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質素な暮らしでも幸せ!月8万円で暮らすミニマリストが実践していること
質素な暮らしって幸せなの?
そんな疑問を持つ方に向けて。
こんにちは、なにおれ(@lemologue) です。月8万円の生活費で質素倹約生活をしているミニマリストです。
「質素な生活」と聞くと、なんだか心まで貧しくなりそうな生活を想像するかもしれません。
しかし、そんなことは全くありません。
私は過去に月20万円くらい使って生活していたときもあります。
ですが、むしろ、月8万円で質素に暮らしているいまのほうが幸せとさえ感じます。
とはいえ、節約を中心においた「我慢の生活」では辛いだけだと思います。
そこで本記事では、月8万円で一人暮らしをしているミニマリストが実践していることを「衣服・食事・住居」の3つの観点で紹介します。
質素な暮らしでも幸せな理由
まずは、「なんで質素な生活でも楽しく暮らせるのか?」の根幹の部分をお話します。
質素な暮らしは、「贅沢をしない暮らし」とも言い換えられると思っています。
しかし、贅沢をしないからといって不幸ということはありません。
なぜならば、質素な暮らしとは、いまあるものに目を向ける暮らしともいえるからです。
「あれがあったらもっと便利だなあ」「もうちょっと高性能なものがほしいなあ」と思っても、いまあるものでも必要十分だということはよくあります。
おしゃれなものや高価なものなどの贅沢な類は求めはじめると終わりがありません。
「足りないことに目を向けるのではなく、もうすでに必要なものを持っている」
このことに自覚的になれば、私たちはもうすでに豊かさを手に入れていることに気が付きます。
贅沢をできるだけのお金があっても、あえて質素な暮らしを選ぶことで加速する求めすぎる気持ちにブレーキをかける。
そうすることでいまの暮らしの豊かさが際立ちます。
だから、少ないお金で質素に暮らしても日々に幸せを感じられるのだと思っています。
質素な暮らしで実践していること【衣服編】
お気に入りの服を少ない数で着回す
私の場合、仕事着・普段着・部屋着を合わせて、全16着の服で暮らしています。
自分のお気に入りで自分に似合う服だけ持っていればいい。
そう思っています。
服も求めすぎれば、逆にストレスにすらなりえます。
高価な服を着るとき以外は二軍のコーディネートだと錯覚してしまうし、高価な服は汚したくないからと神経質にもなります。
だからこそ、お気に入りの必要十分な服だけを残してあとはすべて手放す。
そうすることで、いつでも自分のベストコーディネートを楽しむこともできます。
また、服を増やさないようにも意識しています。
「服を買うタイミングは、基本的に服を捨てたときだけ」
服は買い足すのではなく、1着捨てたら新しい服を買う。
この「1捨1入」を基本ルールとすることで、服の数が増えていくことはありません。
関連記事:30代男性ミニマリストの服を全て公開【全16着+小物】
長く大切に愛用する
服や小物は少ししか持たない代わりに、お気に入りのアイテムを長く大切に使います。
これらは私が5年以上も愛用しているものたちです。
- ジャランスリワヤの「コインローファー」
- 金子眼鏡店の「メタルフレームのメガネ」
- ヌーディージーンズの「インディゴデニム」
自分が年齢を重ねると一緒にエイジングしてきた大好きなものたちです。
長く愛用するには、アイテムの選び方が大切。
傷みやすい素材や修理できないものにはお金を使わないこと。
逆に、丈夫で使うほどに味わいが増し、何度も直せるものにはお金をかけています。
3万円ほどの決して高価なものでなくても、5年や10年と長く愛用できるものを持つことは本当に豊かだと実感しています。
ブランド品よりも好きな服を着る
ブランド名や値段で服は選ばず、流行りのファッションにも乗らない。
自分の目で見て、手で触れてみて、心が踊ったものだけを買うようにしています。
流行りやブランドや他人の目を意識したファッション、それは「ただの見栄」です。
他人によく見られるための見栄に自分を着飾っても求める気持ちに終わりはきません。
自分が好きだと感じるものを、自分のためだけに身に着ける。
それがたまたまブランドのものかもしれないし、ユニクロのTシャツかもしれません。
質素な暮らしで実践していること【食事編】
外食はせずに自宅で粗食
仕事終わりに一人で外食をしたり、コンビニ弁当を買ったりすることはほぼありません。
仕事が終わればさっさと帰宅し、冷凍ご飯にインスタント味噌汁、それに週末に作り置きしておいたおかずで粗食を楽しみます。
ここでいう「粗食」とは、適当に作った粗末なご飯という意味ではありません。
米と味噌汁、漬け物などのシンプルな献立の食事のことを指します。
ハンバーグやカレーライス、オムライスなどの名前のある食事ではなく、1汁1菜や1汁2菜の簡素な食事をすることで、体調が整うことを実感しています。
一人暮らしの狭い部屋ですが、ダイニングテーブルと椅子を置いてゆっくりと食事をする。
これもまた質素な食事を楽しむコツです。
関連記事:質素な食事がむしろいい!食の断捨離のメリットとは?
お酒は飲まない
お酒は好きでしたが、いまもうほとんど飲みません。
お酒は飲んでいるその瞬間はいいですが、アルコールで頭の中がボーっとしたり、二日酔いで体調が優れなくなったりする日もあります。
そのため、普段の食事ではお酒は飲まずにゆっくりと質素な食事をしています。
食事中にお酒を飲まないことで食事の味付けも薄くなり、体の調子が良くなったとも感じます。
友人たちと会うときに飲むこともありますが、ビール1杯ほどしか飲みません。
気の合う仲間とお喋りをする時間は、お酒がなくても十分すぎるほどに幸せですね。
関連記事:20代でお酒をやめてよかった!努力せずにお酒をやめられた4つの習慣
質素な暮らしで実践していること【住居編】
部屋にはものを置かない
部屋にはできるだけものを置かないようにしています。
ものは持ちすぎず、足りないくらいのほうがメリットがあると感じています。
たとえば…
- テレビは持たないことで、本をゆっくりと読める
- ソファやラグよりもヨガマットを敷くことで、筋トレができる
- 照明はクリップライトだけのほうが、落ち着く暗さになる
「なくても困らないものを見極め、少ないもので暮らす」
部屋に余計なものがなければ、自由な時間が生まれ、集中力も増し、疲れにくくもなります。
また、ものが減るので掃除がしやすくり、家事の負担がって軽くなります。
そう考えると、ものは持ちすぎないほうがいいんです。
関連記事:30歳ミニマリスト男の一人暮らし部屋をすべて公開【1k8畳】
足りないものはあるもので代用する
少ないもので暮らしていると、「あれがあると便利なのになあ」なんて思うことがあります。
しかし、なんでも買い足しません。
新しくものを買うことよりも、家にあるもので代用できないかを真っ先に考える。
たいていのことはそれで解決します。
足りないことにストレスを感じるのではなく、足りないことを工夫で解決することに面白みを見い出す。
これができるようになると、なにげない日常はもっと楽しくなります。
少しのものでたくさんのことができる。
それはもはや快感ですらあります。
関連記事:ミニマリスト直伝!生活日用品で代用できるもの15選
質素な暮らしのおかげでお金も貯まる
「贅沢しない」「求めすぎない」「いまあるものに向ける」そんな質素な暮らしでは、いまの暮らしが十分に満たされていて豊かだということに気が付けます。
すると、勝手にお金も貯まるようになります。
というのも、求めすぎないので、お金を使うこともなくなるからです。
質素な生活でも幸せに暮らすにはたくさんのお金は必要ありません。
一人暮らしであれば、月10万円もあれば十分すぎるほど文化的で豊かな暮らしができます。
実際、私も月8万円未満の生活費でも楽しく暮らしています。
月10万円で生活ができれば、手取りが月15万円と決して多くない状況でも毎月5万円の貯蓄ができます。
年間で60万円、10年で600万円の蓄財ができます。
お金とは、「選択肢そのもの」だと思います。
お金があれば嫌な仕事を辞める選択もできるかもしれないし、新しいことにチャレンジする選択もできるかもしれません。
「質素な暮らし」と「貯金」。
このふたつは非常に相性がよく、質素な暮らしでお金が貯まり、そして、より幸せな暮らしに近づきます。
関連記事:【超節約生活】一人暮らしが月10万円の生活費で暮らす具体的な方法
最後に
ということで、月8万円で一人暮らしをしているミニマリストが実践している質素な暮らしについて紹介しました。
- 質素な暮らしは、求めすぎず、いまあるものに目を向ける暮らしのこと
- 質素に暮らすことですでに手に入れていた豊かさに気が付ける
- 服はブランドやトレンドに流されず、長く愛用できるお気に入りだけを持つ
- 白米と味噌汁、簡単な料理だけの粗食を楽しみ、酒は飲まない
- 部屋にはものを置かず、あるものだけで工夫しながら暮らす
- 質素な暮らしではお金が貯まり、より豊かさは増していく
「質素な暮らし」と「貧乏で不幸な暮らし」はイコールではありません。
その先入観や発想こそが、貧困で不幸ともいえます。
多くを求めすぎずに、いまあるものに目を向けて暮らすことで、いま手にしている豊かさに気が付き、お金も貯まるようになります。
すると、お金をたくさん使って暮らしていたときよりもきっとより幸せに暮らせます。
少ないお金でも楽しく暮らすアイデアを網羅した拙著『ミニマリスト式超ヒュッゲ術: 少ないお金で毎日を心地よく暮らすアイデア33』もぜひ読んでみてください。
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