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ミニマリストの家賃の節約術!安い賃貸でも満足度を上げる物件選びのコツ
家賃を節約するために引っ越すか悩む。安い賃貸物件でも生活の満足度を上げるコツって?
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。月8万円の生活費で暮らしている30歳ミニマリストです。
私は20代で6回の引っ越しをしてきました。2年に1度は引っ越したことになります。
その中で、安い賃貸でも楽しく暮らせる方法を模索してきました。
実際のところ、物件選びのコツを抑えれば、家賃の安い古い物件であっても楽しく暮らすことはできます。
そこで本記事では、引っ越し狂のミニマリストが家賃を節約しながら満足度の高い生活をするための物件選びにコツを紹介します。
ミニマリストが家賃の節約で実践する物件探しのコツ
結論からいえば、コツは4つあります。
- 仲のいい友人の1.6km以内に住む
- 職場まで徒歩1時間圏内の場所に住む
- スーパーまで徒歩10分で行ける場所に住む
- おしゃれな部屋の作り方を学ぶ
仲のいい友達の1.6km以内に住む
アメリカで大規模的に行われた研究において、「仲のいい友人や兄弟と1.6km以内に住むと幸せになれる可能性が高くなる」ことがわかっています。
- アメリカのマサチューセッツ州で5,124人 を対象に、1983年から2003年までの20年間に渡った追跡調査
- 結婚や転職などによる転居の情報を記録し、「将来について希望を感じたか」「幸せだったか」「人生を楽しんだか」 「他の人と同じくらい良いと感じたか」の4つの項目で、週にどの程度の頻度でそれを感じたかを調査・統計分析した結果
参考文献:Dynamic spread of happiness in a large social network: longitudinal analysis over 20 years in the Framingham Heart Study, James H Fowler, associate professor, Nicholas A Christakis, professor, 10 September 2008
調査結果は以下の通りとなっています。
簡単にいえば、自分と1.6km以内に住む属性の人によって自分がどのくらいの確率で幸福になるかを示しています。
その中でもダントツで幸福になる可能性が高いのは、「相互に友人だと認識する友人」の近くに住んだ場合です。
つまり、めちゃくちゃ仲のいい友人と1.6kmに住めば、かなりの確率で幸せになれることを示しています。
しかも、この研究では自力で自分が幸せにならなくとも、仲のいい友人や兄弟が幸せになるだけで自分まで幸せになる可能性が高まることを明らかにしました。
なんとなくですが、肌感覚的でこの研究の結果は分かる気がしませんか。
1.6kmといったら歩いても30分以内とかの距離です。
平日の仕事終わりにふらっと遊びにいくこともできれば、休日にすぐに集まることだってできます。
そんな友人らが幸せでいてくれたら、自分までハッピーになるのが簡単に想像できます。
実際私は、1年間だけですが、仲のいい友人と同じ家に住んでいたことがあります。
私が転職をきっかけに解散しましたが、当時は毎日が楽しかったですね。
気心が知れた友人の近くに住むというのはいいものですよ。
関連記事:社会人が友達3人とノリで1年間ルームシェアした感想!これから始めるにアドバイスも
会社まで徒歩1時間以内の場所に住む
著書「脳を鍛えるには運動しかない!」によると、ウォーキングなどの有酸素運動で、学習能力の向上や不安な気持ちの抑制、依存症からの脱出、加齢を抑制などに効果があると説明されています。
時間でいえば、1週間のうちに6時間(360分)以上が望ましいとか。
つまり、会社に徒歩で通える範囲に住むことで脳を鍛えられます。
また、シンプルに会社まで歩いて通えるだけでずいぶんと快適に過ごせるようになります。
電車やバスを待つ時間もなければ、満員電車でストレスを感じることもなくなるわけですから。
家を出てから職場につくまで季節の変化を肌で感じながらゆっくりと歩くのは、想像しただけでもメンタルによさそうではないですか。
実際、私は会社まで歩いて片道30〜40分の場所に住んでいますが、かなり快適に過ごせています。
関連記事:片道30分の徒歩通勤を毎日続けている決定的な2つの理由
スーパーが徒歩10分以内にある場所に住む
食生活が豊かになると、生活は自然と豊かになります。
そこで重要になるのが、近くにスーパーがあるかどうかです。
徒歩10分ほどの距離にスーパーがあれば、気軽に歩いてすぐに食べ物が調達できます。
栄養のある食材をさくっと買ってきて自炊すれば、栄養バランスのとれた食事もしやすくなります。
また、食生活が整えれば体型も維持しやすくなります。
「外見が理想的かどうか」は、「お金があるかどうか」と同じくらいに幸福度に左右するといわれています。
そのため、徒歩圏内にスーパーがあることで暮らしは豊かになりやすいです。
しかし、職場とスーパーまで歩いて通える位置に住めば、車を手放すこともできます。
そうすれば大きく節約にもなるので、さらにお金は貯まりやすくなります。
関連記事:地方住みでも車なし生活!整えるべき3つの条件とは?
おしゃれな部屋をつくるコツを知る
賃貸の築年数は、食材でいうところの新鮮さです。
新鮮な食材はなにもしなくておいしくいただけます。
逆に、少し日の経った食材は工夫しないとおいしく食べられません。
しかし、料理の技術さえあれば新鮮でない食材でもおいしい料理を作ることができます。
部屋作りでも同じです。
狭くて古い賃貸物件でもおしゃれな部屋をつくる知識があれば、十分に心地いい空間をデザインすることはできます。
つまり、家賃を節約するために「知識で勝負する」というわけです。
おしゃれな部屋をつくる方法については、「ミニマリストがおしゃれな部屋を作る7つのポイントを解説」の記事でも紹介していているので参考にしてください。
家賃を節約してお金を貯めることのメリット
「古い賃貸に住んで家賃を節約してまでお金を貯める意味あるの?」
そんな疑問を抱くかもしれません。
しかし、お金を貯めることは人生の満足度を上げる上で確実に重要になります。
なぜならば、お金は選択肢そのものだからです。
まとまったお金さえあれば、新しいことに挑戦することや、辛い環境から逃げ出す選択肢を持つことができます。
逆に、もし貯金がない状態だと苦しい状況にいても一歩も動けません。
お金を貯めるために会社で昇給を目指したり、副業で収入を増やしたりするのもいいですが、手っ取り早くお金を貯めるには「家賃を抑えること」が一番です。
たとえば、家賃6万円の物件から家賃3万円の物件に引っ越した場合、年間で36万円の節約効果が生まれます。
これがどれほどの金額かというと、トヨタ自動車などの最大手企業でも年間の昇給額は12万円です。
そのため、年間で36万円節約できるということは、会社員として昇給するよりもお金を貯める上で何倍も効果があるというわけです。
家賃を節約してお金を貯めれば、人生はずっと楽になります。
関連記事:普通のサラリーマンこそ資産1,000万円を最速を目指すべき理由
最後に
家賃を節約するために安い賃貸に住んでも生活の満足度を上げる物件探しのコツを紹介しました。
- 仲のいい友人と1.6km以内に住むことで、幸福度が上がる可能性が高い
- 会社まで徒歩1時間以内の場所に住むことで、脳を鍛えられる
- スーパーまで徒歩10分以内の場所に住むことで、食生活を改善できる
- おしゃれな部屋をつくる方法を学ぶことで、古い賃貸でもリラックス空間を作れる
- 家賃を節約してお金を貯めれば、人生の選択肢を増やすことができる
実際のところ、引っ越しをして家賃を下げることは簡単です。
しかも、大きく部屋のグレードを落とすことにもなりません。
そこで重要になるのが、「オフシーズンに引っ越しをすること」。
自らの意思をきかっけにオフシーズンに引っ越しを決めることで初期費用や家賃を交渉しやすく、結果的にコスパのいい部屋が借りられます。
お金をかけない引っ越しの詳しい手順は、拙著『ミニマリスト式超引っ越し術: 人生を変える攻めの引っ越しの技術』でまとめています。必ず役に立つ内容なので、合わせて読んでみてください。
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以上
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