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少ないお金で豊かに暮らす10のコツ!月8万円で暮らす倹約家が紹介
少ないお金で豊かに暮らすにはどうすればいいのか。
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。月8万円の生活費で暮らしている30歳のミニマリストです。
年間100万円ほどで実際に暮らしている経験からいえることですが。
それは、「少ないお金でも十分すぎるほどに豊かで楽しい暮らしができる」ということです。
本記事では、「お金を貯めたいけど貧相な暮らしは嫌だなあ」と思っている方に向けて、少ないお金で楽しむ方法を紹介します。
▼動画でも解説しています
少ないお金で豊かに暮らす10のコツ
早速ですが、こちらの10個です。
- 身の丈に合った暮らしを知る
- 少しづついいものを揃える
- 健康を最優先に考える
- 少ないもので暮らす
- ダイニングテーブルを置く
- 情報を遮断する
- 家事を楽しむ工夫をする
- 生産的な趣味を持つ
- 歩くことを習慣にする
- お金より時間を優先する
身の丈に合った暮らしを知る
まず重要なことが、自分の身の丈に合った暮らしを知ることです。
「身の丈に合った暮らし」とはどういう状態かというと、自分の収入からかなり余裕のある生活水準ということです。
たとえば、月20万円の収入があるなら、月10万円や月12万円の生活レベルが身の丈に合っています。月18万円や月20万円を使っていたら背伸びした暮らしです。
収入に関係なく金銭的に余裕がある暮らしをすることで、少ないお金でも楽しく暮らせるようになります。
もし、収入目一杯までお金を使って生活していれば、たしかにできることは多いかもしれません。しかし、いつまでもお金の不安がなくなりません。
それでは、いくらお金を使ったところで豊かに暮らすのは難しいでしょう。
だからこそ、自分の身の丈に合った暮らしを知ることが大切です。
結果的に、お金を使わなくても心に余裕が生まれて、楽しく暮らせるようになります。
関連記事:【超節約生活】一人暮らしが月10万円の生活費で暮らす具体的な方法
少しづついいものを揃える
豊かな暮らしというと、良質なものに囲まれた暮らしを想像するかもしれません。
すると、とにかくいいものを集めたくなります。
しかし、持つものは少しづつ集めたほうがいいです。
なぜならば、自分の感性はどんどん変わっていくからです。
一気にお気に入りのものを集めても、来年にはすべて飽きてしまっているかもしれません。それでは、たくさんのお金を無駄にしてしまいます。
だからこそ、お気に入りのものは1年に1つや2つくらいのペースで増やしていき、5〜10年くらい時間をかけます。
そうすれば、お金を無駄にせずに、好きなものに囲まれた豊かな暮らしができるようになります。
関連記事:30歳ミニマリスト男が毎日愛用しているアイテム14個を厳選
健康を最優先に考える
結局のところ、豊かな暮らしは健康の土台があってこそ。
どれだけお金があっても、どれだけ高価なものを持っていても、体が思うように動かなければ豊かとはいえないことが想像できると思います。
そして、健康な心身を作るためにお金はほとんど必要ありません。
- ヘルシーなものを食べる
- 食べすぎない
- たくさん運動する
- 本を読む
- たくさん寝る
健康は、当たり前のことの積み重ねです。
健康食品やスポーツジムなどにお金をかけず、まずは当たり前とされることを習慣にすることから始めるといいです。
関連記事:ミニマリストの健康術!機嫌よく暮らすために続けている10の習慣
少ないもので暮らす
少ないもので暮らすことで、豊かに暮らすことに繋がっています。
感覚的には、たくさんのものを持っていたほうが豊かだと思うかもしれません。
ですが、実際にはそんなことはありません。
たとえば、クローゼットに全然着ていない古びた服があるよりも、すべてが一軍のお気入りの服だけのほうが気持ちよいと思いませんか?
服の数は少ないかもしれませんが、どの服を着ても最高のコーディネートができます。
そのため、とにかく持っているものを減らすといいです。
具体的には、「自分が持っているものを全て把握できて、なぜそれを持っているかの理由を即答できるまで」ものを捨てるのがおすすめです。
この状態までいくと、自分が持っているのは、絶対に必要なものと本当に好きなものだけになります。
関連記事:断捨離が進まないときに試してほしいシンプルな1つの方法
ダイニングテーブルを置く
食生活を充実させることで、毎日の暮らしの豊かになります。
だからといって、食事にお金をかける必要はありません。
なんてことの白米と味噌汁、卵焼きだけでも十分に豊かさを引き出すことはできます。
大事なことは、食事を味覚だけで楽しもうとしないことです。
食を五感で楽しむ環境を整えることで、質素な食事でもおいしく感じるものです。
そのために揃えたいのが、「大きなダイニングテーブル」です。
私も一人暮らしを始めて5年くらいは、ローテーブルで生活していました。ですが、ローテーブルでの食事は姿勢が悪くなるので、ついつい食事が早くなりがちです。
その点、ダイニングテーブルでの食事は、ゆっくりと落ち着いて食事ができます。
「ダイニングテーブルは高くて手が出ない…」
という人は、DIYに挑戦してみるといいと思います。
色やサイズを自分好みにカスタムできて、しかも、買うよりも断然安くすみます。
関連記事:ミニマリストだけど机はマキシマム!テーブル周り環境も公開
情報を遮断する
私の感覚では、月10万円もあれば不自由もなく豊かな暮らしができます。
それでも多くの人が暮らしに満足できない理由は、過度な情報に触れているからです。
テレビやWEBメディア、Youtubeなどは広告ビジネスなので、お金を使いたくなるような施策をその道のプロたちがしのぎを削って考えています。
だから、本当は必要のないものまでほしいと思ってしまいます。
解決策としては、テレビは手放して、スマホは家では触らないような場所に置くこと。
テレビを手放すだけでも、過度な情報から離れられます。
スマホを手放すのは難しいので、部屋の中では部屋の隅で充電しっぱしにするなど、物理的に距離をおく工夫をするのがおすすめです。
関連記事:脱スマホできるシンプルな方法!スマホを使わない生活の感想も紹介
家事を楽しむ工夫をする
家事はめんどくさいですよね。
だからこそ、家事を楽しめるようになれば1日はもっと楽しくなります。
日常生活からマイナスの要素が減って、プラス要素が増えればハッピー理論です。
とはいえ、”気持ちの持ちよう” ではなんともなりません。
家事を楽しむには、手間を減らし、やる気を出す工夫が必要です。
たとえば…
- 掃除を楽しむために、掃除機ではなくホウキを使う
- 洗濯を楽しむために、お気に入りのハンガーで揃える
- 食器洗いを楽しむために、作家さんの食器を集める
- 料理を楽しむために、キッチンツールにこだわる
などの工夫ができるかもしれません。
「めんどくさいなあ」「やりたくないなあ」という気持ちをひっくり返すくらい、好きなものを揃えるのがポイントです。
生産的な趣味を持つ
外食をしたり、映画を観たり、ゲームをしたりするのは楽しいです。
しかし、誰かの作ったものを消費するだけの消費活動には、いつか飽きがやってきます。
時間を忘れるほど面白いことに出会うには、「自分でなにかをつくる創作活動」をすることです。
たとえば…
- ゲームが好きなら、プログラミングを勉強して自分でゲームを作ってみる
- 小説を読むのが好きなら、自分で小説を書いてみる
- アクセサリーが好きなら、自分でアクセサリーをハンドメイドしてみる
自分の好きなものを、自分で作ってみるのです。
いまの自分にスキルがなくても、これから学んでいけばいいだけです。
現代においては、なにかを学ぶためにお金はほとんどかかりません。
プログラミングを勉強するにしても、インターネットで無料、もしくは格安で学習できるサービスがいくらでも見つかります。
そうやって、興味のある創作活動をお金をかけずに学んでみて、少しづつレベルアップしていけば、いつかしか最高の趣味になります。
関連記事:暇すぎる一人暮らしにはひとりでできる創作活動が最高におすすめ
歩くことを習慣にする
少ないお金で暮らすとは、自分の欲求との闘いでもあります。
「お菓子が食べたい」「お酒が飲みたい」「新しい服がほしい」、そんな日常的に感じる欲求に反応して、私たちはお金を使っています。
しかし、歩くことを習慣にすることで、自分の欲求をコントロールできるようになります。
著書「脳を鍛えるには運動しかない!」によると、歩くなどの有酸素運動には、不安な気持ちやネガティブな感情を抑制したり、依存症や中毒症を抑えたりする働きもあると分かっています。
つまり、歩くことでストレス解消のためにお金を使わなくなるということです。
とはいえ、忙しい社会人にとって歩く時間をつくることは大変です。
そこで一番おすすめなのが、「会社まで歩いて通勤すること」。
1日のスケジュールの中に、強制的に歩くことを組み込むことができます。
会社まで遠すぎる場合は、「スーパーまで車で行っていたのを歩きにする」「エレベーターを使わずに階段を使う」「隣の駅まで電車に乗らず歩く」というように、日常の延長線上で歩けるポイントを探して、とにかく歩くようにするといいです。
関連記事:片道30分の徒歩通勤を毎日続けている2つの理由【メリット・デメリット】
お金より時間を優先する
最後のコツは、時間を人生の最優先事項に考えることです。
お金のことばかりを気にして生活していると、「お金が一番大切」と思えてきます。
しかし、よくよく考えてみると、お金そのものがほしいのではなくて、「お金を通じて時間がほしい」と思っていることに気が付きます。
お金があれば働かなくても好きなことができるわけですからね。
つまり、本当の豊かさとはお金があることではなく、時間がたくさんあることだといえます。
とはいえ、現実的にはお金は大切です。
だから、お金を使う喜びよりも、時間があることの喜びに目を向けてみます。
たとえば…
- 外食しなくても、家でゆっくり食事する時間がある
- 旅行しなくても、家で家族やパートナーと過ごす時間がある
- カフェに行けなくても、家でコーヒーを淹れて本を読む時間がある
- 居酒屋に行けなくても、友達と喋る時間がある
- レジャー施設に行けなくても、天気のいい日に散歩する時間がある
そうやって時間があることに目を向けてみると、見える世界は一変するかもしれません。
関連記事:『お金よりも時間が大切』と認識すると気楽に生きられる3つの理由
最後に
少ないお金で豊かに暮らすコツを、倹約家ミニマリストの目線で紹介しました。
当記事をまとめます。
- 身の丈に合った暮らしで、心にゆとりが生まれる
- お気に入りのものは、少しづつ揃える
- 健康でさえいれば、なにしても楽しくなる
- ものを捨てることで、好きなものに囲まれる
- ダイニングテーブルは、食を豊かにする
- 情報を遮断すると、欲望が刺激されない
- 家事を楽しむ工夫で、日常の嫌なことが減る
- 創作活動は、最高の趣味になる
- たくさん歩くことで、メンタルが安定する
- 時間を優先に考えると、豊かさが見えてくる
現代は、一人暮らしなら月10万円もあれば十分すぎるほど豊かに暮らせる時代です。
これは強がりでも貧乏人の虚勢でもなく、実際にそうだと確信しています。
少ないお金でも楽しく生活できることを体験すれば、人生のハードルは一気に下がります。
生きるためにそれほどお金を稼ぐ必要がなくなるわけなので。
生活費が下がればお金も貯まるようになり、さらに気楽に生きられるよう。
この好循環のサイクルが回り出します。
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