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いますぐできるスローライフな生き方!3つのポイントとは?
大自然の中でゆっくりとスローライフを送りたい。
そんな方に向けて。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。月8万円の生活費で暮らしている30歳ミニマリストです。
スローライフというと、「田舎でゆっくり過ごす」みたいなイメージを持つかもしれません。
ですが、必ずしも田舎で暮らすことだけがスローライフではありません。
大切なことは、「なぜ、田舎暮らしがスローライフになるのか?」という本質を理解することです。
その本質さえ理解できれば、普段の暮らしに応用することでいますぐにでもスローライフな生き方ができます。
そこで本記事では、スローライフな生き方の3つポイントと私が実践している暮らしのアイデアを紹介します。
スローライフな生き方とは?
結論からいえば、ポイントはこの3つだと思っています。
- 不便・不合理・非効率を楽しむこと
- 時間をたっぷりと贅沢に使うこと
- 知恵と工夫で困りごとを解決すること
不便・不合理・非効率を楽しむこと
「自然が豊かな場所で、畑で野菜を育てたりしながら自給自足的に暮らす」
そんな暮らしこそがスローライフだとイメージするのではないでしょうか。
このような暮らしを言い換えると、「不便・不合理・非効率を楽しむこと」です。
田舎には娯楽がありません。最寄りのスーパーに行くにも車が必須です。なにをするにしても不便な場所。
それでも豊かに暮らせるのは、不便や不合理を楽しんでいるからです。
- 娯楽がないなら、自分で楽しいことを作る
- スーパーがないなら、自分で食べ物を作る
- ものがすぐに買えないから、知恵と工夫で乗り切る
この本質が見えていないと、スローライフはただの不便な暮らしでしかありません。
つまり、田舎だからスローライフを送れるのではなく、不便に利益を見出すことがスローライフなのです。
時間をたっぷりと贅沢に使うこと
「スロー」というだけあって、「時間」との関係性は深いです。
高度な技術を使えば1分で終わることを、あえてアナログで処理することで1時間をかける。
そんな時間を贅沢に使った暮らしが、スローライフです。
時間効率を追求することによって、たしかに時間は生まれるかもしれません。
しかし、効率を求めた先に生まれた時間でなにをするか。
暮らしを豊かにする上で大事なことは、ここです。
お掃除ロボットのおかげで時間の時短ができても、生まれた時間でYouTubeをだらだら見るだけなら、そもそも時間効率なんてせずに、時間にゆとりを持って掃除をしたほうが楽しかったかもしれません。
実際、時間をじっくりとかけて取り組むことで、めんどうなことからこそ豊かさは生まれます。
知恵と工夫で困りごとを解決すること
現代には、便利なもので溢れています。
しかし、ほとんどのものはあったら便利だけど、なくても困らないものばかりです。
「困ったことがあればAmazonでポチる」「100円ショップで便利そうなものを買う」「あると安心だからまとめ買いする」「料理がめんどくさいから外食する」
そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、そうではなくて、困ったことは知恵と工夫で乗り切ること。
ここに小さな豊かさが隠れています。
手間がかかっても、時間がかかっても、自分の力で困ったことを解決したり、自分の欲求を満たしたりできる。
だから、豊かなのです。
ミニマリストが実践するスローライフな暮らし
「不便や不合理を楽しんで、時間を贅沢に使って、工夫をして暮らす」
そうはいってもピンとこないかもしれません。
そこで、ミニマリストである私が実践しているスローライフな暮らしを8つ紹介します。
- 乗り物ではなく歩いて移動
- 床掃除はホウキで
- SNSのアプリは削除
- ネット記事より読書
- ファストフードを自炊
- スケジュールは真っ白
- 困ってからものを買う
- 野菜を育てる
乗り物ではなく歩いて移動
「スーパーまで歩いて買い物に行く」「休日に時間があれば目的もなく歩いてみる」「会社までを徒歩で通勤する」など、日常的に歩くことを習慣にしています。
自動車や電車など、乗り物は速くてすぐに目的地にたどり着けます。
一方で、スピードが速すぎることで、見逃しているものもたくさんあります。
たとえば…
- 野に咲いたきれいな花
- ワクワクする狭い小路
- 粋な雰囲気のお店
- 野道を歩く猫の家族
それが普段から歩いて移動することによって、日常に隠れた小さな豊かさを見つけられるようになります。
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床掃除はホウキで
1k8畳の広くはない部屋に住んでいることもありますが、床はホウキで掃き掃除しています。
たしかに、掃除機やお掃除ロボットのほうが楽かもしれません。
しかし、体を動かしながらホウキで床を掃く時間は心地がいいのです。
それに、ホウキはちょっとした段差に溜まったホコリも払えたりと、家電製品では手の届かない痒いところに手が届くメリットもあります。
ちなみに、床掃除が楽しくなるように、デザインが素敵でついつい使いたくなるような「棕櫚箒」を愛用しています。
関連記事:一人暮らしには掃除機もクイックルワイパーもいらない!ホウキが最強の掃除道具
SNSのアプリは削除
スマホには、SNSアプリは一切入れていません。
あえて、アプリは削除して、わざわざブラウザから検索してしかたどり着けないようにしています。
同時に、部屋の中ではできるだけスマホを触らないように、部屋の隅でスマホを充電しっぱなしにしています。
スマホを触ったところで、YouTubeを見るか、Twitterのタイムラインを見てしまうだけです。
それなら、スマホには強制的にでも触らないようにして、生まれた時間でゆっくりと読書するほうがずっと豊かさを感じます。
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ネット記事より読書
毎朝、家を出なければいけない30分早くて起きて、本を読むことを日課にしています。
読むジャンルの本は決めておらず、そのときの気分で決めています。ビジネス書を読むこともあれば、哲学書や小説も読みます。
ネットの記事は、最新の情報を、短時間で効率的に得ることができます。
しかし、最新の情報を得たところで活かせる場面なんてほとんどありません。
それなら、意味なんてなくても本を読んでいたほうがいいです。
本の活字を目で追っている瞬間は悩みも消えて、本を読むことで昨日の自分よりも少しでも賢くなっている自分を感じられます。
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ファストフードを自炊
「ハンバーガー」「ピザ」「サンドイッチ」などのファストフードは、あえて時間をかけて自炊しています。
ファストフードを、スローに調理するわけです。
バンズを業務用スーパーで買ってきて、塩こしょうで味付けした牛肉を焼いてシンプルに挟むだけ。それなのに、ファストフードで食べるよりもずっとおいしいです。
ピザだって、小麦粉をこねて生地を作り、自家製トマトソースを煮込んで、フライパンで焼く。時間も手間もかかりますが、買うよりもおいしくて、なにより作っている時間そのものが楽しい時間になります。
ファストフードだから悪いのではなく、食を楽しむ余裕がないことがもったいないだけです。
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スケジュールは真っ白
スケジュールはほとんど入れないようにしています。
友人らと遊ぶ場合でも、事前に予定は入れずに、その日の気分で遊ぶことを決めます。
その日の体調や天気など、そのとき自分で一番幸福を感じる過ごし方を選ぶこと。
そのためには、スケジュール帳を真っ白にしておきます。
「外に出たくないなら家から一歩も出ない」「考え事がしたいなら、近所をぶらぶらと散歩する」といった選択ができることが、豊かです。
困ってからものを買う
日用品や食料、調味料などはストックせずに、なくなってから買うようにしています。
いつもあることが当たり前になると、それを必需品だと思い込んでしまうからです。
しかし、ない状態を経験してはじめて、なくても困らないものだと気が付くことがあります。
実際のところ、あるもので工夫すれば、なんてことなく暮らせることがほとんどです。
必要だと思っていたものがなくなることで、在庫管理の手間がなくなったり、買い物に行くこと自体が減ったりと、むしろ快適に暮らせるようになります。
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野菜を育てる
30歳になってから始めた趣味ですが、市の管理する畑を借りて家庭菜園をしています。
正直、畑を借りるお金や畑を往復する時間、畑の土を耕したり雑草を刈ったりする手間を考えれば、スーパーで買った野菜のほうが遥かにコスパがいいです。
しかし、たとえ不合理でも、畑で土だらけになりながら体を動かすことが気持ちいいのです。
それに、小さな種が芽を出し、必死に太陽の光を吸収しようと葉を広げる姿には、感動すら覚えます。
関連記事:30歳からの趣味に家庭菜園は最高!3つの魅力とは?
最後に
ということで、スローライフな生き方ポイントと私が実践しているスローライフな暮らしを紹介しました。
結局のところ、スローライフとは不合理や不便を楽しむことです。
無駄なことにたっぷりと時間をかけてみたり、お金を使えばすぐに解決できることをあえて自分の手で工夫したりする暮らし方です。
そして、そんな不便な暮らしを楽しむことこそが、スローライフです。
そのことに気がついていないと、不便な暮らしは不便なだけで、非効率な暮らしは非効率な暮らしでしかありません。
このことを意識した上で、普段の暮らしの中であえて不合理や不便なことを作ってみてください。
きっと毎日の暮らしはちょっと刺激的で楽しいものになるはずです。
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