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料理初心者の一人暮らし男のための自炊ガイド
一人暮らしの男がこれから自炊を始める上で知っておくことは?
そんな疑問に答えます。
ここんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で一人暮らしをしているミニマリストです。
これから自炊を始めようとする人の目的は、「節約」だと思います。
ですが、料理初心者がいきなり自炊を始めても意外と節約にならないことがあります。
たとえば、調理器具や調味料を買いすぎてしまったり、効率の悪い食材の買い物をしてしまったり。ラクをしようと料理の素を使ったり。
自炊で節約するには知識が必要です。
そこで本記事では、これから自炊をしたい料理初心者の一人暮らし男性に向けて、調理器具の揃え方、節約になる買い物のコツ、料理の時短や楽しむコツ、一人暮らしに役立つ最強の副菜レシピまで紹介します。
男の一人暮らしのための自炊ガイド【準備編】
まず準備することについて。
- まずはフライパンが1つあればいい
まずはフライパンが1つあればいい
必要な調理器具について。
まずは、テフロンのフライパンがひとつあればいいです。
自炊を始めようとすると道具を買い揃えたくなりますが、グッと気持ちを抑えてください。
調理器具や便利なキッチンツールは買えば買うほどお金がかかるし、結局は使わないことがほとんど。
フライパンで大半のことはできるので、本当に必要なものがあれば後から買い足せばいいです。
炒め物だけでなく、カレーや煮物、味噌汁なんかの汁物もフライパンで作れます。あと、お湯もフライパンで沸かせます。
おすすめのフライパンは、キプロスターの「業務用アルミフライパン」。
2,000円で購入できて、プロのシェフも愛用する本格仕様。圧底設計で熱伝導がいいため調理時間も短くなり、テフロン加工もされているので扱いやすいです。
あと、アルミボディが男心をくすぐるかっこよさなので、料理のモチベーションが上がります。
ただ、IHが非対応。
IHコンロを使っている人は、Amazonで適当なテフロンフライパンを2,000円くらいで買えばいいです。
キプロスターのフライパンの詳細レビューは、「【レビュー】キプロスターのフライパンの魅力は?安い、使いやすい、かっこいいの三拍子!」の記事を参考にしてください。
関連記事:ミニマリストに必要な調理器具は5つ!おすすめのキッチン用品も紹介
男の一人暮らしのための自炊ガイド【買い物編】
節約を意識した買い物のコツは3つ。
- 食材選びは100円を目安にする
- 食材は1週間分をまとめ買いする
- 調味料や料理の素は買いすぎない
食材選びは100円を目安にする
食材選びのコツについて。
ひとつの目安として、100円を判断基準にするといいです。
- お肉は100gで100円
- 魚は1尾で100円
- 野菜は1個や1袋で100円
- 納豆は1パック100円
- 豆腐は1パック100円
- たまご1パック100円
単位は違うにせよ、「100円以上になればなるほどコスパは悪くなる」と覚えてください。
旬の食材や当日のセールによって、なにが安いかは実際にスーパーに行ってみないとわかりません。
そのため、事前に献立を決めるのではなく、スーパーをぶらぶらしながら100円以下の食材で献立を考えるといいです。
これができるようになると、自炊の食費は一気に下がります。
関連記事:一人暮らしにおすすめの筋トレ食材まとめ!高たんぱく質で安いものを厳選
食材は1週間分をまとめ買いする
食材はまとめ買いしたほうがいいです。
大容量のほうが単価が安くなるということもありますが、それよりも大きなメリットがあります。
それは、「余計なものまで買ってしまうリスクを下げられること」です。
スーパーに買い物に行くと、なんとなく目についたお惣菜やお菓子などに手が伸びがちです。
つまり、スーパーに買い出しに行く回数が多ければ多いほど、食費が上がる可能性が高くなります。
そのため、買い出しは週末の1日にまとめるようにしましょう。
調味料や料理の素は買いすぎない
自炊初心者がやりがちな自炊コストを上げてしまうこと。
それは、調味料と料理の素を買いすぎることです。
たとえば、チンジャオロースを作るとしましょう。
ピーマンと豚肉が300円で買えたとします。塩こしょうと醤油だけでシンプルに調味すればいいところを、オイスターソースやチンジャオロースの素を買うことで、余分にコストがかかります。
焼き肉のタレやめんつゆ、味ぽん、ドレッシングなども同じようなものです。
まずは、この7つの調味料だけ揃えるのがおすすめ。
- 醤油
- 塩
- ブラックペッパー
- お酢
- オリーブオイル
- 白だし
- 片栗粉
基本の味付けは醤油と塩こしょう。清涼感がほしければお酢を、だし感がほしければ白だしを入れるようにします。
少ない調味料で料理ができるようになると自炊コストは大きく下がります。
関連記事:一人暮らしで最低限必要な調味料は7つだけ!少ない調味料で自炊するコツ
男の一人暮らしのための自炊ガイド【調理編】
できるだけ簡単に、よりおいしく、楽しく調理するコツは5つ。
- 電子レンジを活用しまくる
- 好きなことをしながら料理する
- キッチンペーパーはガンガン使う
- 食べる前に調理器具を洗う
- 使わない調味料は捨てる勇気を持つ
電子レンジを活用しまくる
フライパンが唯一苦手なこと。
それが、「蒸すこと」です。
そこで大活躍するのが、電子レンジ。
- かぼちゃ
- じゃがいも
- にんじん
- だいこん
- なす
このような火の通りにくい野菜でも、表面を濡らした状態でサランラップに包んでチンするだけで、簡単に中まで火を通せます。
これは覚えておいたほうがいいテクニック。
また、蒸すだけでなく、ほうれん草や小松菜などの葉物野菜も同じようにサランラップに包んで1分チンして、醤油と白だしでもぶっかければ、超簡単に絶品おひたしが作れます。
一人暮らしの狭いキッチンや一口しかないコンロでも、電子レンジをうまく使えば料理は超効率化します。
関連記事:料理を時短する14のコツ!自炊を習慣化したい人が知っておきたいこと
好きなことをしながら料理する
料理自体があまり好きになれない人。
そんな人は、好きなことをしながら料理するといいです。
- Amazon Primeで映画を流しながら料理する
- dアニメストアでアニメを見ながら料理する
- Amazon Musicで音楽を流しながら料理する
- Youtubeでエンタメ動画を見ながら料理する
好きなことを組み合わせることで、料理も楽しくなります。
私の場合、日常系アニメをだらだら流しながら料理することが多いですね。
料理で音が聴こえにくくなるので、完全ワイヤレスイヤホンがあるといいです。
コードレスなので料理の邪魔になりません。
ちなみに、私は、TaoTronicsの「SoundLiberty 97」を愛用しています。4,000円ちょっと買える完全ワイヤレスイヤホンの中では屈指のクオリティです。
キッチンペーパーをガンガン使う
料理中は、キッチンペーパーをガンガン使おう。
キッチンペーパーは、料理から掃除まで万能に使えます
- 肉や魚のドリップを拭き取る
- 洗った野菜の水気をとる
- 洗った皿の水気を拭く
- 料理中のまな板や包丁を掃除する
- シンクやガス台の汚れを拭きとる
- シンクのゴミ受けを掃除する
コスト面を考えても、キッチンペーパーは1ロール50円くらいと安価です。
「なんだかもったいない」という気持ちもわかります。
ですが、キッチンペーパーの使い方ひとつで、料理はおいしくなり、料理の効率も上がり、ストレスも減ります。
食べる前に調理器具を洗う
料理が完成したら、食べる前に調理器具を洗い終えてしまうこと。
これ、自炊のストレスを下げる上でめちゃくちゃ重要です。
料理は温かいうちに食べるのがおいしいことは間違いありません。
ですが、食べる前にフライパンなどの調理器具を一通り洗い終えておくことで、食後の洗い物のストレスからかなり解放されます。
調理器具の洗いものさえ終わっていれば、食後の洗い物は食器くらいです。
もし、食後にシンクがぐちゃぐちゃの状態だと、「自炊ってめんどくせえー!」となるわけです。
「料理は熱々が一番おいしい」という呪縛から意思を持って離れることで、自炊のストレスは大きく軽減されます。
2ヶ月使わなかった調味料は捨てる
使っていない調味料は捨てる勇気を持つこと。
2ヶ月というのはひとつの目安ですが、2ヶ月も使わない調味料は不要だと思っていいでしょう。
調味料を処分することは、食費の節約において効力を発揮します。
「捨てる」という痛みを伴う経験は、調味料を買いすぎるブレーキになります。
そうやって調味料を厳選していく作業が、自炊上級者の道へと繋がっています。
男の一人暮らしのための自炊ガイド【簡単レシピ編】
安くて、栄養満点で、手軽にできて、おいしいレシピを3つ紹介します。
メインのおかずにはなりませんが、一人暮らしにとって最強の副菜になるレシピです。
- ひきわり納豆オムレツ
- 野菜のおひたし
- 自家製漬物
ひきわり納豆オムレツ
私が毎日食べている「ひきわり納豆オムレツ」。
卵を3個使うのがポイントです。
1個100円ほどで、たんぱく質約30gを摂れる筋トレ飯で、満腹感もあってうまい。
作り方も超簡単です。
- 卵3個をフライパンに流し入れる
- 真ん中にタレを入れたひきわり納豆を入れる
- 納豆で卵で巻く
冷蔵庫には、卵とひきわり納豆を常備しよう。
関連記事:一人暮らしが助かる栄養のある貧乏飯レシピ10選【1人前100円】
野菜のおひたし
ほうれん草や小松菜で作る「野菜のおひたし」。
色の濃い野菜を摂るには、おひたしが最適です。
食卓を彩る副菜にもなるし、なにより簡単に作れます。
- 小松菜やほうれん草を水で濡らし、サランラップで包む
- 電子レンジで1分加熱し、放置して粗熱をとる
- 水気を手でよく絞り、醤油と白だしで和えたら完成
鍋にお湯を沸かして茹でる必要はなくて、水で濡らしてラップで包んでレンジでチン。
これでOKです。
関連記事:一人暮らしが野菜不足を解消!すぐに試せる自炊術を8つ紹介
自家製漬物
手作りの「自家製漬物」。
おひたし同様、一人暮らしに不足しがちな野菜不足解消に貢献します。
日を追うごとにおいしくなる漬物は、まさに食卓を豊かにするおかずです。
作るのが難しそうな漬物ですが、5分でできます。
- 好きな野菜を好きな大きさに切る
- ポリ袋に切った野菜を入れ、「塩・お酢・白だし・塩昆布・味噌」のどれかを入れる
- 調味料が全体にいきわたるようによく揉み込む
- 冷蔵庫で30分置いたら完成
冷蔵庫に漬物があるかないかで、一人暮らしの食卓の豊さは本当に変わります。
関連記事:一人暮らしの食卓には「漬物」がおすすめ!5分でできる超簡単な作り方
最後に
男の一人暮らしのための自炊ガイドをまとめました。
- まずはフライパンが1つあればいい
- 食材選びは100円を目安にする
- 食材は1週間分をまとめ買いする
- 調味料や料理の素は買いすぎない
- 電子レンジを活用しまくる
- 好きなことをしながら料理する
- キッチンペーパーはガンガン使う
- 食べる前に調理器具を洗う
- 使わない調味料は捨てる勇気を持つ
- 卵を積極的に食べる
- レンジでおひたしを作る
- 野菜は漬物にする
個人的には、仕事術や金融リテラシーなんかよりも、料理は真っ先に身につけるといいスキルのひとつだと思っています。
なぜならば、料理の腕が上達すれば外食の半分の支出で、いつでもおいしい料理を自分で作れるようになるからです。
もし、20歳で料理のスキルを身につければあと何十年とその恩恵を受け続けることができます。
一人暮らしは料理を修行するいいチャンスだと思って、ぜひ挑戦してみるといいと思いますよ。
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