※Kindle Unlimited読み放題対象です
とにかく買わない生活にチャレンジ!お金を使わない日を増やす5つのコツ
買わない生活のメリットって?お金を使わない日を増やすコツは?
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で暮らしているミニマリストです。
絶賛、ものを買わない生活にチャレンジ中。
チャレンジ中というより、とにかく買わない生活を習慣にしています。
お金を使わない日を増やすことで、想像していなかったメリットも実感しています。
そこで本記事では、とにかく買わない暮らしに生活チャレンジ中のミニマリストが実感しているメリットと、お金を使わない日を増やすコツを紹介します。
とにかく買わない生活にチャレンジする理由
「ずっとほしかったものを買う」
このことは幸せなことだと思っていました。
しかし、私には気が付いたことがあります。
それは、「ほしいものをいくら買っても次から次へと溢れてくる」ということです。
一時的には嬉しい気持ちになっても、長く心が満たされることはありませんでした。
現代というのは、低価格で高品質のもので溢れた物質的に豊かな時代です。
これは疑いようがありません。
新品のノートパソコンもスマホも3万円もあれば十分なものが買えるし、ユニクロやGUにいけばおしゃれで高品質な服が1,000円ほどで購入できます。
ほんの10年20年前ではありえなかったことです。
それだけ豊かな時代を生きているはずなのに、次から次へと湧き上がる物欲を抑えられません。
心が満たされることもありません。
「これはやっぱりおかしい」と、そう思ったのです。
だから、私はとにかくものを買わない生活を始めました。
- 平日は財布を開かずに1円もお金を使わない
- 服は1着捨てたら1着買っていいルールで縛る
- 靴は買い足さずに履きつぶしたら買い替える
- 本は買わずに図書館を利用する
- 外食はできるだけせずに自炊する
このように、お金を使わずに暮らすこと意識するようになりました。
なんだかケチでつまらなさそうな暮らしに思えるかもしれません。
ですが、買わない生活によって確かなよろこび手応えを感じています。
ミニマリストが実感する買わない生活のメリット
実際に買わない生活にチャレンジしてみ実感しいてるメリットは大きく3つあります。
- お金の浪費が激減する
- 体力の消耗をしなくなる
- 家事の手間が減る
ほしいものを買う生活をすることで、失っているものもあったと気が付きました。
その失っているものとは、「お金・体力・時間」の3つです。
お金の浪費が激減した
買わない生活のメリットのひとつめは、「お金が手に入ること」です。
正確には、お金の浪費が激減することです。
当然ですが、お金を使わなければお金は減っていきません。
実際のところ、お金を使うとそれが呼び水となって、またお金を使いたくなるものです。
たとえば、コンビニでおにぎり1個買うつもりがアイスコーヒーとお菓子も買っていた。本来、100円しかお金を使わないでいいところを300円使ってしまった。
そんな経験ってありませんか。
要するに、お金を使うことで余計なお金まで使ってしまうものです。
だからこそ、買わない生活でお金を使わない日を増やすことでお金を節約できるようになりました。
話は少し変わりますが、「お金とは自分の命を使って手に入れたもの」という感覚を持っている人はどれくらいいるでしょうか。
お金とは、間違いなく自分の命そのものです。
なぜならば、お金は自分の時間という命そのものを使って手に入る対価だからです。
つまり、無駄なものを買わないことは自分の命を大切にすることと同じだと思っています。
お金が人生のすべてだとは思わないし、思いたくもありません。
ですが、自分の時間という命を使って手に入れたものであることには間違いありません。
そんな大切なお金だからこそ、無駄遣いは極力避けたほうがいいと思っています。
体力の消耗をしなくなる
ふたつめに実感しているメリットが、「体力の無駄な消耗を防げること」です。
ものを買うことには体力を使います。
Amazonや楽天市場といったネット通販の普及によって、買い物にかかる手間はずいぶんと短くなりました。
ほしいものを買うときは数クリックするだけです。
しかし、買い物にかかる手間はそれだけではありません。
新しいiPhoneを買うとき、新しい家電を買うとき、新しい日用品を買うとき、新しい服を買うとき、ネットで評判や比較の情報収集をすると思います。
もので溢れた現代はとにかく選択肢がたくさんあります。
それゆえに、買うものの選択肢を絞り込むために調べる手間がかかります。
インターネットという大海原に転がっている嘘か本当かもよく分からない膨大な情報から、情報を精査することは本当に体力を消耗します。
しかし、そもそもものを買わなければ情報を調べる必要もなければ、精査の必要だってありません。
ものを買わなくなることで大量の情報に触れる機会を減らし、体力の消耗を抑えられるようになりました。
家事の手間が減る
最後3つめのメリットが、「家事の手間が減って自由な時間が増えること」です。
たくさんものを買って、たくさんものを持っているほど、掃除や片付ける時間がかかります。
掃除や片付けのために使われている時間はバカにできません。
テレビ台やベッド、本棚、ソファー、テーブル、椅子がある部屋を掃除するのと、ベッドとテーブルしかない部屋を掃除するのでは、掃除にかかる手間と時間は全然違います。
1日10分の違いだとしても1ヶ月で約5時間、1年で約60時間にもなります。
それだけ時間を節約ができるということです。
また、ものが少なければ掃除もすぐ終わるため、「よし、掃除をしよう」と思いやすくなることもメリット。
ものがたくさんあるだけで掃除自体がめんどくさく感じますからね。
頻繁に掃除すればホコリやチリもたまりません。
ホコリやチリは嫌なにおいの原因になったり、アレルギーの持ちの人であれば体調不良に悪影響を及ぼしたりもします。
そのため、ものを買わないことで掃除時間を減らすだけでなく、掃除する習慣を生み、住環境や体のコンディションを整えることにも繋がっているというわけです。
お金を使わない日を増やす5つのコツ
「でも、どうやってお金を使わない日を作ればいいのか?」
私が実践している具体例を5つ紹介します。
- 週末にまとめて作り置きをする
- 果物やナッツを常備しておく
- 会社に水筒を持参する
- 歩ける距離は歩く
- あるもので代用する
週末にまとめて作り置きをする
フルタイムで忙しく働いていると、コンビニ飯やスーパーの惣菜を買ってしまいがちです。
家に帰ってから料理をするのは大変ですからね。
そのため、週末に食材をまとめ買いして平日5日分の作り置きをするのがおすすめです。
作り置きをしておくことで、「家に帰っても食事がある状態」を作ることができます。
家に帰りさえすれば電子レンジで温めるだけなので、仕事帰りにわざわざコンビニやスーパーに寄るほうが手間になります。
料理をあまりしない人にとって作り置きはハードルが高く感じるかもしれません。
ですが、慣れてしまえば、2時間もあれば4~5品くらいは作れるようになります。
なにより、料理のスキルは身につければ一生使えます。
できるだけ早く身につけておくで、それだけ長く効果を発揮してくれます。
関連記事:料理ができる男になるメリットを料理歴10年の経験から語る
果物やナッツを常備しておく
仕事で疲れていると、コンビニでチョコレートやスナック菓子などを買ってしまいがちです。
しかし、「お金を使わないためにコンビニには近づかない」と心に誓っても、自分の意思でお菓子を買うことは止められません。
なぜならば、お菓子には大量の油・砂糖・塩が使われており、依存性がかなり強いからです。
そこでおすすめは、家に果物やナッツなど栄養のある食べ物を常備しておくことです。
口が寂しいときはストックしておいた果物やナッツ類を食べることで、お菓子の中毒状態から抜け出すことができます。
おすすめは、「冷凍ブルーベリー」と「くるみ」です。
冷凍ブルーベリーはひんやりとシャーベットのようで、そのまま摘まむだけでもかなり満足度が高い果物です。
しかも、ブルーベリーは記憶力の向上・アンチエイジング・気分をよくするドーパミンの分泌など、体に超いいスーパーフードでもあります。
ベジフル大和の「冷凍ブルーベリー」を私は愛用しています。
大粒で甘く、3kgとたくさん入って5,000円。
3ヶ月は持つので、1ヶ月換算で1,666円とかなりお得。
これならお菓子を買うよりも安くすみます。
しかも、健康やお肌にもいいです。
また、くるみは「カークランド」のものが大容量で安くておすすめ。
くるみは食べ応えがあって味もおいしく、良質な脂質であるオメガ3を豊富に含んでいます。
関連記事:コンビニに行かないための5つの根本対策
会社には水筒を持参する
会社の自動販売機でコーヒーを買う人も多いのではないでしょうか。
朝出社してモーニングショット。昼飯を食べてから、さらに食後の一杯。
もうこれで2杯です。
1杯100円なら1日で200円。1ヶ月に換算すると約4,000円の出費にもなります。
この支出をなくします。
そのためには、ホットコーヒーを水筒を入れて持参すること。
インスタントコーヒーでいいので水筒を持ち歩けば、コーヒーを買うためにお金を使う理由がなくせます。
関連記事:コーヒー代を節約!職場に水筒を持参すれば年間10万円が浮くかも
歩ける距離は歩く
休日にちょっと買い物に出かけたりするときに電車やバスを使うことも多いと思います。
しかし、片道5kmくらいであれば1時間も歩けば着けるので、とにかく歩ける距離は歩くこと。
歩くことで、お金を使う機会を減らすことができます。
また、歩くことにはお金を節約する以上の効果があります。
それは、歩くことで脳を鍛えられることです。
著書「脳を鍛えるには運動しかない!」によると、ウォーキングなどの有酸素運動で学習能力の向上やうつなどの抑制、アンチエイジング、中毒状態からの脱却などに効果があると説明されています。
歩くことでネガティブな感情が抑えられて、不安を和らげるための支出も減ります。
関連記事:歩く習慣が最強!1日7kmのウォーキング習慣で実感した5つの効果
あるもので代用する
最後5つめのコツが、「あるもので代用して暮らすこと」です。
日常生活で困ったことがあったときは、お金で解決しようとせずにあるもので解決しようと工夫すること。
これだけでお金を使わない生活ができます。
実際のところ、工夫で解決できることはたくさんあります。
特に、生活日用品は兼用化できるもののも多いです。
関連記事:ミニマリスト直伝!生活日用品で代用できるもの15選
それでもお金を使ってしまう場合は?
「お金を使わない日を作ってもそれでもお金を使ってしまう」
そんなときはもう諦めましょう。
お金を使わずに節約することも大切ですが、それ以上にお金を使うことも大切です。
お金を使わない日を増やすことで、お金が貯まり、疲れにくく、家事の手間も減ります。
しかし、お金を使うことで「幸せだ!」と感じられるなら、それはそれで正しいと思います。
我慢に我慢を続けて苦しくなるくらいなら、開き直ってお金を使ってしまったほうがいい場合だってあります。
お金を使わない日を増やして無駄遣いを減らす。でも、お金を使う時は思う存分に楽しんでやる。
そのくらいのバランス感でちょうどいいです。
関連記事:豊かに暮らすためにお金をかけたほうがいいもの5選!かけないほうがいいものは?
最後に
買わない生活のメリットとお金を使わない日を増やすコツを紹介しました。
- ものを買うことで、「お金・体力・時間」の3つが失われている
- ものを買わないことで、お金の浪費がなくなりお金が貯まる
- ものを買うための情報収集などがなくなり、疲れにくくなる
- ものが増えないことで、掃除や片付けなどの家事の時間が減る
- 週末に作り置きすることで、外食をすることを減らせる
- 会社には水筒を持参して、コーヒーを買わないようにできる
- 果物とナッツをストックしておけばお菓子を買わなくできる
- たくさん歩くことでストレス発散にお金を使うことがが減る
- すぐにお金で解決せずにいまあるもので代用する
- それでもお金を使ってしまうなら、諦めてお金を使うことを楽しむ
買わない生活で失うことはほとんどありません。
むしろ、ものを買わないことで、お金・体力・時間が手に入ります。
そして、お金は心の安定を生み、体力は新たなことに挑戦するための源泉となり、時間は挑戦を続けるための燃料です。
これらのメリットは人生を豊かにする上では欠かせない要素だと思います。
なので、ぜひ買わない生活にチャレンジしてみてください。
節約を節約と感じないマインドを身につけることを目的にした拙著『ミニマリスト式超節約術: 月10万円でも楽しく暮らす』も合わせて読んでみてください。
>>Kindle Unlimitedで読み放題対象にしているので、30日間おためしで無料で読めます
▼関連記事
以上
なにおれKindle本「生きづらい人のためのシリーズ」を公開中
本書は、「生きづらさを抱える人が、生きづらさから抜け出し、最後には自分だけの生きる意味を見出すまでの道のり」を、全10のステージで解説しています。
いってしまえば、"生きづらい人に特化した超実践的な生き方の指南書" です。