションします。
「メインのおかずを冷凍食品にする」というパターンもありますが、自炊よりはお金がかかってしまいますよね。
いずれにせよ、このように型を決めることで、弁当の中身に迷うことがなくなります。
米はまとめて小分け冷凍しておく
男の弁当の主食は米の一択。
米はガツンッとパンチの効いたおかずからヘルシーなおかずまで、どんな料理にも合います。
とはいえ、毎朝米を炊くのは大変です。
そこで、米はまとめて炊いて、サランラップで1食分づつ小分け冷凍しておくこと。
小分け冷凍しておけば、電子レンジで2~3分加熱するだけでOK。
これなら忙しい朝でも楽ですね。
冷凍したお米をおいしく食べるコツは、炊き立ての熱々の状態でラップに包むこと。
炊き立てのもわもわの蒸気ごとラップに包むことでお米が保水され、レンジで解凍してもパサつかずにおいしく食べられます。
メインのおかずは作り置きしておく

一番大変なところですが、メインのおかずは週末に作り置きしておくこと。
メインおかずさえ作り置きしておけば、あとは弁当箱に詰めるだけです。
4~5品ほど作っておけば、おかずのローテーションも組めます。
「作り置きするほうが大変なんじゃ…」
と思うかもしれませんが、慣れれば4~5品でも2時間もあれば作れます。
それに、まとめて作っておけばお昼の弁当だけでなく、夕食のおかずにもできます。
そう考えると、毎食毎食料理するよりも、1度にまとめて作ったほうが明らかに効率的。
男なら好きですよね、効率化。
作り置きをするためにも、ガラス容器だけは買っておきましょう。
「イワキの耐熱ガラス容器」が鉄板におすすめですが、ダイソーでも同じようなものが300円と安く買えます。
▼こちらの記事では、料理初心者のために作り置きの始め方のポイントを解説しました
卵焼きだけは毎日焼く
男性の場合、メインおかずだけでは少し物足りないです。
そこでおすすめは、卵焼きだけは毎朝焼くこと。
卵焼きだけなら3分もあれば焼けます。
卵焼きは簡単に調理できるだけでなく、安くて、タンパク質も豊富で、食べ応えもあります。
弁当に卵焼きが入っているだけで、彩りも満足感も全然違います。
味付けは、スタンダードに塩こしょうや醤油でもいいですが、白だしだけを加えれば、簡単に激ウマのだし巻き卵も作れます。
弁当にはだし巻き卵のほうがいいかもです。
ちなみに、卵焼き専用のフライパンがなくても、普通のテフロンのフライパンでも全然作れます。
▼フライパンは、キプロスターの業務用アルミフライパンが超おすすめ。2,000円で買える最高のフライパンです
漬物を常時ストックしておく
漬物は、お手軽な副菜になるだけではありません。
漬物には塩やお酢が使われているので、食材が腐食することを防いでくれます。
できれば漬物も自分で作るのがおすすめ。
作り方はめちゃくちゃ簡単です。
好きな野菜を適当な大きさに切ってポリ袋に入れ、「塩、お酢、塩昆布、白だし」のどれかを入れて冷蔵庫で30分ほど置いておくだけ。
「大根、ニンジン、玉ねぎ、キュウリ」など、野菜ならなんでもOKです。
ただ、シュウ酸 (アクっぽいやつ) の多く含まれる「小松菜、ほうれん草、チンゲン菜、オクラ、なす」などの野菜は、水で濡らしてサランランプで包んで電子レンジで1~2分ほど加熱しましょう。
わざわざ鍋で湯でなくても、これだけでOKです。
「どうしても漬物を自分で作るのがめんどくさい」
という人は、市販品を買ってもいいです。漬物はそれほど高いものでもありません。
忙しい社会人でも朝の10分でお弁当を作る流れ
弁当作りの流れは大まかに4ステップ。
流れを簡単に紹介しておきます。
- 電子レンジで米を解凍する
まずは米を解凍します。
最初に米を電子レンジに放り込んでおくことで、他の作業と同時進行できて効率的。
- 米を解凍している間に、卵焼きを作る
電子レンジで米を解凍しながら、卵焼きを作っていきます。
たまご2個と白だしを混ぜて、フライパンで焼くだけ。
米の解凍が終わるころにはできると思います。
- 米、卵焼き、作り置きおかず、漬物を盛り付ける
解凍した米と作った卵焼き、それに、作り置きしたおかずと漬物を弁当に盛り付けます。
それっぽく盛るだけです。
すぐに弁当のフタを閉めると白米と卵の蒸気で腐りやすくなるので、粗熱がとれるまで放置しましょう。
- 洗い物をする
弁当を放置しながら、卵焼き作りで使ったフライパンや菜箸を洗います。
この流れでおおよそ10分くらい。
簡単ですよね。
一人暮らしの社会人男におすすめの弁当箱
ぜひ、お気に入りの弁当箱を買いましょう。
毎日使うものなので、多少高いものでも満足度は高くなります。
私の場合、作り置きの保存容器にもしているガラス容器を弁当箱としても使っています。少ないもので暮らすのが好きなので兼用していますが、弁当はお気に入りのものを持つほうがいいと思います。
個人的には、弁当箱は天然木を使った「曲げわっぱの弁当箱」がおすすめです。
木材には水分を吸収する働きがあるので、白米やおかずの余分な水分をほどよく吸ってくれて、冷めてもおいしいお弁当になります。
また、水分は腐食の原因にもなるので、腐りにくくもなるメリットもあります。
三好漆喰の「まげワッパくん」なんていいですね。
ご飯がおいしく見えるおしゃれなビジュアルです。
700mlの中サイズと、900mlの大サイズがありますが、大人なら中サイズで十分だと思います。
あとは、弁当箱を入れるバッグや布も用意する必要があります。
100均で適当なものが手に入りますが、もうちょっとテンション上げたいなら1,000円くらいのお気に入りのものを探してください。
ただ、夏場はお弁当が腐りやすいので、保冷バッグ仕様にしておくといいかと思います。
最後に
一人暮らしの社会人男が毎日弁当を作り続けるコツを紹介しました。
当記事をまとめます。
- 一人暮らしの社会人が節約したいなら、弁当生活はおすすめ
- 弁当作りを続けるには、弁当の基本型を決めておくと楽
- 白米はまとめて炊いて、サランラップで小分け冷凍しておく
- 週末にまとめて作り置きをして、メインのおかずにする
- 卵2個と白だしのだし巻き卵焼きだけは、毎日作るといい
- 漬物は副菜となるだけでなく、防腐効果もある
- 白米を温めて、卵焼きを焼き、盛るだけなので所要時間10分
- 弁当箱には吸水効果のある天然木の「曲げわっぱ」がおすすめ
食費の節約には、やっぱり自炊です。
外食で1食500円だとしても、20日稼働で月1万円の昼食代になります。実際には、コンビニなどで余計にお菓子やお茶も買ってしまって、もっとお金はかかると思います。
しかし、弁当を自炊すれば1食200円ほどですむので、月4,000円ほどです。
弁当作りは、基本の型を決めてしまえばそれほど難しくないので、挑戦してみる価値は十分にあると思いますよ。
▼こちらの記事では、男性でも料理は絶対にできたほうがいい理由を紹介しています。料理は奥が深いので、凝り性の男性ほどハマると思いますよ!
以上